老犬になっても隙あれば何かしら悪さをするボブ。ぼぶぅと呼ばれる理由(笑)
その元気いっぱいなボブが、昨年暮れ辺りから続く軟便、多飲多尿や咳で通院、1月初めに受けた血液検査では特に問題無し。唯一、オシッコの比重が薄いという事でした。気管支の蛇行や咳が見られるため、念のためにと2月には専門医による心臓エコーや再度の血液検査を受け、その結果も特に問題無し。
咳はリード装着をカラーからハーネスに変えたことで気にならなくなった。喉辺りにもいくつかの腫瘤(検査済み)があり、咄嗟の引きが強いために影響していたのかな。
軟便であるためフード食のみに変えたが、多飲多尿は変わらず。
ところが4月29日夜に再び軟便だったのを皮切りに、30日に一度嘔吐。5月1日は散歩欲も元気もあるものの朝夕共に食べると暫くしてから嘔吐。夕食はほぼ消化しておらず、夜中にも嘔吐。腸閉塞や胃捻転を案じたがお腹は張っていないため、夜間救急には行かず翌朝回しに。朝、後ろ足に力が入らない様子もあり、耳辺りを触ると熱がある。
心臓エコーなどを診てもらった病院はコロナ対策関係でGWは休診中。近くのもう一件のかかりつけ動物病院へ。
熱は40度を超えていた。血液検査やエコーの結果、胆管炎であることが判明。尿の比重もかなり薄いとのこと。
それらを示す数値は重度を表していて、治療経過により高度医療センターでの手術可能性や、この病気の特徴でもある急激な悪化でもしものことも有りうるという説明を受けた。
肝臓は綺麗、胆管に小さなブツブツ発生
安静と、薬剤点滴による治療が即必要とのことでそのまま入院。治療経過が順調だとしても二週間以上の入院見込みとのこと。
ボブは亡きジェッシーと同じく我家で一番の古株であるから、連絡を入れた家族もいてもたってもいられず。入院日から毎日のように誰かしらが面会に行っている。(笑)
そして息子が面会一番乗り(笑)。撮ってくれた写メには、尾を弱々しく振っていたとメッセージ。
入院時はかなり重い状態との診断であったが、昨日夕方に担当獣医に問い合わせたところ「驚くほどの回復力、後に吐き戻したものの療法食フードを食べる欲がある。」と。
ぼぶぅ、どこまで卑しいのだ。その勢いで頑張ってくれ~(笑)
胆管炎は腸炎に続発することが多いとのこと(腸の細菌が胆管に入り込む)。急激に悪化する病でもあるため、二カ月前の血液検査では異常無しでも、老犬域に入るとさまざまに油断が出来ないのだと改めて心しました。