衣笠山でおさんぽ

  超ハイパーなボブが旅立ち、寂しくなったけれど、老犬Eセターズの鳥猟犬魂は未だに健在。

我流 かけションの直し方

2018-01-14 00:23:53 | 

アンパンマンの上で穏やかに眠るすぅちゃん(スノウ)。

 

 

スノウは我家にきて3カ月程経った頃、それまで気付かなかったいくつかの特技が見えてきました。

そのうちの一つ、食事が終わった直後に自分の食器やその近辺に、シャーっとオシッコを引っ掛けるという癖。

これは以前の、想像を絶する飢餓体験がもたらしたマーキングの一つだと思われます。

 

スノウは、当初からお散歩へ行くときにオシッコしても良い場所まで「チッコだめよ、まだよ」という声掛けをしていたため、オシッコをしてはいけない場所というのは理解できていたと思います。

それでも食後の「ボクのお食事エリア」的なマーキングはなかなか治らなかった。

そのまま放置するわけにはいかぬため、どのようにその癖を改善しようかと思って試行錯誤した結果、飢えを体験した犬には、やはりトリーツ作戦が功を奏しました。

その方法は第一段階として、

  • スノウが食べ終わるまで側にいる。
  • その間、呪文のように「チッコだめよぉ」と声掛け(笑)
  • 食べた直後に間を入れずトリーツを見せる。
  • 見せたままキッチン入口まで誘導、オスワリが出来たら誉めてから与える。

食べ終わりのタイミングを何かで逃すと失敗、この流れが失敗なく完璧になるまで半年以上もかかりました。

第二段階は、

  • 少し離れた見える場所から食べ終わりを確認して名前を呼ぶ。
  • その際にも、チッコダメよと声掛け。

これが一度も失敗なく完璧になるまでさらに半年以上。

そして二年経った頃には私がキッチンで待機していても、食べ終わるとマーキングせずに急いでキッチン入口までやってきてオスワリ。

「デザートクダサーイ」

もう声掛けせずとも、食後に自分の食器や周辺にマーキングする行為は一切見られなくなりました。

だから今でも食後のデザートとしてのトリーツ付き。もちろん他二頭も一緒に嬉しいおこぼれ。でも時々無し。

 

その後、スノウは去勢手術を受けました。

去勢手術を受けた後も、この状況に変化無し。

外でのマーキングは相変わらず行ないます。が、これは若くして手術を受けた犬と異なり、直ることは無いのではとも感じています。

そしてまた、よほどの事がない限りは、声掛けさえすれば民家の塀やアスファルトの上などオシッコをさせたくない場所にすることは無い為、声掛けの大切さを実感すると共に犬達の理解度にもとても感心しています。

もっとも我家は里山という環境のため散歩コースに土があり、犬のトイレ事情に理解ある近隣の方も多く、都会に住んでいる方に比べれば、とても恵まれていますね。

 

すぅちゃんはとってもキュートだじょ~

 

コメント (2)
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