衣笠山でおさんぽ

  超ハイパーなボブが旅立ち、寂しくなったけれど、老犬Eセターズの鳥猟犬魂は未だに健在。

ムラサキシキブとコムラサキ

2014-11-02 20:57:27 | 衣笠山
11月3日追記 知人に教えて頂き、花の名称「コムラサキシキブ」を正しくは「コムラサキ」に訂正しました。tomokazuさん、感謝!


今、衣笠山のあちらこちらで見かけるムラサキシキブ。



先日の記事でお伝えしたように、ムラサキシキブはコムラサキとの識別は難しい。

コムラサキとの識別は、葉柄と花柄の位置、実のなり方、葉の辺縁部のギザギザ具合により区別する。

・葉柄と花柄がほぼ同じ位置からでていればムラサキシキブ。2~3mmほどずれている位置から出ているのがコムラサキ。

・葉の辺縁部の下方にもギザギザがあるのがムラサキシキブ。

・ムラサキシキブは枝垂れしないが、コムラサキは枝垂れする。

・実がぶどうのように鈴なりになっているのはコムラサキ。

とはいえ、実際に区別するのはかなり難しいようだ。


こちらは実のなり方がムラサキシキブのように見えるけど、葉柄と花柄の出る位置が2~3㎜ずれている。

コムラサキ?

こちらは実が鈴なりで固まってついている。

コムラサキ?

だけど、葉柄と花柄の出る位置が隣接している。

ムラサキシキブ?

ではこちらは???


私の見解では、全て葉のギザギザが下部まで入っていることと、一つの房の実がぎっしりと密集していないこと、衣笠山に自生していることから、これらは全てムラサキシキブではないかと思う。


さて今朝は、管理所前の手作り切株アート花器にカラスウリが可愛らしく巻き付けてありました。
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