衣笠山でおさんぽ

  超ハイパーなボブが旅立ち、寂しくなったけれど、老犬Eセターズの鳥猟犬魂は未だに健在。

キケンな遊び

2013-09-19 17:34:15 | 
まずはこちら...



リビングのテラス側に置いてある足拭きマットの上に放置されていたハサミ。刃が開いた状態で見つかった。

良く見ると...


歯形が...!

ボブはソファでマヌケな顔して寝ている。ヴァレンシアに視線を移すと、耳を後ろに「カジリマシタ。エヘ!」という顔。

ヴァレンシアは、こちらが忘れたころにとんでもない物の齧り系遊びをすることが少なくない。しかも週末の廃品回収に出すための準備で、ハサミを使っていたのは誰でもない、私であった。してやられたり。


そして次の日の台風一過の運動散歩時....

衣笠山の斜面を上がっていくと、小枝や落ち葉が散乱している辺りの匂いをしきりに嗅いでいたヴァレンシア。

その後、自宅に戻り、私は用事で外出。帰宅後にボブ達を夕方散歩のために犬部屋へ迎えに行くと、なぜか私の顔を見て逃げ回るヴァレンシア。

なぜ???

それでもリードを装着しようとすると、バリケン内に飛び込み、一番奥で座り込んでいる。と思っていたら、身体を丸くし、苦しそうに何度も嘔吐した。

吐物をまずは確認すると、オレンジ色の外皮ごと銀杏の実が一個。どうやら朝の散歩時に食べていたらしい。


銀杏の実がたくさん落ちているのは、この海豹のいる斜面の下部

臭い物好きなヴァレンシア

なぜか???今年は小さな双子の銀杏が目立つ



そういえば、銀杏には確か、毒性があるはず。

東京都福祉保健局の食品安全情報サイトによると...

銀杏の果実には特有の悪臭があり、触れると外果皮に含まれるビロボールが原因でアレルギー性皮膚炎を起こすことがある。この外果皮を取り除き、かたい殻の中にある淡い黄色の部分をギンナンとして食用とする。

しかし有毒植物としての症状は、一度に多く食べると、おう吐、下痢、呼吸困難、けいれんなどを起こすこともあり、ギンナンを約7時間でおよそ50個食べ3時間後に全身性けいれんを起こした1歳の男児、50~60個食べ7時間後におう吐、下痢、9時間後に全身性けいれんを起こした2歳の女児、60個食べ4時間後からおう吐、下痢、両腕のふるえを起こした41歳の女性などの報告がある。

毒成分としては、ビタミンB6は、脳内の神経伝達物質の生成に重要な役割を担っているが、ギンナンには、ビタミンB6と構造の似た4'-メトキシピリドキシンを含んでおり、摂取するとビタミンB6の働きを阻害。数時間のうちにビタミンB6欠乏症となり、中毒になると考えられている。

という記述があった。犬の場合はどうなのだろうか。

いずれも大事に至らずに良かったが、ヴァレンシアとボブは相変わらずあの悪臭に魅かれ、近くを通るたびにどうにか銀杏を口にしようと狙っている。


コメント (2)
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