駒沢大学にあった名フレンチ『ラ・ターブル・ド・コンマ』。
重鎮・小峰シェフが腕を振るい、特に野菜料理に定評のあるお店でしたが
2012年1月末で惜しまれながらも閉店。
かなり涙された方が多かったようです。
そして。
2012年11月にひっそりと、神楽坂にて復活していたのです!
ワインショップ『アロムヴェール』に併設する形で誕生した『カーヴ・ド・コンマ』。
以前より席数は多く、そしてお料理がリーズナブルな価格に。
予約が取れなくなる前に伺いました。
それにしても、中のインテリアも素敵です。
テーブルも十分な間隔で置いてあるし、
おそらくアンティークな調度品も飾られている。
■「ペリエ」 840円
ランチは「パスタランチ」からコースまで
1050~5250円とバリエーションも豊か。
3150円のコースはメインを魚か肉か選ぶスタイルです。
カトラリーが素敵。
肉料理にはやっぱり「ラギオール」ですね。
☆ランチコース 3150円
■アミューズ
フルーツトマトと刻んだ生ハム、ディルを混ぜたなめらかなクリームチーズ。
■パン
外はパリっと、中はふわっと。
「あたため」たてではなく、「焼きたて」のようでした。
■本日の前菜
サーモンと加賀野菜。
彩りも美しく、野菜の旨み(甘みだけでない!)を引き出しています。
うわー、小峰シェフの野菜料理とはこういうことなのかしら。
■本日の肉料理 「鴨肉」
鴨肉はパリッと香ばしい皮と、噛み応えのあるシャキシャキした肉質。
添えてある白菜は3時間ほどゆっくりと火を入れ、
白菜の水分だけで仕上げたもの。
奥深いです。
・友人オーダー 本日の魚料理「甘鯛」
ヒラメはシェフからのサービスでプラス。
白アスパラも素敵だけど、蛤がおいしかったらしいです。
■本日のデザート 「フルーツグラタン」
アングレーズソースの中には、
キウイ、イチゴ、ブルーベリーなど色とりどりのフルーツ。
基本的にはフレッシュフルーツなのですが、
たまに驚くほどラムの効いたものがあるので
それだけ別にマリネしたのかしら?
■コーヒー
素敵なカップはジノリでした。
添えられた砂糖の中には「和三盆」も!
こういうところ、素敵です。
・ハーブティー
友人がオーダーしたフレッシュハーブティー。
びっくりするほどおいしかったです。
今までのフレッシュハーブティーは何だったんだ!
というくらい。
イチゴが一切れ入ってます。
■小菓子
ショコラアマンドとオランジェ。
インテリアも調度品も素敵です。
アンティークものも多いみたい。
ランチにも関わらず、小峰シェフがご挨拶してくださいました。
感激!
まだ余り知られていないので予約なしでも大丈夫でしたが
おそらく、すぐに予約必須になるでしょうね。
とてもおいしいのですが、
シェフおひとりで作っていらっしゃるそうなので
料理が少しぬるいのが残念。
また、ゆっくり供されるので
時間に余裕がないとダメですが。
本来であれば、ワインのお店なのでワインと楽しむ方は大丈夫でしょう。
今度はお手頃ランチも試してみたい。
とても素敵な時間でした。
ごちそうさまでした♪
『カーブ・ド・コンマ』
新宿区袋町3 神楽坂センタービル1F
03-6228-1449