みんなしてなんじょにがするべ!

今なすべきは意見を持ち発言すること。どうも心配な雲行きのこの国、言うべきことを静かにしっかりと言い続けたい。。

殺害された男性は岩手県出身だった

2015年10月05日 | 憲法守るべし
昨日紹介した賢治さんの詩の一節の初めを「光燈」と書きましたが、正しいのは「光燈」でした。「アークとう」とカナがふられています。辞書によればアーク灯はガス灯とはちがうようですが、岩手公園周辺に復元されているのはガス灯です。

   宮澤賢治が学んだ盛岡高等農林(現岩手大学農学部)の講堂。 今は岩手大の資料館になっている


バングラデシュで日本人男性が殺害され、「イスラム国」を名乗る犯行声明が出たニュースは大変な衝撃だった。その男性、星邦夫さんは、盛岡市の西の小岩井農場がある雫石町の出身だと先ほど地元のニュースが伝えたので重ねてびっくりした。
メディアはこの出来事を小さく扱っているが、10月3日だったか4日に初めて聞いたとき「ついに心配が現実になった」と非常なショックをうけたのは私一人だっただろうか。

「イスラム国支部」を名乗る声明は、「連合国の一員である日本(人)」をねらって殺害したという内容だと伝えられたが、バングラデシュ政府が「イスラム国支部」を確認できていないことから、日本政府もメディアも現段階では海外で日本人が巻き込まれた「殺人事件」とみている感じがする。
しかし、「イスラム国支部」がバングラデシュ国内に存在するかどうかよりも、1月の安倍首相のエジプトでの演説や、「戦争法」の成立をきっかけにしたかのように、「日本人がテロの標的」になったところを問題にするべきだ。
「日本は『イスラム』の敵対国」と名指しの声明が出されたことこそ問題にしなければならない。たとえそれが「イスラム国」によるものではないとしてもだ。

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1 コメント

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目に見えないもの2 (からしだね)
2015-10-06 08:14:31
前回に引き続き岩手の素敵な建物のお写真ありがとうございました。何でも昔は良かった、と言うつもりはありませんが、昔の方が「もの」に対する愛情が深かったように思います。この建物も作った方々の情熱や愛情が感じられ、毎日身近に過ごすことのできる学生さんは幸せですね。

この事件が報道されたとき、私も「いよいよ始まった。」と思いました。海外に住んでおられる方が日本人と言うだけで信頼された時代は過ぎてしまいつつあるのでしょうか。
諦めず、もう一度信頼を気づくための努力をしなければなりません。
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