露の音 幽かな独り言

 
軌跡を見失わないよう
     追憶のよすがを
       記憶の欠片を遺したいのです

回顧

2014-09-14 10:00:28 | 叙情


週二日の完全に自由な休日を得られて

心穏やかに、健やかに過ごせている今日この頃

心と体とを壊していた半年前とは大違いですね


振り捨ててきた場所の良い所を懐かしんだり

残された子たちを案じ

申し訳ない気持ちになったりすることもありますが

そんな場所や人との繋がりも

重過ぎる課題と一緒に手放さないでいるか

課題もろともに放棄するか

2つに1つしか選ぶことができなかったのです


選択は正しかったと思います


1度折れかかった時には

抱え込んだすべてを中途に放棄するところだったのですが

何とか踏みとどまり

もう1度進めていけるような気もしました


けれども幾重にも壁に阻まれて

前がまったく見えなくなってしまったのです

振り返れば越えてきた壁の数々があるのですが

それだけ乗り越えてもまだ壁がある

壁の向こうが最も進むべき道に直結するわけではないことだけが確実


乗り越えてきた意味も、これから乗り越えていく意味も見失っていました


それでも何とか節目まで持ち堪えて

抱えているものを人に託して、すべてきちんと処理してから

離れていくことができました


都合の良い人間がいなくなって

立ち回らなくなっているコトもあるそうですが

それは確信犯的な嫌がらせで

ちょっとした復讐です


最後の3ヶ月間は、体の調子が完全に狂っていて

決断するまでは心も追い詰められていて

よく泣いていましたね

一番酷い時期は

目を瞑って、耳はRevoさんの歌声で塞いで

長い時間泣き続けていました


休み始めてから具合は随分と良くなり

動ける自信が戻ってきた所に

幸運にも良い働き場所に呼んでもらえて

心穏やかに暮らしています


ただ、今歩いている道がどこまで続いているのかは曖昧で

戻る道も残されています

これからまた選んでいくことになるのでしょうが

たとえ無軌道であっても

健やかでいられる道を選びたいと思います

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