楽しみにしていたのに公開延期となっていた
モンスターバース4作目『ゴジラ VS コング』
やっと観に行くことができました
当然ながらゴジラ派のわたし
コングの敵う相手ではないと思ってはいるものの
予告編で見たところ
コング大きくなっているし
道具を使った戦い方ができるし
どうなることか気になって仕方がなかったところ
ようやく映画館に行けたこの日も
ハラハラしながら戦いの行方を見守りました
最大のお気に入りシーンが
香港のビル群に煌めくネオン
その美しい光景を破壊しながら進むゴジラ
あまりにも格好良過ぎて
このシーンだけで映画館に行った価値がありましたよ
とはいえ、興奮度で言えば
前作のキング・オブ・モンスターズの方が上ですね
怪獣たちが躍動し、終始楽しい映画でしたが
今回は怪獣愛が仇となって、楽しめない部分もありました
ゴジラの勝利を願っているとはいえ
コングも表情豊かで可愛くて
色々と心配になってしまうのですよ
人間の欲に振り回されるのが可哀相ですし
ゴジラが人間の敵か味方か、という命題などくだらない
自然界全体の守護者として戦う
ヒトだとか、個別の種については全く意に介さない
そんなモンスターバースのゴジラの立ち位置は好きです
さて、ここからは内容の触れて綴りますが
怪獣たちが生き物として描かれているのが好きです
コングも表情から気持ちが読み取れて可愛い
という訳で
暖かい環境から連れ出され
雨ざらしで運ばれたり、極寒の南極に連れていかれたり
可哀相で心配になってしまうのです
挙句の果てには
心を通わせている唯一の友人に嘘を吐かせるなんて最低です
結果的に故郷が見つかったから良かったものの
これでコングが唯一の友に裏切られたとしたら
可哀相でならないのです
怪獣を愛する立場からすると
登場する人間の大半が害をなす敵でしかなくて
腹立たしくて仕方がない
日本人俳優がハリウッドデビューだとか
どうでもいい宣伝がされていましたが
わたしの愛するギドラがただの情報と通信機器として
亡骸が冒涜されているあたり
即刻死ねばいいと思いましたね
特に憎悪した人間が3人いるのですが
うち1人はコングが乗り物ごと握りつぶしてくれた時には
心の中で盛大に讃えておりました
人間なぞその辺に放っておいて
わたしが見たいのは怪獣バトル
まずは洋上での戦い
いつ見ても格好いい背鰭や尻尾だけで
軍艦を破壊していくゴジラが素敵でした
さんざんコングを心配しておきながら
海ならばゴジラが有利、と安心するあたり
やはりわたしはゴジラ派
戦闘不能になれば良しとする王者の余裕も惚れ惚れ
香港での戦いは最高でしたね
極彩色のネオンに照らされながら
暴れまわる姿が超格好良かったです
コングの機敏な動きに合わせて
目まぐるしく展開する戦いが新鮮で
とっても引き込まれました
肉弾戦、遠距離攻撃、技能、体格
それぞれの強みと弱みが交錯する大バトル
瞳孔まで開きながら見入っていたと思います
圧倒的優位に立ったゴジラ
咆哮で威嚇し
「負けを認めるなら、命までは取らない」
そう言ったとわたしは勝手に読み取りました
王者の風格に惚れ惚れします
その怪獣王すら圧倒する
ハリウッド版では初登場のメカゴジラ
正直あまり格好良くない
日本では機龍も人気ですが
どう考えても平成ゴジラの方が格好良い、と
わたしはあまり機龍に思い入れはないのですが
ハリウッド版よりかは良いと思います
「レディ・プレイヤー1」の方がまだ格好良かった気がします
それでもって
特に憎悪した連中が造った奴なんかに
ゴジラが苦しめられるのが腹立たしい
いや、連中の成果ではないですね
きっとギドラの記憶が移っているのでしょう
あの強さと非情さはそうに違いない
と思うと少し落ち着きます
ゴジラには負けて欲しくない
かといってコングが倒されるのも悲しい
だから共通の敵がいて
それと戦う展開になればいいのに
予告編を見てそう思っていたのですが
それが叶って安堵しました
ゴジラから熱線のパワーを託され
コングがぶった切る様は爽快でした
共闘の後、再びコングと戦うことはせず
最後にゴジラは何と言ったのでしょう
「今は見逃すが、次は容赦しない」
かと思ったのですが
今後も続く共闘を約束していても嬉しいですね
変わることなく人間のことなど意に介さず
自然の守護者として君臨し続けますように
王よ、永遠なれ
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