とりとめなく読書のこと

久方振りに身の回りのことをとめどなく


元々読書好きではありますが

最近ストレスの発散もあってか小説を買うことが頻繁に

春先に綾辻行人さんに惚れ込んでから

古典的本格ミステリを読み漁ったりしてきたのですが

たまにはイヤミスやホラーも読みたいなんて思ったところ

近頃買った小説の内容は

殺人の告白・連続殺人・猟奇殺人・サイコスリラー・事故物件

ストレス溜まってますね、はい

その内の一つ「ユリゴコロ」については

恋愛事情を絡めてまろやかな後味になっていたことに

読み終わってから不満を感じる始末

ふわふわした良い話っぽいものが読みたいのではないのです

やはりストレス溜まってますね、はい


わたしのマカーブル趣味を満たすものを求めて

書店の本棚をゆっくりと眺めまわすのですが

映像化ということでもてはやされてから目につくものは

期待を下回ることが多いので、今後は慎重になろうと思います


少し前に読んだもので

「ぼぎわんが来る」は途中まではとても面白かったのですが

直接対決する段になって退屈になってしまいました

「スマホを落としただけなのに」は思ったよりも恐怖が薄かった上

主人公の言動に呆れ返り

ならばそのまま殺されればいい、と思ってしまいました


ですが期待を外すことは10冊買って1冊あるかないか

「暗黒少女」が素敵だった秋吉理香子さんの「聖母」は面白くて

俄然他の作品も読みたくなりましたし

佐藤究さんにも興味が湧きました


読みたい本がたくさんあって退屈しなくて幸せです