大好きなシリーズの新刊
小野不由美さんの『丕緒の鳥』
久しぶりに十二国の世界に入って
とても感動しました
講談社文庫で出たものを持っていて
読み始めてから10年くらいになるのですが
繰り返し読んだものですから
世界の則や地理のことをまだ憶えていて
何だか感慨深かったです
今回収録されている4篇
それぞれ心を揺り動かすものがあったのですが
特に
「青条の蘭」が心に響きました
最初は
どこの国の話かと少し気になる程度だったのですが
事態が緊迫してくるにつれ
どの王なのかが切実な問題となってきて
物語の登場人物とは異なる視点からはらはらしていたのですが
それが判った瞬間、鳥肌がたちました
誰なのか言ってしまいますと…
尚隆~っ!!
自分一人で読んでいたなら本当に叫んでいたと思います
雁の主従がすごく好きなのです
基本のらりくらりして官吏を振り回すけれど
根はしっかりして有能なのが
とても愉快で頼もしい
だから「青条の蘭」でもすごく安堵したのです
尚隆自身や六太が登場しないのは少し寂しかったのですが
心に沁みる終わり方でした
久しぶりに『東の海神 西の滄海』を読もうかな
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