露の音 幽かな独り言

 
軌跡を見失わないよう
     追憶のよすがを
       記憶の欠片を遺したいのです

Revo’s Orchestra Consert 2024 6月30日昼 Ⅰ

2024-07-13 14:13:15 | SH/LHイベント記憶留書


一夜明けて

コンサートグッズの先行販売に足を運び

前日は売切れていしまったコサージュを無事購入

一度ホテルに帰って軽く食べてから

コサージュを胸につけて再度人見記念講堂へ

華やかな装いのローラン達を見て楽しみながら

ゆっくりと入場し、入国証明印を押して

席に着いてみると

どうやら一般席での最前列でよい眺め

待っている間に聞こえてきた前説の話題は

今日の誕生花

6月30日の花はスカビオサ

色々な色があるが、青は悲しむ花嫁、紫は私は全てを失った

という意味があるそうです

Sound Horizonの作品に登場する花というと

紫陽花や菫、そして薔薇がありますね

花言葉を知っておくといいかもしれません

そして注意事項のアナウンスの後

舞台が少し明るくなって

東京フィルハーモニーオーケストラの皆様が入場

そして指揮の栗山博文先生の登場に

一段と大きくなる拍手


構える栗山先生に静まる会場

漲る期待の中、静かに始まる1曲目は

「希望へ向かう序曲」

ゲームをプレイする中で繰り返し聴いた曲ですが

連なり重なる一音一音をこうして演奏する様を目の当たりにすると

本当に豪華な曲を当たり前のように聴いていたんだと実感します

それでいて音の振動の只中に浸るという陶酔は生演奏ならでは


1曲が終わってRevo陛下が登場

今回のコンサートの流れについてお話

最初はオーケストラの曲と決めているのですが

これからは時系列に演奏します

ネットの片隅でSound Horizonを起ち上げて

メジャーデビューして

「みんなが応援してきてくれたからここまで来ました」

そして、今回のコンサートの楽しみ方について

第二部からはライブになるけれど

「ここからライブです」と合図します

それまではオーケストラの響きをよく聞いてください

できるだけ音は立てないように

余韻も素晴らしいので、それから拍手を


まずは草創期の曲から

「黒い背表紙に黒い文字で記された物語」

Revo陛下の語りから始まった

「君が生まれてくるセカイ」

言葉は載せられいないのに

音の高低と強弱だけで

籠められた切なる願いが表現されていて鳥肌が立ちます


「珊瑚の城」

歌詞が綺麗な曲だと思っていたのですが

改めてメロディーの美しさに陶然とします

音だけで海の中を表現できるのが本当に凄い


「失われし詩」

前日は席がかなり前方だったので

舞台の奥の方はほぼ見えていなかったのですが

今回は最奥のパーカッションの方まで見えて

改めて聴こえている音全部

その場で鳴らしていることを知り

ただただ感嘆しました


「エルの肖像」

真っ白な情景が思い浮かぶ静かな旋律から

強い感情へ、世界の理へ

大きく広がる物語に圧倒されます


メジャーデビュー期の曲を終えた所で

Revo陛下が登場

「エルの肖像」について

木管の懐かしいと感じられる響きが印象的だったけれど

キングレコード時代になると

金管が入ってきます

ストリングスもひどいフレーズが入ってくる

とのこと


Revo’s Orchestra Consert 2024 6月30日昼 Ⅱ へ続きます


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