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5月22日(土)「國際生物多様性の日」

2010-05-22 14:20:49 | ★③(は)お父さんの閑話365日(転載)
5月22日(土)「國際生物多様性の日」

「國際生物多様性の日」があるとは知らなかった。今日がその日に当たると言う。おそらく国連主導で1992年に採択された生物多様性条約を記念する日なのだろう。

現在地球上に生息する生物は700万種から2000万種の間と推定されている。膨大な数のように思われるけれども、地球環境の変化で急速に数を減らしているのだそうだ。環境変化の多くは、森林伐採による生物の宝庫である熱帯雨林の破壊、地球温暖化による気候変動、海洋汚染、酸性雨など人間の生活が原因となって引き起こされたものである。

人間はゴキブリやシーラカンスに比べたら地球上の新参者に過ぎない。その人間がわがもの顔に振舞った結果、他の多くの生命を絶滅に追いやっている反省を背景に、トータルで生物多様性を保持しようと作られたのが上記の条約である。

人間は動物、虫、植物など数え切れない生物に囲まれて生活している。現代生活に不可欠の原油や天然ガス、石炭なども過去の生物からの贈り物である。人間がそれを独り占めして使い果たし、現在生きている他の生物に迷惑をかけっぱなしというのは、どうみても理不尽である。

役に立たない生物は一つもないという。人間にとって不快なゴキブリ、カメムシ、毒ヘビだって無意味に存在しているのではない。細菌もバクテリアもそうなのだろう。今大騒ぎしている口蹄疫のウィルスだって存在理由があるに違いない。

人間も多様な生物の一員であることを自覚して共存共栄を図るべきなのだろう。そうとは分かっているのだが、今朝家に入り込んできた小さなアリを2匹殺してしまった。