5月19日(水)エビネ
数年前に植えたエビネが今花盛りである。日陰で湿り気が多い場所が気に入ったのか、年々株を増やしている。一時流行ったエビネブームでも見向きもされなかったようなありふれた品種であるが、ほの暗い場所に純白の花が浮き立って見える。
エビネはむかしから山野に自生していたもので、手に入り易かったので活け花の材料に使われることが多かったようである。江戸時代の花道書にはエビネを花材として取り上げたものが多いそうだ。
今では花材としてよりは鉢植えで鑑賞するのが普通になった。日本のエビネは基本的には19種であるが、交雑で生まれた変種も多く登録品種名は数百種の及ぶと言う。その珍種を集めて楽しむ愛好家が「えびね協会」と言う親睦団体まで作っているそうだ。
わが家のエビネはご近所から頂戴して植えたものであるが、植えた覚えがないのに勝手に生えてきて今年花を咲かせたものがある。それはオダマキである。
花名は花の形が紡ぎ糸を巻き取る糸巻きである苧環(おだまき)に似ているからだという。花色は様々あるようだがわが家のは濃い紫だけである。どうせ生えるなら白やピンクなども取り揃えてほしいものである。
同様に数年前勝手に生えてきたオトメユリは今年は4個の花が咲きそうだ。日本のユリの中ではいちばん開花が早い品種で、薄ピンクの花がヒメサユリの別名があるほど可憐である。タネを採取してもっと増やそうとしているがなかなか実を結ばず、一度だけ結実したタネをまいたが発芽しなかった。今年は人工授粉を試みようと思っている。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_do.gif)
数年前に植えたエビネが今花盛りである。日陰で湿り気が多い場所が気に入ったのか、年々株を増やしている。一時流行ったエビネブームでも見向きもされなかったようなありふれた品種であるが、ほの暗い場所に純白の花が浮き立って見える。
エビネはむかしから山野に自生していたもので、手に入り易かったので活け花の材料に使われることが多かったようである。江戸時代の花道書にはエビネを花材として取り上げたものが多いそうだ。
今では花材としてよりは鉢植えで鑑賞するのが普通になった。日本のエビネは基本的には19種であるが、交雑で生まれた変種も多く登録品種名は数百種の及ぶと言う。その珍種を集めて楽しむ愛好家が「えびね協会」と言う親睦団体まで作っているそうだ。
わが家のエビネはご近所から頂戴して植えたものであるが、植えた覚えがないのに勝手に生えてきて今年花を咲かせたものがある。それはオダマキである。
花名は花の形が紡ぎ糸を巻き取る糸巻きである苧環(おだまき)に似ているからだという。花色は様々あるようだがわが家のは濃い紫だけである。どうせ生えるなら白やピンクなども取り揃えてほしいものである。
同様に数年前勝手に生えてきたオトメユリは今年は4個の花が咲きそうだ。日本のユリの中ではいちばん開花が早い品種で、薄ピンクの花がヒメサユリの別名があるほど可憐である。タネを採取してもっと増やそうとしているがなかなか実を結ばず、一度だけ結実したタネをまいたが発芽しなかった。今年は人工授粉を試みようと思っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_do.gif)