ロイドベンチャーシステム雑記<ロイドの日記>

弊社「株式会社ロイドベンチャーシステム」は、千葉県(主に南房総地域)でパソコンの何でも屋をしています。

2012年10月 MicrosoftUpdateで表示される更新の参考画面

2012-10-10 11:59:58 | 技術部屋より

 

2012年10月10日
WindowsUpdate/MicrosoftUpdateの毎月の定期更新日です。


 

MicrosoftUpdateを手動で行った際に表示されるパッチ類の参考画面を掲載します。

 
 
【参考機体】
OS:Windows7 Professional 32Bit版
    Service Pack1 適用済み
Microsoft Office 2007 Professional
    Service Pack3 適用済
InternetExplorer9 適用済み (WindowsUpdateにて)

 
 

前回の定期WindowsUpdate実施は9/12(過去記事あり)
緊急性の低い物も含め、「Microsoft Security Essentials」以外の殆どのオプションも適用済みです。

 
 

Dsc_0043_r

 

表示されるパッチの種類や数は、ご利用Microsoft Office Suiteやランタイム等によりケースバイケースですので、あくまで参考程度と思ってください。

 

詳細情報が知りたい方は、こちらをどうぞ

 Microsoft Security TechCenter マイクロソフト セキュリティ情報








2012年10月のWindowsUpdate/MicrosoftUpdateが公開

2012-10-10 11:57:25 | 技術部屋より

 

Windows系OSのセキュリティホールを解決するWindowsUpdate/MicrosoftUpdate
 

定例的な新修正プログラム配布の“目安”タイミングは、毎月の第2水曜日。
(ただしくは、アメリカ時間の毎月の第2火曜日が基点なのですが)
 

そして本日(2012/10/10)もいくつかの修正プログラムが配布開始となりました。
 

 「ちょっと休憩しようかな」
 

などという時に、手動で実行されてはいかがでしょう?
 
 
 
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WindowsUpdate/MicrosoftUpdate 手動実行例
 

1.OSのスタートメニューからの起動
  ・スタートボタン ― すべてのプログラム - WindowsUpdatもしくはMicrosoftUpdate
 

2.Internet Explorerからの起動
  ・メニューバーにて、 ツール(T) - WindowsUpdate(U)
 

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Microsoftダウンロードセンターでは、毎月のWindowsUpdateの配布プログラムを格納した「ISOイメージ」の配布もしております。
 

 ・マイクロソフトのダウンロード・センター 「セキュリティ リリース ISO イメージ」 検索
 

 ・2012年10月09日時点の最新 2012 年 10 月 セキュリティ リリース ISO イメージ 直リンク

 
 

インターネットに接続できないパソコンに対しては、他PCで上記を入手することで修正プログラム適用ができます。
内容は最新とは限らないようですね。 (一か月遅れ?)
入手、CD-R/DVD-Rへの焼き付けも含め、ちょっと難易度が高いので、一般の方にはおすすめできませんが。

 
 
 
更に「MicrosoftUpdate カタログ」を利用するという手もあります。
こちらはパソコン管理担当者向けになりますね。

 
 

※Microsoftダウンロードセンター、MicrosoftUpdateカタログなどのページは、InternetExplorerでの閲覧を前提に設計されています。
普段FireFox 、Google Chrome等を使われている方は、この処理だけはInternetExplorerを使った方がいいでしょう。
 
 
 



鴨川市のお客様から、BUFFALO製NAS[LS-H1.0TGL]故障の相談。 データ吸出し

2012-10-09 18:52:10 | 技術部屋より
 

連休翌日の朝は、大抵1件はトラブルの相談電話が入ります。
今回の事例はNASの故障です。
 

鴨川市、ビルメンテナンス業のお客様。
 

「NASがアクセスできない!
 全業務データはNASで管理しているので、
 このままでは非常に困る!」

 

該当品は弊社が納入した製品ではありません。
しかしお客様の運用状況を理解し対処できるのは恐らく弊社が適任でしょう。
行ってきました。

 
 

1.該当製品と状況
 

 機体
 BUFFALO製NAS LS-TGLシリーズ [LS-H1.0TGL]
  
Dsc_0040_r
 

 状況
 ・各PCからアクセス不能
 ・NASナビゲータでは EMモード?を検出
 

2.暫定対処
NASナビゲータを見ると、ガッカリな状況です。
Dsc_0043_r
 ・コンピュータ名が化けている。
 ・EMモードを検出しました。
 

Windowsパソコンからpingコマンドを打っても反応がありません。
 

前面アクセスランプは一見正常稼働のような緑の点灯をしっぱなし。
 

背面スイッチをOffにしても、一向にシャットダウンプロセスも何もおきません。
 

ちょっとリスクはありますが、ファームウェアアップデートを試しました。
Dsc_0047_r
直後に、正体不明のエラー
Dsc_0048_r
まあ、なんとなく正常動作しないだろうとは思っていましたが。

 
 

3.データの吸出し
[LS-H1.0TGL]は法人用製品ではありません。メーカー修理に出しても格納データは保護されるかどうか。
そもそも2008年リリースの製品です。修理受付もあるかどうか。
 

お客様の要望は、一刻も早く中に保存したデータを使いたいとのこと。
 

となれば、最後の手段。
  ・HDDを取り出して、
  ・他HDDにコピー!
 

お客様にリスク及び成功するとは保証できない旨を説明。
 お客様 「それでもいいからやってくれ!」
許可を頂き、分解してみました。
 

蓋を開けて、「あーーーあ」と言葉がもれました。
 

電解コンデンサの1個が膨らんでいました。
(俗にいう コンデンサの妊娠 )
 

でもこっちが原因なら、HDD自体は無事な可能性があります。
 

持参したUSB接続ケーブルで、お客様のPC(NEC Mate タイプMR Windows7)に接続。
 

BUFFALO製NASの多くは、搭載HDDにLinux系OS用のフォーマットがされています。
そこでPCをLinux系OSで起動。
 

幸いにも故障NASから取り出したHDDの中身は無事確認できました。
 

PCに更に、お客様所有のUSB接続HDDを増設。
故障NAS搭載HDDの中身の主要ファイルをコピーできました。
 

ファイル数が大量だったのでコピーには半日かかりましたが。

 
 

4.その後
USB接続HDDにバックアップが成功したので、ユーザファイルの救出は成功。
 

ついでにUSB接続HDDをWindows7の共有設定をし、暫定LAN経由で利用可能にしました。

 
 

5.今後
今回はHDD自体には異常がなかったおかげで、弊社対応可能範囲でなんとかデータ救出ができました。
しかし、毎回こうできるとは限りません。
 

お客様にはご注意と共に下記提案をすることとなりました。
 ・法人用のRAID-1対応NAS[HDL-XV2.0/2D]、及びUPS[BY35S]見積。
 ・運用注意:バックアップ相談。

 
 

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NASをご利用の皆さん、
故障はいつ発生するかわかりません。
災害が原因となることもあります。
 

 障害が発生しにくい製品と環境。
 それでも発生する最悪の事態に備えること。
 

これらが大事ですよ。


 
 




 

  < 本ブログ内関連記事一覧へのリンク >

 



ウイルスバスタークラウド(2013)を使ったら遅くなったという事例の対処

2012-10-01 13:48:22 | ウィルスその他
 

「ウイルスバスタークラウドをインストールしたら遅くなった」という事例に対し、弊社が気になったトレンドマイクロサポートページのリンクを記載します。
 

 ※この場合のウイルスバスタークラウドは、今年(2012年)夏に
  公開された、仮名「ウイルスバスター クラウド 2013」のことです。
  しかし、製品名に「2013」といったバージョン情報を付けないのは
  紛らわしいですよね。

 
 
 

1.ウイルスバスター クラウドをインストール後、コンピュータの起動が遅い、動作が重い。コンピュータや一部のアプリケーションがフリーズする
 http://esupport.trendmicro.co.jp/Pages/JP-2081437.aspx
 ID: JP-2081437
 

 まず、遅くなる数例へのリンク記載があります。
 

 その後に、ウイルスバスター以前の問題としてよくある事例の記載が。
  ・PCに余計な負荷がかかっていないか?
  ・セキュリティソフトの重複がないか?
  ・PCが低スペックでは?
 

 低スペック関連といえば、最近は減りましたが、それでも、
  「メモリ1GB未満のPCにセキュリティソフトインストールしたら
   動きが遅くなった!」
 という方が偶にいますね。

 
 
 

2.ウイルスバスター クラウドをインストール後、Internet Explorerの起動やウェブ閲覧の動作が遅い/重い
 http://esupport.trendmicro.co.jp/Pages/JP-2081953.aspx
 ID: JP-2081953
 

ウリである総合セキュリティ対策機能の重要部分を「試しに停止させてみろ」という改善案。
うーん、
仮にコレで改善が見られたとしても、肝心の機能を停止させるわけなので、なんというか。
まあ、低スペックPCではこの影響が大きいのかもしれませんが。

 
 
 

3.ウイルスバスター クラウドをインストール後、パソコン全体の動作が遅い(重い)/ハードディスクアクセスランプが長時間点滅(点灯)する
 http://esupport.trendmicro.co.jp/Pages/JP-2081959.aspx
 ID: JP-2081959
 

修正プログラムの適用のようです。
どの機能をどう改善するパッチなのかの説明文が一切ないですね。
 

ファイルの名前からして、scan機能の修正版のようですが、、、
わざわざ修正プログラムとして公開しているということは、自動アップデートでは適用させる予定がないのかな?
 

弊社PCではコレが必要と感じたことは現状ありませんが、まあ、気になる方はどうぞということで。

 
 
 
 




 

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