ロイドベンチャーシステム雑記<ロイドの日記>

弊社「株式会社ロイドベンチャーシステム」は、千葉県(主に南房総地域)でパソコンの何でも屋をしています。

フレッツ・ウイルスクリア 利用してますか?無駄になっていませんか?

2011-12-20 09:41:50 | ウィルスその他
 

NTTのフレッツ系回線(ADSL、光等)のオプションに「フレッツ・ウイルスクリアhttp://flets.com/fvc/ があります。

 
 

これは月額420円で、フレッツと提携したセキュリティ対策ソフト(Trendmicro製のカスタム版ウイルスバスター)の使用権利があるというものです。
 

ただし、契約しただけでセキュリティ環境が構築されるわけではありません。
クライアントツールを”インストール”しなければ意味が無いのです。
 
 

「フレッツ・ウイルスクリア契約をしている」
 のに、
「クライアントツールをインストールしていない」
そんな方を何度もお見かけしております。
 
 

その多くは下記パターンのようですね。
 

フレッツ光開通前になると日本中から頻繁な勧誘がきます。
その勧誘の際、
 「セキュリティ対策したほうがいいですよ」
 「420円のオプションで全部大丈夫」
 「難しくありません」
などとアピールされたようです。
 

自分でウイルスバスター2012、Norton Internet Security2012のようなセキュリティ対策ソフトを導入している方なら断るのでしょう。
しかし、それがわからない方は不安になり420円のオプション契約をつけてしまいます。
 
 

ところが、そんなフレッツ勧誘の人が、お客様のパソコンのサポートをするはずもありません。
 

これに契約するお客様自身も堪能な方は少ないので、後でインストールが必要なこと自体を知りません。
(フレッツ開通の封筒に書類などが入っているのですが、それも読まない)
 

結果、
 「フレッツ・ウイルスクリア契約をしているけど利用していない」
ということになるのですね。
 
 

インターネットを利用されるなら、総合セキュリティ対策ソフトは導入すべきです。
 

かといって、市販パッケージとフレッツ・ウイルスクリアの両方を必要とするわけではありません。
 

自分のフレッツ契約と、今のセキュリティ対策ソフトを見直すことをお勧めします。

 




無線LAN設定、困難を感じたら無理せずにご依頼を (無線設定の重複はダメ)

2011-12-15 18:50:21 | 技術部屋より
 

無線LAN対応製品がますます増えた現代。
 

最近では、AOSSなどで無線LANの知識がなくともある程度はなんとかなります。
しかし、増設などの際にはOSにあったデバイスドライバ適用や、SSID、無線暗号方式など、ある程度は基本知識が必要になるケースも多いのです。
 

勉強のつもりで設定を自力チャレンジするのもいいですが、困難を感じたなら無理はしないで専門家に頼ったほうがいいことも。
 

よく問題になるのは、無線設定の重複。
そんな事例をご紹介します。
 

===== 参考事例 =======================
 

昨日相談を頂いたお客様の例です。
 

 「最近、ハングアップしたり、ブルースクリーンになることが増えたんだけど」
 

 機体概要
  ・NEC製ビジネス用デスクトップパソコンMateシリーズ。
  ・Windows7 Proessional 32Bit (SP1適用済み)
  ・搭載メモリ 標準1GB+増設2GB 計3GB
  ・LAN接続方法
   旧PCから流用のBUFFALO製USB接続型無線LANアダプタ[WLI-U2-KG54L]
   (デバイスドライバは最新版を適用)
 
このパソコンは弊社が1年半前に設置した機体です。
 

  訪問時は、STOP: 0x0000008E がでていました。
 Sn3l0653_r
  セキュリティソフトは変なものを検出しておらず、CD起動のメモリテストも問題ありませんでした。
 
管理からイベントビューアをみると、ネットワーク関連のサービスでエラーが多発。
 Sn3l0655_r Sn3l0656_r
 Sn3l0657_r Sn3l0658_r
こんなエラーがあっても、一応ホームページの閲覧はできますから、無線設定は有効なようです。
もっとも、30分も使わないうちにハングアップするのですが。

 
どうもネットワークに関わるデバイスの問題のようです。
確認してみると、無線LAN関連の設定がごちゃごちゃになっていました。
 

1.1つしかないはずの[WLI-U2-KG54L]のアダプタ設定が2つ
デバイスマネージャのネットワークのアダプタの設定に、[WLI-U2-KG54L]と[WLI-U2-KG54L コピー1]がありました。
装置は1つしかないのに。
 

2.無線LAN状態監視アイコンが2重
BUFFALOの無線LANアダプタ制御ユーティリティのクライアントマネージャが常駐しているのに、OS自体のワイヤレスLAN監視アイコンも常駐している。
(通常クライアントマネージャをインストールしたなら、OSのワイヤレスLAN監視はOffになる)
 

3.無線接続先のプロパティが複数
 ・クライアントマネージャ側に、3つのSSID宛のプロパティが。
  その中で優先接続設定は、WEPでのものでした。
 ・OS自体のプロパティも3つ。
  優先接続先は、WPA-PSK(TKIP)のものでした。
 

 補足:接続先無線LANルータは、[WZR-HP-G300NH]
    マルチセキュリティ(複数のSSID)が構築できる。

 
 

この無線に関するネットワーク設定がごちゃごちゃで矛盾が生じているのでしょう。

 

------
 

なぜ、こんなことになったのか?
 

お聞きしたところ、お客様で無線ルータを買い替えられ、その際に自力で設定を行われたと。
 

本来であれば、パソコン側には新無線ルータのSSIDにあった無線プロパティを追加すれば良かっただけ。
何もインストールなどは行う必要はなかったのです。
 

しかし、設定された方は無線LANにご堪能でなかったのでしょう。
[WLI-U2-KG54L]付属の古いセットアップCDを突っ込んでセットアップを行おうとしたようなのです。
 

[WLI-U2-KG54L]のドライバやクライアントマネージャの古いバージョンを上書きでインストールしたり、うまく動作しないことで、[WLI-U2-KG54L]の接続USBポートを何度も挿しかえたり。
 

これが矛盾の原因になったと思われます。

 
 

ネットワークアダプタの矛盾、それに関わるサービス異常
これは、中途半端な対処療法では困難と判断し、パソコン再セットアップとなりました。

 



2011年12月WindowsUpdateで表示される更新の参考画面

2011-12-14 18:18:31 | 技術部屋より
 

2011年12月14日
WindowsUpdateを手動で行った際に表示されるパッチ類の参考画面を掲載します。
 

【参考機体】
OS:Windows7 Professional 32Bit版
    Service Pack1 適用済み
Microsoft Office 2007 Personal
    Service Pack3 適用済み
InternetExplorer9 適用済み (WindowsUpdateにて)
 

前回のWindowsUpdate実施は、前日(12/13)。
緊急性の低い物や、「Microsoft Security Essentials」以外のオプションを適用済み。
 

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Sn3l0677_r
1個のオプションとは、「Microsoft Security Essentials」です。
(別途、市販セキュリティ対策ソフトがあるので)

 

Sn3l0678_r

表示されるパッチの種類や数はケースバイケースですので、あくまで参考程度と思ってください。



お問合せ頂きますが、ウイルスバスター更新パック、弊社でも販売終了しました。

2011-12-14 18:09:03 | こちら営業担当

 

未だにお問合せをいただくことがありますが、今年の夏にメーカー出荷が終了した「ウイルスバスター更新パック」
既に弊社でも仕入れは困難となっております。
 
これにより「ウイルスバスター更新パック」の販売は事実上の終了となっております。
誠に申し訳ありませんが、ご理解お願いいたします。

 
 
 


「ウイルスバスター更新パック」は、サポート期間延長にクレジット決済や振込をせずに済むので経理上楽だと、官公庁や学校法人、企業から喜ばれていたのですが。
 

非常に残念です。
 
 

 <関連記事:2011.09.27 残念、ウイルスバスター更新パックの出荷が終了しました。
 <関連記事:2011.10.06 「ウイルスバスター 更新パック」僅かですが仕入れ可能です。





2011年12月のWindowsUpdate/MicrosoftUpdateが公開

2011-12-14 09:21:52 | 技術部屋より

 

Windows系OSのセキュリティホールを解決するWindowsUpdate/MicrosoftUpdate
 
 

定例的な新修正プログラム配布の目安タイミングは、毎月の第2水曜日。
(ただしくは、アメリカ時間の毎月の第2火曜日が基点なのですが)
 

その第2水曜日である本日(12/14)もいくつかの修正プログラムが配布開始となりました。
 

 「ちょっと休憩しようかな」
 

などという時に、手動で実行されてはいかがでしょう?
 
 

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WindowsUpdate/MicrosoftUpdate 手動実行例
 

1.OSのスタートメニューからの起動
  ・スタートボタン ― すべてのプログラム - WindowsUpdatもしくはMicrosoftUpdate
 

2.Internet Explorerからの起動
  ・メニューバーにて、 ツール(T) - WindowsUpdate(U)
 

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Microsoftダウンロードセンターでは、毎月のWindowsUpdateの配布プログラムを格納した「ISOイメージ」の配布もしております。
 

 ・マイクロソフトのダウンロード・センター 「セキュリティ リリース ISO イメージ」 検索
 
 ・2011年12月第2週時点の最新 2011 年 12 月 セキュリティ リリース ISO イメージ 直リンク
 

インターネットに接続できないパソコンに対しては、他PCで上記を入手することで修正プログラム適用ができます。
内容は最新とは限らないようですね。 (一か月遅れ?)
入手、CD-R/DVD-Rへの焼き付けも含め、ちょっと難易度が高いので、一般の方にはおすすめできませんが。
 
 

更に「MicrosoftUpdate カタログ」を利用するという手もあります。
こちらはパソコン管理担当者向けになりますね。

 
 

※Microsoftダウンロードセンター、MicrosoftUpdateカタログなどのページは、InternetExplorerでの閲覧を前提に設計されています。
普段FireFox 、Google Chrome等を使われている方は、この処理だけはInternetExplorerを使った方がいいでしょう。