ロイドベンチャーシステム雑記<ロイドの日記>

弊社「株式会社ロイドベンチャーシステム」は、千葉県(主に南房総地域)でパソコンの何でも屋をしています。

無線LAN設定にお困りではありませんか?

2011-02-07 18:10:42 | こちら営業担当
最近は色々な物が無線LAN対応になってきています。
 
 
まずはパソコンです。
それに一部のプリンタなども無線対応機種が増えてきています。
 
最近の各種ゲーム機も無線LAN対応しています。
 ・任天堂DSシリーズ
 ・任天堂Wii
 ・SONY PS3:PlayStation3
 ・SONY PSP:PlayStationPortable
  ...etc
お子様から希望されたことはありませんか?
 
現在、NTTがCMをやっております家庭用タブレット端末「光iフレーム」も無線LAN接続が必要です。
 
一部携帯電話にも無線LAN接続機能がありますね。
 
 
 
最近は技術の進歩で無線LAN設定作業の技術的な敷居は低くなってきました。
しかし、それでもご経験の無い方には困難と思われます。
 例)無線LAN規格 IEEE 802.11b/g/nってなに?
 例)セキュリティで、WEPとかTKIPとかって何?
 例)この無線親機とつなげることができるの?
 
 
しかも「繋がる環境」を構築するだけでは、セキュリティ面が不十分となるケースも多々ございます。
 例)情報漏洩
 例)他人による回線の不正利用
 
 
弊社ではお客様のご要望に合わせて、出張にて設定作業を代行いたします。
 
また、現状で無線LAN環境が無いお客様には、要望に合わせたご提案もさせていただきます。
 例)アダルトなホームページをブロックするには?
 
 
 
よろしければご相談ください。
 
 
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誠に申し訳ありませんが、このサービスは主に下記地域を対象とさせていただきます。
 ・館山市
 ・南房総市
 ・鴨川市
 ・鋸南町



LS-WXL/R1シリーズの故障で気づいたこと。

2011-02-04 19:02:14 | 技術部屋より

BUFFALO製NAS[LS-WX2.0TL/R1]の故障対処を実施」中に気付いたことをメモ
ただしあくまでも推測ですので、あまり当てにはしないでください。

 

1.LS-WXL/R1シリーズは、独自OS(想定Linux系)で稼働している。
その独自OSは、基盤内のフラッシュメモリなどにはなく、搭載HDDからロードされる。


2.LS-WXL/R1シリーズは、RAID情報やネットワーク等の設定情報などもHDDに格納している。
制御基盤のフラッシュメモリなどには持っていない。


3.LS-WXL/R1シリーズのHDDは、Linux系のフォーマットがされている。
Windows系OSのパソコンにUSBインタフェース等で繋いでもアクセスはできない。

     
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BUFFALO製NAS[LS-WX2.0TL/R1]の故障対処を実施

2011-02-04 18:26:55 | 技術部屋より

昨年お客様に販売をさせていただいたBUFFALO製NASにて故障発生。
その記録を残します。


 リンクステーションLS-WXL/R1シリーズ [LS-WX2.0TL/R1]
  ・内部には、HDD(容量1TB)を2個搭載
  ・RAID-0,RAID-1対応
  ・USBポート1口には、増設HDDもしくはUPSを接続可能


 今回のお客様は、RAID-1モードでご利用。



1.現地での診断

前面 Powerのランプは青く光っている。
背面のスイッチでOn/Offもできる。


しかしLANで認識できない。
 ・パソコンからも見えない。Pingコマンドにも反応しない。
 ・背面のLANコネクタ脇のアクセスランプも消えたまま。
 ・スイッチングHUBの接続ポートの動作ランプも点灯しない。
 ・接続するHUBを変えても変化なし。


これは[LS-WX2.0TL/R1]の、しかも回路系の故障と推測。


ご購入頂き1年以内なのでメーカー保証期間。
よって修理費面は問題なし。


しかし問題は内部のユーザファイル類。
お客様はバックアップを取られていなかったのだ。


このユーザファイルは毎日の運用に必要となるもので、
メーカー修理中不要ということはない。
しかも、ユーザファイルには業務上の機密データが非常に多いので、なるべくは外部に出したく無い。


さてどうしたものか。




2.今回行った対処

まずユーザデータを取り出さなければならない。 


弊社に稼働時間が殆どない同型[LS-WX2.0TL/R1]が存在。
これはお客様に[LS-WX2.0TL/R1]を納品する際に、社内評価機として導入したもの。
評価後、実業務では未使用になっていたのだ。
これを使おう。


不安は[LS-WX2.0TL/R1]のRAID-1を管理するデータはどこにあるのか。
基盤側にあるか、それともHDD側にあるか。


仕方ない。
少々賭けの要素はあるが、弊社[LS-WX2.0TL/R1]内のHDDを取り外し、お客様の故障[LS-WX2.0TL/R1]のHDDを取り付けてみた。


起動


正常に稼働し、パソコンからの内部データアクセスも可能となった。
しかもちゃんとIPアドレス等のネットワーク設定その他なども引き継がれている。


ブラウザで[LS-WX2.0TL/R1]の管理画面を開きステータスを確認してみる。


あらま、RAID-1でエラー。2個あるHDDの1つが故障していた。


原因は不明であるが、制御基盤とHDD1個が故障する何らかのことが起きたわけか。


それでも、ユーザデータは無事なのだから最悪の事態ではない。
とにかくデータバックアップだ。


お客様のLANには、もう1台NASが存在。
これに全ユーザファイルをコピー。(2時間半かかった)


お客様に別NASにコピーされたデータを確認頂く。
問題なしとのこと。


修理送りにあたりユーザデータが外部にでないようにせねば。
コピー元のHDDを管理画面から初期化実行。


弊社持ち込み[LS-WX2.0TL/R1]に本来搭載されていたHDD 2個を装着しなおし、ネットワーク等をお客様の環境に合うよう再設定。


別NASにコピーしてあったユーザファイルを、戻しコピー。


これにてお客様は業務可能。
故障NASはBUFFALOに修理送りということに。



3.バックアップは大切です。

データ記録装置の故障によるデータ損失被害は甚大なもの。
個人であっても、思い出の写真やアドレス帳が消えたら大ショック。
ましてや業務データなら...


今回は幸いにも2つの条件により無事運用再開できました。
 ・RAID-1で無事なHDDにはユーザデータが残っていた。
 ・同型機が手元に存在した。
しかし毎回こんな幸運があるとは限りません。


事がお金で解決できることであれば、まだいいのです。


しかし消滅したユーザデータは、お金には代えられないこともあるのです。


やはり、最終的に自分を守るのはバックアップとなるわけです。

     
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