一カトリック信者(ジュゼッペ)の日々想い

聖ヨゼフを愛する一カトリック信者の日々を綴ったブログです。

コロナ禍における私たちにの信仰

2020-06-01 09:41:52 | カトリック
ブログを更新しない間に実に多くのことがありました。親愛なる読者の皆様もご苦労されていらっしゃるかと思います。
今年の四旬節は武漢ウィルスのパンデミックが発表され私たちの生活や社会等はもちろん、教会を取り巻く環境も大きく変化をしました。それは現在までに至っています。
逆にこの静けさの中で多くの人が『聖』なるものを見つめ直す良い機会が与えられたのでは無いかと思っています。なぜなら私もその1人で、昔の恩師からの言葉を思い出したのです。「神様は悪からも善を引き出すことがおできになる」。どんな悪い状況でもどんな辛いときでも私たちの主は最後の最後まで私たちを導いておられるということ。どこにでも回心の機会が与えられているという事を忘れてはいけないのだと思います。だから「常に感謝しなさい、祈りなさい」ということを実感するのです。
さてコロナ禍で多くの時間があって霊的読書ついでに海外の事にも色々目を向けてみました。実は日本同様に欧米の多くの信者がミサに与れずにおります。先日知人が教会に直接行き告解をしたいと神父に相談に行ったところ断られたそうです。近くの別の教会にも同じく行ったのですがそこでもウィルスが原因で断られました。実際多くの人からミサや告解の要望があるのですが、教区(長)の意向だからと断っていると言うのです。信じられますか?それともこれにも私たちは慣れっこになってしまうのでしょうか?教会の中にも入れないところもあります。それが全世界で起こっていて信者たちは悲痛な叫びを上げています。司教が禁止するところもあれば知事が禁止する所もあるそうです。


「中絶はできるのに、洗礼は受けられない 。車は買えるのに、ろうそくは買えない。スーパーには行けるのに、聖域には行けない。 離婚はできるが結婚はできない。 ルールを破ることはできるが、赦しを受けることはできない。」多くの信者が感じています。そこで先月22日にトランプ大統領は「知事らは酒屋や人工妊娠中絶の施設を不可欠とみなす一方、教会や礼拝所を除外している。これは正しくない。直ちに再開させるべきである、すぐに!もし州知事がそうしなければ、私が大統領の権限を行使して再開させる、アメリカは、より多くのprayer(祈り)が必要なのであり、(より)少なくではない」と聖職者顔負けの発言をされました。多くの信者が大統領に感謝をして感動し励まされたことでしょう。特に秘跡や聖体訪問を渇望している人ほど。逆にトランプ大統領みたいな為政者が日本に居たらなぁと思いました。
 さて救い主である聖体は今私たちに何をお求めでしょうか。次回「聖体」について書いてみたいと思います。


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