一カトリック信者(ジュゼッペ)の日々想い

聖ヨゼフを愛する一カトリック信者の日々を綴ったブログです。

カトリック信者

2016-10-07 07:28:00 | カトリック
昔のカトリック信者は教義や伝統に忠実でした。
学生の頃、大戦後カトリック信者になった老夫婦に聞いた話では戦後間もない頃は、世間では「耶蘇(カトリック)か共産か」と言われるほどに、この二つの組織は対照的かつ両極端の扱いを受けていたようです。
その影響も色々あって、小学校のころは私がカトリック信者だと知ると、周囲の友人たちから私が毎日祈っていて、教えには忠実で妥協しないものだと言うイメージを瞬時に持たれたようです。確かにその頃はカトリック=厳しい宗教のイメージは宗教を知らない子供たちさえ知っていました。
食べてはいけないものあるんでしょ?お酒やタバコはだめなんでしょ?神父さんは結婚しちゃいけないんでしょ?占いはだめなんでしょ?日曜日は必ず教会行くんでしょ?などとそれはそれは質問攻めでした。
それは中高大と進学してもまったく変わりありませんでした。それは同時にカトリック信者はカトリックの教えに忠実で敬虔のイメージがあるからです。これはカトリック信者の私からしたらとても厳しく感じる反面同時に誇り高きことでした。なぜなら私達は主とともに生きているので、まったくそのイメージ通りにしなくては天国は私達から遠いのです。カトリック教会の教えは、羅針盤そのものです。天国に直結します。
教えを大切に忠実にそして確信した者は、命さえかけるのです。そしてあまたの聖人は本当に素晴らしいのです!聖人伝を読むとき、聖人のような信者さんや司祭に出会ったとき、天国と神様の愛は本当に存在するのだなぁと確信するのです。
そして私も先達の素晴らしいカトリック信者のようになりたいものです。

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