一カトリック信者(ジュゼッペ)の日々想い

聖ヨゼフを愛する一カトリック信者の日々を綴ったブログです。

生命を守る戦い

2017-02-03 07:37:05 | 生命問題
現在のアメリカの大統領はトランプ大統領です。経済問題や移民問題に関して連日大統領の動向が注目されています。
アメリカのメディアは彼を落とすことに失敗しただけに、今度は彼の支持率を下げることに躍起になっています。
しかし、以前当選する前に申し上げた事がありますが、アメリカの正しいカトリック信者はトランプ氏を支持しておりました。
今回日本では決して報道されないだろう話をしたいと思います。
欧米国の中でもカトリック国の多い中、プロテスタントの多いアメリカは道徳倫理が比較的守られている希有の国になってしまいました。しかし数年前に大統領としてはオバマは同性婚を支持する最初の大統領になってしまいました。
現在トランプ大統領は、副大統領などの側近や司法でも非常に多くの保守派を選んできています。その中にはカトリック信者も多く含まれているようです。
私たちカトリックは命を非常に大切にする宗教です。なぜなら生命の問題は、私たちに権利は無く創造主に委ねられているからです。従って人工中絶は殺人なので、カトリック教会が人工中絶を批判するのは当たり前の事です。世界でわずか10年弱の間で数億人の胎児が殺されています!それに携わる人の霊魂の多くは死んでいる状態です。それを考えるだけで非常に悲しい現実です。たまたま私たちは今こうして五体満足に生きていますが、生まれた場所や人によってはここに居なかったかもしれません。当たり前ですが殺された命は戻ってきません。まさに現代社会は「死の文化」です。
全米家族計画連盟というNGOがあります。アメリカで人工妊娠中絶手術や避妊薬の処方などを行っている団体です。この団体にオバマ政権は援助をしていましたが、トランプ政権はカットを表明しています。アメリカの伝統的な枢機卿などの聖職者はトランプ大統領を公に支持することを憚りません。海外の人工中絶のための資金援助もストップしたトランプ大統領に、感謝する現地の司教もいるくらいなのです。
宗教の自由は非常に大切です。女性の人権を訴える団体の多くは、女性の権利として中絶を行う権利を認めるようにも訴えています。宗教の自由の権利とは、私たちが中絶が殺人であるので反対であること、そして同性婚が自然の摂理に反することであることを言える権利です。しかし、実際そのような自由が無くなりつつある中、トランプ政権は生命倫理分野ではアメリカカトリック教会の期待なのです。
トランプ大統領のために祈りましょう。そして平和のためにロザリオを唱えましょう。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。