一カトリック信者(ジュゼッペ)の日々想い

聖ヨゼフを愛する一カトリック信者の日々を綴ったブログです。

行動

2018-02-09 07:42:05 | カトリック
キリスト教というと、カトリック、正教、プロテスタントのおおよそ3つに分かれるのだそうです。
そしてカトリックとプロテスタントの比較本も時代と共に異口同音のように語られてきました。昔はカトリック側がカトリックとプロテスタントを語るとき、プロテスタントのカトリックへの帰依の想いが語られていました。
しかし現代においてはどうでしょうか。
長いカトリック教会の歴史を見ると聖会は異端撲滅の手をゆるめたことは一度もありませんでした。神様はその時代時に合わせて聖人を私達に送られました。聖人が迫害される時代もありましたし尊敬によって迎えられた時代もありました。ルターの反乱によって聖人方は私達を伝統的な精神へと維持して下さいました。聖人方は異端と戦って来られました。
聖書と信仰のみと言いながら、聖書の行動によって義とされることを謳う箇所を省きました。聖書のみと言いながらも聖書に反することが多くあるプロテスタント側は、カトリック教会を攻撃してきました。しかし、現代のカトリック教会はプロテスタントに倣うかのように、ミサも司祭が御聖体に対して背面に変わりましたし、洗礼を入門式にしましたし、礼拝の形式も変わって行きました。
「信仰があれば形式は重要ではない」というカトリック信者も増えて行きました。
まるでカトリックを名乗ったプロテスタントではないでしょうか。
聖ヤコボの手紙には以下のようにあります。

『ある人が自分には信仰があると称していながら、もし行いがなかったら、なんの役に立つか。その信仰は彼を救うことができるのだろうか。』