りんりんブロ具

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飲茶ってなーにー?

2006-06-19 | ベジタリアン
うちは、こどもが2歳くらいの時に、夫婦共々ほぼ同時に自然に菜食になった。
それまでは、普通に肉も食べていた。
というか、夫など血のしたたるレアステーキが大好きで、ちょっと疲れると
「ステーキ食べたい~~」
とリクエストし、野菜ばっかりのメニューがテーブルに並ぶと
「食べるものがない!」
というような人だったのに。
 
あの時と同一人物だなんて、今じゃ全く信じられない。
 
こどもも、親に影響されてか、自然に肉や魚から離れていった。
(強制はしていないんだけど)
 
とにかく、その頃は毎週日曜日は義父母と一緒に飲茶へ行っていた。
(香港では、日曜日は家族親戚と一緒に飲茶をするというのは普通の習慣)
 
飲茶のメニューをご存知の方はおわかりだろうが、肉と魚介類が食べられない場合、食べられるものはほとんどない。
だから自然に、飲茶からは足が遠のいた。
 
飲茶が習慣だったのはさすがに2歳の頃までの事だから、こどもは全然覚えていなかったらしい。
ある時、こどもが言ったひとことにビックリ仰天してしまった。
 
「ママー、飲茶ってなーにー?
 
ひょえ~~!香港に住んでいる子供とは思えない発言!
菜食だから仕方ないとはいえ、これじゃこの先おともだちとのお付き合いもうまくいかんだろう…。
 
という訳で、それからは週末にちょくちょく近所の飲茶へ連れて行くことにした。
とはいえ、頼むメニューといえば…。
 
具ほとんどなし中華醤油味やきそば(豉油皇炒麺)
具まったくなしの腸粉甘い醤油かけ(名前は腸なんてついているが、米でできたぷにぷにのクレープロールみたいなの)(玻璃腸粉)玻璃はガラスの意
中身なしの蒸し饅頭(パン代わりにして食べたり、添えてある練乳をつけて食べる)
ゆで野菜(これも甘い醤油かけ)たいがいが菜心。一緒についてくるオイスターソースの皿は丁寧にお返しする
白飯(一膳を母子でシェア)
お腹に余裕があればこどもは豆腐花(デザート。やわやわの豆腐にシロップときび砂糖をかけて食べる)
ちなみにマンゴプリンはこどもの好物だが近所のレストランのは激マズなので食べない。
 
これが定番。
 
こどもは白飯に香港の甘い醤油をかけた野菜や腸粉をのっけてばくばく。
私もこどももこんなメニューで大満足。
素食(肉なし)メニューの蒸し餃子なんかもあるのだが、素食専門のシェフではないせいか、全然美味しくない。
(あとこういうのはうちの苦手な「素肉」=大豆たんぱくなどの肉モドキ たっぷりだし)
だから1度食べてからもう頼まなくなった。
 
こんなメニューはもちろん(小)・・・一番安いメニューの意 だから、お会計はビックリ超安いのである。
本場香港(?)飲茶の席で、しろごはんに菜っ葉のっけて嬉しそうにかきこむ家族…。
はたから見たら、よほど貧しい家族と思われないだろうか…。と一瞬思ったが、気にしない気にしない。
 
こどもには、これでちゃんと飲茶を教えてあげている事になっているのかちょと不安だが、まあ周りを見ていれば大丈夫だろう。
 
 
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