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設備管理の日々

中規模ホテルの設備管理の日記。設備管理は設備=建築物に取り付けられた機器を適切に維持管理・運用する技術職です。

エレベーター

2011年10月07日 | 日記
エレベーターが止まるなんて考えたくないですね~。

でも、地震や停電で止まる可能性はある。

基本的にバッテリにより最寄りの階に止まってドアが開いた状態で停止する。

でも、階の途中で止まる可能性はある。

そんなときはエレベーターの保守会社を呼ぶ。

でも、停電はたくさんの施設で一斉に起きる場合が基本なのでエレベーター停止もあちこちで起きるし、電話が出来ない場合もある。

そんなときもエレベーター内のお客さんには待ってもらうことが基本。

でも、待てないときは、研修を受けた人がいれば停電した状態で救出することができます。

方法は・・・内緒。
研修を受けないとだめだから。
しかも研修を受けてから半年しか有効じゃないし。
それだけ危険なのだよ。

エレベーターの保守会社に電話で指示を受けながら作業するのもあり。


作業途中に電源が復旧しないようにスイッチを切って(ここ重要)からエレベーターのドアを特殊なカギを使って外から開けたり、内側から開けたり。
エレベーターのカゴが階の途中にあれば(そのままドアを開けると中の人が下に落下する危険)機械室で二人(ひとりでは無理)で手動でカゴを動かします。


復習。
停電したら外を見て他の施設も停電してるかウチだけかを確認。
エレベーターの機械室のカギを持ってエレベーターの1階から最上階までドアを叩き、どこにカゴがあるかを確認、中の客を安心させる。
最上階で電気会社に電話して復旧メドを聞く。
ウチだけが停電なら電気主任技術者に相談。
復旧に時間がかかる場合はエレベーター保守会社に電話して対応依頼。
電話が使えない場合はドアの前で中の客にしばらく待つよう話かける。
待てない場合であって研修を受けた者がいれば機械室でエレベーターのスイッチを切って手動でドアを開ける。研修を受けた者がいなければエレベーター保守会社を待つしかない。

だから、エレベーター保守会社を待つのが基本だね。
エレベーターを利用する前にはトイレを済ませて、携帯電話を確認してから覚悟を持って乗るべし。

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