これから、少しずつですが、住宅や建築に対する思いや考え方を書いて行こうと思っています。
本日は住宅のエコに対して思う事・・・。
先日、東京ビックサイトにて開催された「建築・建材展2010」。
行きたかったけど、お金と暇が無く行けませんでした。(´・ω・`)ショボーン
なので、実際に目にしてはいないのですが、HPで紹介されていた、ecoな商品を見つけました。
これは、麦わら繊維を基材としたOSSB(構造用合板)らしいです。
通常のOSBは木片を使用しているので、膨大な面積と長期間の森林計画が必要でしたが、
麦わらを使用する事により、麦を作ると自動的に毎年生産される事になります。
しかも、中国わらを原料にしているみたいなんですが、今までは、使い道も無く
ただ燃やされていたらしいんです。単にCO2を排出するだけの燃やされていた麦わらが、
住宅の構造材になる。(日本では壁倍率の性能評価認定を申請中みたいです)
これって、確かなecoですよね~。しかも私が、いいなと思った点は、我々住宅のビルダーがこれを採用した時点で、
オーナー様は自動的にecoしてる事になるって所です。
エコを意識すると、どうしても目に見える部分に行きがちです。
その方がお客様へのアピールにもなるし当然だと思います。
でもそれにプラスアルファで、『関心の無いお客様でも、知らず知らずにecoしてる』
そんな住宅を作っていきたいし、ビルダーとしての責務だと思います。
そして、このオホーツクでも麦の生産量は多いので、願わくば
北見産麦わら繊維のOSSBボード
なんて出来ればいいな~~~。