最初に・・・・今日は大分お堅く、偏った話しです。
私、一個人の意見なので、さらっと読み流して下さいね。
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今年のプリッカー賞の受賞者に坂茂さんが選ばれました。(*n'∀')n バンザーイ
プリッカー賞とは、建築界のノーベル賞と言われる程の凄い賞なんです。スッスゴィ...(゜Д゜ノ)ノ
ここ数年、日本の建築家達が相次いで受賞されています。
2013年は、伊東豊雄氏。2010年には、妹島和世女史&西沢 立衛氏が、受賞されています。
日本人凄い!!!!!!!!!!スッスゴィ...(゜Д゜ノ)ノ
ちなみに、日本人ではないんですが僕の好きな、故ルイス・バラガン氏も受賞されています。
まぁ、建築『家』の方々の賞なので、私のような建築『屋』には、全く違う世界のお話・・・
毎年受賞のニュースを只の建築ファンとして、見ていました。いつもは・・・・。
でも今年の受賞は、どうしてもブログに書いておきたいと思ったんです。
受賞者の坂氏。
被災地での仮設住宅や、避難所での紙による建築や間仕切りで、TV等に取り上げられていたので
ご存知な方達も多いと思います。
彼は日本だけでなく世界中の被災地にて、低コストで再利用出来るような素材を使ってシェルターや
住宅を設計してきました。今回も、その事が評価されての受賞となったようです。
建築にとって『デザイン(デコレーション)』『空間』『雰囲気』といった
所謂 “感覚の部分" は、どうしても派手でそこの面ばかり注目されがちです。
そして、評価もそういう面ばかりに偏っていきがちになる中、
『実用性』『必要性』『社会性』といった所謂 “実の部分" での評価が大きくなされた事が
私達、“実を作る“建築『屋』にとって、とても胸が熱くなるニュースとなりました。
※もちろん坂氏のデザインも本当に素晴らしいですよ。
私は、素敵な美術館や芸術的な建築物は作れません。
でも、住む人に本当に喜んで頂ける、
『使いやすい』『住みやすい』『あずましい(北海道弁)』
素敵な住宅は作れると思っています。
誰がなんと言おうと思っています。
そういう私の明日への活力になりました。
改めて、坂茂様。受賞おめでとうございます。