Number68 ⅚ 【注釈B】rev. (2023.09.26)
【( 8½ )総目次 】
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□ SDGsは「イノベーションを多く社会実装した国家が 地球環境改善への競争力と発言力を持ち、人類の 科学技術への信頼を取り戻すことに向けた期待」です
1999年の科学宣言(wiki 翻訳 原文)では、先進国における これまでの「科学研究」を、科学のための科学(学術のための学術)から「人間と社会のための科学」(人間と社会のための学術)に アップデートして欲しいのです、と
科学者の 国際的な団体に対して、
ユネスコ(国連教育科学文化機関)から要請されました。つまり、
科学の目標 Goals が、
「人間と社会のための科学」に 明確に移行すること。
従って、文科省の科研費の採択も 基準が そう変わること。によって、
地球環境を これ以上に悪化させないための
新しい(SDGsなどの)科学技術を創出すること
そして、
先進国と途上国の 科学創造における 国際協調
を「文理融合の総合知」(後述)の観点で、積極的に すすめて下さい
と(世界のプロの科学者が ユネスコから)その実現を お願いされたのです。
その 主役に立つのは、科学者(プロの科学者)ひとりひとり です。
ここで、どうして「文理融合」が必要かと言うと、
「人間と社会のための」という言葉に
女性や マイノリティであることで 研究の環境に差が生じないこと、
先進国と 途上国で 研究の環境に差が生じないこと、
が強く意識されているためです。
※ 従って、例えば「米国の金持ちの 白人一般男性をターゲットにする」科学研究は 公的な研究支援の対象から外されます。実情でも メーカの寄付講座などで研究される(米資本の子会社の)科学に移行している筈だからです。女性やマイノリティ、途上国の問題解決に かかわりが薄いのがその理由です。自分の研究は 広い意味で SDGsに かかわるから 公の支援が欲しい、と希望する科学者は、人文科学の文系の研究者に「文理融合」の 共同研究を依頼して「SDGsの問題解決に貢献することを 理屈立て」科研費などを申請する必要があります。文系の学者は、例えば ブローデルの名著『文明の文法』などをもとに、日本人による その研究と、途上国の かかわりなどを解説します。SDGsが国策になっており、並行して 米国の市場との かかわりが 今後 日本経済全体で希薄になること、が その誘因です。
日本の大学などの 公的な研究機関 は、必ず どこかの途上国と「その国の 大学院の学生が 研究に参加できる共同研究プロジェクト」を行なうことが 要請されています。すると、その研究がきっかけで、仮に これまでは「資源や労働力を供給する国だ」とだけ 考えられてきた途上国であったとしても「付加価値」のある新整品 を自国内で開発できるようになったり、その新製品の正しい価値や 従来からの 供給資源の価値、倫理的な価値 を、途上国の 大学院生が 独自に 研究・納得することができるので、
世界の貿易、相互通商の依存関係の中での 自国の立場を「自分たちで評価できる」ようになります。ここで 取り上げられた Sustainable Development の 新しい17の Goals が SDGs です。【外務省】
「Sustainable Development」(人類の)持続可能な開発 について、1999年の科学宣言の 33~38節に 詳しく解説されています。【1999年の科学宣言( 翻訳 )】先進国が科研費のような公的予算を、途上国との共同研究に多く使うことが求められています。
同時に 基本的な科学のリテラシーや 技能的、倫理的な評価を発展させ
世界のすみずみまで普及させる ことが
これまで以上に必要です という指摘もされました。
SDGsでは、17のゴール・169のターゲットが、地球上の「誰一人も 取り残さない leave no one behind 」ことを、日本も 国際公約として誓いました。私たちが共同研究のための環境を準備するには、途上と先進国で 学生 に同じ環境が用意されるよう配慮すること、また、女性や マイノリティが「自ら研究」して 倫理面も含めた価値 を 研究者自身が発見・確認できる こと、が SDGs の達成できた世界では 期待されています。このように 先進国 途上国を問わず、すべての研究者が
同じスタートラインに 立てるのが 2030年です。だから、
これまで、日本での科学研究は 米国の利権・特許の中から「解決」が見つけられることが「科学の目標」である、ように 研究が誘導されること が多かったのですけれど、それは多くの場合に SDGsの支援を必要としている 途上国の得意分野や 特色に結びつかず、その 倫理的な 意味 も あいまいにされたからです。そのことに 改めて気付かせてくれたのが SDGsでした。途上国の大学院生を まじえた 文理融合の研究は 1999年の科学宣言に盛られた 新しい科学の意味を、世界に示してくれるでしょう。
※ ユネスコが 1999年に この提言をした理由は、この方法が「イノベーション」を 飛躍的に増加できるから でした。先進国が 自らの特許利得、利権を占有する目的の研究 ばかりを増やしても、途上国やマイノリティの課題は まったく解決しません。例えば(後述しますが)核汚染水の処理についても 途上国の研究者からの斬新な発想を広く求めて公募すれば 先進国の「薄めて海洋投棄する」という外部不経済に蓋をする従来の発想と異なる解決策が多く提案される筈です。汚染水の海洋投棄に賛成する人は、読売新聞を読んでいないのでしょうか。福島のタンクに 現在保管されている 汚染水の 全体の 7割は、メルトダウンで生じた 何が含まれているのか分からない汚染水なので「海洋投棄が そもそも できない汚水」です。もし、日本の この分野の学生にメディアが取材すれば、現在 政府の行なっている「大丈夫そうなドラム缶だけを 基準の40倍に薄め、海洋投棄して 海の水質検査をする時間稼ぎ」より先に、核物質を微生物に食べさせて分離する養殖池の実験などを早く開始する 具体策についての提言を 広く世界に求め、途上国も含めた大勢の科学者で 智慧を集めて問題解決にあたるほうが良い と発言するのではないでしょうか。それと全く同じ理屈で「米国の権威を背景にした機械論科学」の大半は 公的研究費の打ち切り対象 になるのでしょう。
【その研究が 打ち切り対象になる 論拠です】 41. すべての科学者は、高度な倫理的基準を自らに課すべきであり、・・・。科学教育のカリキュラムには、科学倫理、歴史、哲学、そして科学の文化的影響に関する課程が含まれるべきである。/ 39. 科学研究の遂行と、その研究によって生じる知識の利用は、貧困の軽減などの人類の福祉を常に目的とし、人間の尊厳と諸権利、そして世界環境を尊重するものであり、しかも今日の世代と未来の世代に対する責任を十分に考慮するものでなければならない。・・・。/ 40. 倫理的諸問題が適切に論議されるために、新たな発見や新たに開発された技術のすべての可能な利用や影響に関しての、情報の自由な伝達が保障されるべきである。各国は、科学の実践、科学的知識の利用や応用に関する倫理問題に対処するために、しかるべき枠組みを設けるべきである。・・・。【4. 社会における科学と社会のための科学】「米国の権威を背景にした機械論科学」は、このうち どれにも該当していません。
もし 次期大統領候補が バイデン・ドルの 0円化を宣言すれば、米国とのパイプを後ろ盾にしてきた日本の政治家や科学者は 米国に「裏切られた」気持ちになるでしょう。米国の狙い通りに「円」を「西側の基軸通貨に推進する気力」も なくなることでしょう。(というか、円が新ドルに代わって 西の基軸通貨になることを心配をしているのは、新ドル発行の準備をしている米国人だけです、米国は 0円化することによって、日本人が友人として 米国の経済的混乱の収束に手を貸そうとすることを 自ら 断ってしまうのです。)しかし、私は SDGsに無関係な「米国の金持ちのための科学技術」、例えば、臓器移植などから日本が手を引く とても良い機会だと考えます。
それでは、新しい目標は 。。。 そこで 1999年の科学宣言の登場です。
アジアの海のシルクロードは、過去に繁栄を究めました。特に 信長の時代前後を考えてみて下さい。「船員が、港で 良質の ”アラビア医学の薬”(胡椒などのスパイス)を選び分けて、不良品を積まない目利きであったこと」が 特に重要でした。陸の隊商より はるかに莫大な量の貴重品が、船で行き来しています。(クウェートの船員が「シンドバッド」のモデルです。「千夜一夜」の原著に無い エピソードでした。)もちろん、東南アジアの船員たちも 交易品の鑑定力で「大黒屋の鑑定士」なみの目利きが要求されました。目の前に積まれた 木綿、陶器、”中国の皇帝が召し上がる塩”だと商人の自慢する塩 が 果たして どれだけの銀貨と交換できるのか、一つ値踏みを間違えれば大損です。
私は、米国市場を止めた 日本の自動車会社や製薬会社は 東南アジアの大学に寄付講座を開設し、東南アジアの工業デザイナーの学位取得者や 医師の卵を見つけて「中東で歓迎される”日本と東南アジアの共同開発車”」や「中東で歓迎される伝統治療の薬」を日本人の研究者が オンラインの VR で ”東南アジア諸国と共同設計・共同研究して” 中東に売り込むことや、同じ手法でインド、中国、そして東南アジアを市場に想定したマーケット開発をすることが ”SDGsの趣旨に沿った” 21世紀の研究方向だと考えます。
東南アジアの人たちの鑑識眼に頼り、日本の「シーズ」も彼らが選ぶのです。
なぜ、製薬分野を例に挙げたかというと、米国の金持ち相手の施術・投薬は企業の論理に影響される可能性があるからです。それは治療と呼べません。日本には精密な薬効の分析装置が多くあり、直ぐにも「漢方薬」「アーユルベーダ」「アラビア医学」の伝統医薬の薬効を分析すれば、人体の自然治癒力を生かした 即効性のある優れた医術だと計測することができるでしょう。ニクソン大統領が驚いた中国の鍼治療は、WHOが慢性病に高い効果を上げる施術として西洋医に研究を促しました。また、日本初の心臓移植のとき 医師を殺人罪で訴えた漢方医は、漢方治療で患者が治る自信がありました。中国の漢方医も同じことを言ったはずです。
『解体新書』の訳者は人体の「疲れた胃」を見て、西洋の医学書を信じました。が、断食療法などで健常に戻った胃は ”漢方の書籍通りに丸い形” です。鍼灸師の使っている「人体のツボ」を示した 有名な図も ”健康な人”のツボの位置ですから、鍼灸師はツボの位置のずれから 患者の内臓のどこが弱っているのかを知り、適切な治療でツボが経絡経穴図の正しい位置に戻ってくることを確かめます。こうした医療の分野は「国際学術会議」が最近出した「学際研究の未来についての考察」では「先住民科学の尊重」として特記されていますから「あくまで別の治療体系」であると理解した上で 学際的な共同研究を 東南アジアの大学院生にお願いして良い医学の領域、かも知れません。
東南アジアの人たちの「目利きの力」は、感性工学などの手法で 数値化・定量化して「売上額」との相関を実証できるかも知れません。付け加えると、トランプ次期大統領候補の演説によれば、バイデン氏の一族は闇臓器売買と何かの関係があるということで、欧米でウクライナは ネオナチが 第3次大戦を計画していた武器庫、従って、日本政府は知らずに ネオナチを金銭的に支援していたことになっているそうです。闇臓器を戦場の死体から調達するなんて、ホラー小説です。
臓器移植から距離を置くのが 無難、な感じがしませんか。漢方が効くそうです。
【参考】社会学者 吉田民人氏の 「新しい学術体系」の必要性と可能性(2001年)は(これは私の言葉による要約ですが)人類を破滅させる力を持つほど強力になった(機械論の)科学パラダイムが変革され、人類が持続可能に「21世紀も成長し続けるための要件」を、次の① ② ③に示しています(pp.25-32)。① 文理両科学が共働して意味を考える「文理を俯瞰する学際的な科学観」の要請 ② 女性学を視点でなく学問領域と捉える「男女格差を解消する広い意味の学際性」の必要 ③ DNAを物理学・力学でなく、ゲノム科学「コト」(創発)と捉える生命理解。
従って、今後の(米国市場のトレンドの影響を受けない)科学技術・イノベーション基本計画で推奨される科学 は、文系 理系の 両面で意味が検証された「総合知」(後述)の検証を経た科学です。また、男女(や マイノリティの)格差を解消する広い意味の学際科学が勧められ、生命科学でも「西田哲学」などで検証された創発性の科学が中心に研究されることになるはずです。日本や米国が特許を持っているから、進める価値があるだとか、その研究に予算が投じられれば外貨の獲得が期待できる科学(お金の稼げる 機械論科学)であったとしても「SDGs 時代の公的な科学予算」については 意味の検証を経たテーマに対してしか 付与されません。このように、吉田民人氏は 2015年に大騒ぎになった問題を、2001年に論じ終えていました。だから、
SDGs の国策化は、日本政府では 他国に比べ 10年以上の 先行利得を得ていた のです。
ここで「科学の意味」と呼ぶ内容は、説明責任という言葉でも表わされます。
(例えば、ベトナムを走る AI車が理解しているのは 文理融合の研究で明らかにされた
ベトナム人の交通ルールです。ハリウッドの AI運転手は、ベトナムを走れません。IAEAが
一般的な安全策を会議室で口にしても、事件は 現場の複雑な海流下で起きています。)
Fukushima の原発事故 では、故 吉田昌郎氏が見事に説明責任を果たしてこられました。
東京オリンピック 2020の招致で、安倍首相は(科学者の助言で)
Fukushima が under-control です、と国際公約しました。つまり、
日本は SDGs を国策にしているので、
この領域を専門にしている研究者は、福島の海洋投棄の正統性を 外国人
記者クラブの会見などで、次のように発表できる筈です。
日本は Sustainable Development の解決策の一つとして 原子力発電を
選んでおり、その帰結として事故処理の一連のプロセスを遂行していることを
韓国、北朝鮮、台湾や 米国の一般の国民に分かる言葉で、翻訳可能な形式で
原子力の安全性を理解している立場から発言します。また、日本の大学院
などで、学生に事故処理の理性的な能力・技能と同時に、倫理的価値に関する
評価(意味)を検証できる研究を行なって貰います。
以上は、SDGsを国策としている観点から 必要です。
世界から 海洋投棄に関する説明を求められているのですから、文理の科学者
が 求められた説明をできる はずです。
福島県と東京の北半分が チェルノブイリ同様 人の住めない場所になることを
吉田昌郎所長ら「Fukushima 50」(実際は 69名)の方々が、現実に自らの
生命を賭けて 防ぎました。(爆発時の風が西風でなく北風だったら、東京の北半分
が 汚染濃度で 緊急避難地域になりました。田中高度情報科学技術研究機構会長は 東京全
都民の避難が必要です と官邸に連絡しようとされたのですが 首相に情報が伝わりません。
ドイツは 強い避難勧告を自国民に送りました。ある通信社は 本社を関西に移しました。
事態は そこまで切迫していたのです。一方、首相は 吉田所長との直接の面会の印象から
東電本社の業務命令に逆らった 所長の決断による対応を支持しました。このときの首相の
判断で 結果的に都民は 避難することなく 今日に至るのですが、吉田所長の 包み隠さない
大変に正確な報告と 現状の把握、そして 吉田氏の 強い倫理観が 首相の判断の背景でした。)
その 3.11 のメルトダウンの汚染水(通常運転の循環水では ありません)を 外国の
研究所の発言だけを根拠に
投棄しても構わない、のでしょうか。
国策の SDGsに照らして、
日本の 本研究の大学院生の 文理両科学の側面からの考えは?
吉田所長は、現場で発生しつつある問題を
「自らの責任と 自らの言葉で」
福島県民、そして全国民、全世界に向けて 説明をされ続けました。
IAEAは ロンドン条約を当然、知っています。IAEAは、投棄の責任は各国政府にあると責任を負うことを回避しました。なぜロンドン条約が重要かと言うと、① 人体の内部被ばくが十分に研究されていないので 取り返しのつかない 不可逆な結果を予測すること自体ができていないから、そして ② トリチウムが環境中の有機物質に取り込まれて「有機トリチウム」となり、魚介類の食物連鎖で海水中のトリチウム濃度の約 6000倍という高レベルの濃縮が起こる可能性が指摘されているからです。更に ③ 日本の投棄水は 循環水でなく メルトダウンの汚水を 基準の40倍に薄めたものなので、その内容物が未検証だからです。
もしかすると、一生懸命にやっておられる岸田内閣の人気を低下させて、バイデン・ドル債権の 0円化後の円を(一つ覚えみたいで恐縮ですが)西の基軸通貨にしないために米国が後押しして「岸田内閣の失政」にする政略だった可能氏もあります。
バイデン・ドルの 0円化が近づいているようです。その対策が必要です。
なぜなら、20世紀に日本発の製品を有名にした「Japanese」という高級ブランドを 21世紀にも 日本人が 世界に発信して 世界から歓迎されるのには、(科学のパラダイムが化生論に変わったので)21世紀の新しいパラダイムに準拠した「新しい意味」を備えた科学であると、世界に承認して貰う必要が(日本の科学者と日本製品に)あるためです。20世紀の「旧いパラダイムの機械論科学は 確かに地球に(Fukushimaでのように)負荷をかけていました」が、個別の科学は「科学のための科学」から「人間と社会のための科学」に バージョンアップしたことを世界に宣言して、自らの 新しい存在意義 に、世界の理解を得る必要が どうしてもあるからです。
現行の政府の施策に間違いがあるのであれば、
科学者が発言して それを改めなければ なりません。
岸田内閣の「(トランプ氏が指摘する)失政」は、日本の政治力が弱らせられている状態
で 日本が 米国の核の傘から追い出される布石なのかも知れず、(米国の傘から出るという
選択は、あり得る選択の一つなのですが、)
その過程で 海洋投棄した日本を提訴すると言い出す米国の上院議員が出てきて 巨額の賠償
金を日本政府に命じる米国の裁判所が登場する可能性もあって、
そういったことに気がついている官僚が 周囲に 大勢いるはずだ、というのに、
どうして 海洋投棄を発表する人に、言葉選びを注意してあげないのでしょう。
故 浜田幸一元衆院議員は、ラジオの生放送番組で繰り返し、ジャパンハンドラーの人たち
が「(日本が米国に仕返しに原爆を落とす疑いがあるので、その可能性が見えたら)直ちに
原爆を もう一度 日本に落とすからな」と非公式に何度も語っていた と話題にして、冗談
めかして 「そんなこと日本がするはずないのに」と ぼやいていました。ラジオ局に その声
が残っているはずです。浜田氏の『TVタックル』での(酔った勢いの)証言では、米国は
あるとき そうした秘密交渉の一つで 小切手で武器の在庫を売りつけ、売上にしたそうです。
そうした 負の側面の日米関係に付随した科学研究は権威化して、日本のSDGs研究が阻まれて
いた可能性も検証する必要があります。
特に 日本国内の「米国の権威を背景にした機械論科学」の大半は 女性やマイノリティ支援に無関心で、軍事物資への転用が目的ですから 科学倫理にも関連が薄いので SDGsとの結びつきが 非常に弱いと考えられています。今、ここの段落を追記していて気が付いたことですが、もしかすると トランプ氏は 次の大統領選2024 で再選されるために、
”1999年の小泉政権(竹中大臣)時代の「郵政民営化」【質問主意書】と、それに関連して進められてきた当時の 日本の科学技術政策が、朝鮮戦争の終結によって「用済み」になっている、というのに SDGs関連の予算よりも権威化されて 重要だと思いこまれている誤った現状や 原子力政策への関連科学教育に倫理面の欠けていたことなど”
を 大変 親切にも 日本の 科学行政の推進担当者に自覚して貰う目的で、バイデン・ドルのゼロ円化や 小泉氏・竹中氏の責任追及を計画しておられるのかも知れません。
トランプ氏の自己評価は、俺くらい 日本の将来を考えている米国大統領はいない、ではないでしょうか!?
上宮法皇が もし海洋投棄を お知りになったら、どう思われるでしょう。
□ 「総合知」による検証を経た科学テーマとは、文理の両科学から 社会実装の意味が検証された 学際的なテーマ という意味です
資料【1999年の「科学と科学的知識の利用に関する世界宣言」から、第4節】(抜粋)
科学者の共同体と政策決定者は(略)一般社会の科学に対する信用と支援を、さらに強化することを目指さなければならない。倫理的、社会的、文化的な諸問題、さらには環境、性、経済、保健衛生などの諸問題に対処するには、自然科学も社会科学も巻き込んだ、学際的な努力が不可欠である。より公正で、豊かで、持続可能な世界の実現に向けて、科学の果たす役割を強化するためには、投資の拡大、その優先順位の見直し、科学的知識の共有などを通じて、官民すべての関係者が長期的な関与をしなければならないのである。 【1999年の科学宣言(原文)】
1999年科学宣言には、
「自然科学と社会科学を巻き込んだ、より大きな 学際的な取り組み」(Greater interdisciplinary efforts, involving both natural and social sciences)を行なうことが、
「倫理的、社会的、文化的な諸問題、さらには 環境、性、経済、保健衛生などの諸問題に対処するための 前提条件である」(a prerequisite for dealing with ethical, social, cultural, environmental, gender, economic and health issues)と明記されていました。つまり、
新しい科学イノベーションに求められる「前提条件」が、
自然科学と社会科学を巻き込んだ学際的な研究姿勢 だ と書かれていたのです。
理系と文系の双方の視点、女性やマイノリティの視点を含めて、
社会のための科学の有用性を検証しなさい、というのが 学際的な
「総合知」の活用です。
《 鋳型化ここまで 》
Fellow 武田 ( VR奥儀皆伝(8½)(68 ⅚)【注釈B】rev. 0926)
Blog TP-VR Attract.のトリビア 2023.09.xx
Fellow 武田 ( VR奥儀皆伝(8½)(68 ⅚)【注釈B】rev. 0926)
Blog TP-VR Attract.のトリビア 2023.09.xx
【おまけ】Delta Rhythm Boys - Dry Bones
預言者エゼキエルが 乾いた骨の谷に立つと神の姿が幻視された。(エゼキエル書 37章 1-10節)
「主の手がわたしに臨み、主はわたしを主の霊に満たして出て行かせ、谷の中にわたしを置かれた。そこには骨が満ちていた。」「彼はわたしに谷の周囲を行きめぐらせた。見よ、谷の面には、はなはだ多くの骨があり、皆いたく枯れていた。」「彼はわたしに言われた、人の子よ、これらの骨は、生き返ることができるのか。わたしは答えた、主なる神よ、あなたはご存じです。」「彼はまたわたしに言われた、これらの骨に預言して、言え。枯れた骨よ、主の言葉を聞け。」「主なる神はこれらの骨にこう言われる、見よ、わたしはあなたがたのうちに息を入れて、あなたがたを生かす。」「わたしはあなたがたの上に筋を与え、肉を生じさせ、皮でおおい、あなたがたのうちに息を与えて生かす。そこであなたがたはわたしが主であることを悟る。」「わたしは命じられたように預言したが、わたしが預言した時、声があった。見よ、動く音があり、骨と骨が集まって相つらなった。」・・・