舞栗倉庫

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安倍さんの1ヶ月。

2006-10-26 19:27:29 | Weblog
秋田魁新報に、
「総裁選の間には、大戦の認識については『歴史家に任せるべきだ』と言っていたのに、就任早々に歴史認識問題への持論を封印して、村山富ジィの『先の戦争は日本の植民地支配と侵略』との考えを踏襲しちまった。そうでなければ、中・韓との関係を改善できないという事情があったんだろう。

しかしこうした変身ぶりに右派陣営は不満を感じて、自民の一部の支持層が離れる可能性はある。」
という内容の記事が書かれている。

総裁としてはなんとしても来年の参議院選には勝たなくっちゃならないし、本音としたら韓も北も、あと後ろで糸を引いてる中共に対しても「っざけんじゃぁねぇぞ~!!」なぁんて気持ちがあったとしても、出さずに表面上は仲良くして行かなくっちゃいけないんだろう、と思いたい。

でもまさか新聞紙上では否定してたけど、総裁選の前後いつだったか控えてないけど、池田大作に頭下げちゃったなんてのが事実だとすると、特アとは喧嘩できなくなっちゃうぞ。

なんて思ってたら、フジ産経ビジネスには
「安倍政権の1カ月で日本外交が輝きを取り戻していて、外国人専門家たちの感想は『小泉前政権と同じ国の外交なのが信じられない』。その輝きを可能にしたキーパーソンが谷内正太郎外務事務次官だお。

日本外交を下支している外務省課長がしっかりした人物だと、首相や外相の政策を、外交の「ゲームのルール」に従った言葉に転換し国益を実現することが可能になる。今まで外務省の中国課長には、いわゆるチャイナスクールが就くのがお約束だったけど、専門家だからこそ視野は狭くなるといったデメリットもある。さらにチャイナスクールには中国当局者とズブズブの関係である場合があるので、いざという時に喧嘩ができない。

なので、今回の人事で谷内次官はチャイナスクールの猛反発を押し切って、英語研修の秋葉剛男氏を中国課長に就任させた。その結果、チャイナスクール内部にも危機感が生まれて『なれ合い外交』を続けていると派閥がなくなると、緊張感をもって今回の日中首脳会談に当たった。

谷内・秋葉ラインは今回、温家宝首相との晩餐会で安倍首相が行うスピーチに対して、事前に中国側から変更を求められたが、中国側の変更要請を拒否してスピーチ自体を中止にした。このような場合、チャイナスクールがダンドっていたら、首相に譲歩させてスピーチを行う体裁を整えただろう。秋葉課長だからこそ対応が変わった。秋葉課長、偉い!」


と書いてある。フムフム。表面的にはマイルド路線になったように見えるけど、押さえるところは押さえてるのね。

中川昭一君のように「核の議論は必要」かどうかは「どうかと」思うけど、安倍さんには「戦って」欲しいと思う。でないと、どこかで見た文のように、ホントに「安倍の次の首相は・・・小泉である」なぁんてお笑いにもなりかねん。



さて、今夜の焼きそばでも作りに1階に降りて行こ。

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