===paradiso trattoria===

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窯が埋まらないから

2008-10-22 | タム make
↑ヒヨコが踊ってるはずのgif・・・動くかな?

今日は素焼きをしてました。
前日に取っ手を付けたマグカップを強引に乾燥させ
化粧掛けたら速攻屋外に放置し、
白くなったのは窯へ、黒いのはストーブの前で火あぶり
こんなにいたぶられても脱落者は出ず。奇跡!
私も少しは成長してるかしら。

今回の窯は飯碗3サイズにカフェ俺ボウルに小鉢などなど
細かいし、重なるものばかりなので
作っても作っても窯が埋まらない。
ロクロが熱くなってるけど、これって大丈夫かな・・・?
なんてびくびくしながら、粘土一玉終わるたびに一応電源切ってみる
私はこう見えて腕力ないので。(・・・見掛け倒しな二の腕・・・(泣)
ロクロに載せる土はせいぜい6~7キロ。
それも、半分ずつ練って合体させてる

これは、手首の弱い人におすすめしたいやり方。
土練り何年とかありますが、故障を抱えてる人は無理は禁物
私は昔、交通事故で手首を痛めてから、無理すると痺れる。
練りで力を入れた瞬間に、手首に電気!!ビリッとなったらもうおしまい
その日は仕事になりません。

要は、空気が抜けて均一になってればいいので
土練機から出た粘土の棒二本を半分に割ってそれぞれ合わせて荒練りし
同じ状態にしたものを菊練りして、くっつけてしまいます。
接着する面に空気が入らないように、平らにしておき
もう一個を上から思いっきり叩き付けるように落とすと完璧。
あとは何事も無かったかのように砲弾型に整えて、いざロクロへ♪♪

こんな風になるべく腕に負担をかけないように
だましだまし。といいつつ、昨日は130個削りやってそれから取っ手付け。
さすがに今日は肘が痛いわー

そしてこういう時に限って人が来る。
仕事場に明かりがついてると、ご近所のマダムがお見えになります。
陶芸教室を自宅でされていて、今はもうやってないのですが
たまに知り合いとか、お孫さんとかがつくりに来る。
しかし、それだけでは窯が埋まらないのでうちに来ちゃう
うちにいれるならいいけど、自分のとこの窯で焼きたいから
「焼いてあげるからうちの窯も埋めてー♪」
・・・もう限界ですぅ・・・。