なまぬるい生活

エホバの証人 元二世のブログ

「啓示の書」の本がはげしくつまらん。

2008年04月15日 01時34分31秒 | 批判的意見
現在エホバの証人が書籍研究で研究している本が「啓示の書 その壮大な最高潮は近い!」という本なんですね。

この本が出版されたのは1988年で、かれこれ20年近く前です。

この本が出版されてから、多くの箇所が改訂されています。
訂正箇所の一覧は「王国宣教」に載せられたのですが、それを見ながら研究するというのも結構面倒です。

「大文字版」や「ペーパーバック版」では「王国宣教」に掲載された訂正箇所が反映されているのですが、それを大々的にアナウンスしないのは、多くの証人がすでにこの本を所有し、2回研究していることや会衆によっては古いハードカバー版が大量に在庫しているためかと思います。

ちなみに、「ウォッチタワーライブラリー2007年版」では「ペーパーバック版」と同等の記事を閲覧できるようです。(ただし挿絵はありません)


この本が出版したときは、20世紀が終わる前にハルマゲドンが来ると思っていたようですが、残念ながら21世紀になってしまいました。

「王国宣教」に掲載されている訂正箇所以外にも、2006年以降に印刷された版では「20世紀の今日」が「近年」となったり、「今日の20世紀では」が単に「20世紀では」と変更されたりしています。


この本は翻訳がだめなのか、元の英語からだめなのか知りませんが、ものすごく読みにくい上に理解しにくいんですね。
挿絵もなんだか気味悪いですし。

理解しにくい本をエホバの証人は「固い食物(しょくもつ)」と呼びます。
「乳」のような基礎的な事柄だけでなく、深い理解を得なきゃならん、というわけです。

ですが、この本が理解しにくいのは固い食物だから、というわけではなく単につまらないからだと思うんですね。
辞書を読んでいるような感じです。

出席者も本に書いてあることを読むことが「注解」だと思っているようで、理解している人はあまりいないようです。
先日の集会で、司会者が最後に「今日の内容からどんな益が得られましたか?」と質問したところ、だれも答えられる人がいませんでした。

多くのエホバの証人が望んでいるのは、早く2008年8月になって次の研究が始まることでしょうか。

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1 コメント

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わかりにくい啓示の書 (えっち2)
2009-12-03 17:59:47
私、たいした英語力あるわけではないのですが、英語の書籍研究(出席者はほとんど米国人)に出席していた経験から言うと、英語のほうが、しっくりくるような気がします。(私は英検1級もってますが、これはたいした英語力ではない、と申し上げたい)また、米国人の遺伝子には聖書の細胞がはいっているんではないか、とよく思いました。私がいくら研究しても彼らの言う「GOD」
『JESUS」とかって、日本人の証人の理解とどこかが違うのでは、と首をひねった思いでがあります。
ということで、啓示の書は日本人にはまったくなじめない
本と申せましょう。
挿絵が気持ち悪い、とありましたが、私は「JW解約への道」
のページを見て、目から鱗がおちました。JWの書籍の挿絵は
かなり異教のものと酷似しています。ショックでした。
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