goo blog サービス終了のお知らせ 

93歳・老大娘の日記

晩年を生きる

二つの創立記念式典

2019-01-21 22:11:30 | お出かけ

半田郷土史創立15周年と、榊原弱者救済保存会5周年記念式典に

お誘いを受けて行ってきました。

この弱者救済所は明治時代の博徒榊原亀三郎が、

獄中で典獄川村矯一郎に感化され、実業家金原明善の協力もあって、

服役後子分20数名とともに苦難の末、新しい村を鴉根の丘(半田市)

に設立しました。

出獄者、遊女、身体障害者、孤児、捨て子、貧しい老人、

家を追われた女性等、社会から見捨てられた人の救済に当った。

明治時代は差別意識も強く、

亀三郎は想像を絶するような努力を続けた結果、

お役所や企業の支援も受けられるようになりました。その跡地は

「史跡公園」となっています。

半田市は人口12万の小都市ですが、

豊田佐助ほか多くの有名な人を輩出しています。

ただこの救済所のことは長く埋もれたままで、半田市民でさえ

亀三郎のことを知らない人が多く、

半田郷土史研究会などの努力もあって、

近年になって世に知られるようになりました。

半田運河

運河と蔵の街

街を歩くと文化財の銘板が所々に見られます。↑

↓ミッカン本社ビル

半六邸(ミッカン一族の別邸)でお豆腐料理を

地元のお友達がご馳走してくれました。寒い日で温まりました。

かなり古く古民家風ですが、お庭の広さに驚きました。↓

二部のパーティーは夜になるので失礼しましたが

帰りJR半田駅へ来たときは暗くなっていて

駅舎の向こうでお月様が見送ってくれました。好い1日でした。

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする