明治用水の水漏れ事故が起きて工業、農業に大きな影響を与えている
治水は国を治めると同様重要であるとは古今東西言われています。
古くは武田信玄「信玄堤」は今のような土木機械のないとき、
人力で成し遂げた偉大な功績。
木曽三川治水事業では幕府から命じられた薩摩藩、多くの藩士を
病死や自害で亡くした悲惨な「宝暦事件」は幕府の外様潰しと
言われています。昔、杉本苑子の「孤愁の岸」で読みました。
木曽川、揖斐川、長良川の木曽三川は、愛知、岐阜、三重などを
流れている馴染み深い川ですから、いまも記憶に残っています。
地元では後に記念碑を立て薩摩の人々に今も感謝している。
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今朝のTV報道で農家の人の話「なぜ工業用水優先で農業は
後回しなのか、田植えの大切なときなのに」と怒っておられました。
工業も大切、農業も大切です。早く復旧しますように。