舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

半年ぶり

2006-11-06 01:12:33 | 徒然話
ここ半年、全く髪を切らなかった私。
画像は今年初頭のものですが、このくらい長くなってしまいました。どうみても長すぎです。
いよいよベリーダンスで髪が踊ってくれなくなってきたため、二週間ぶりにレッスンのない日だった今日、ようやく切って参りました。

カットをお願いするのは私が一番信頼を置いている美容院「R-HEARTS」のIさんです。
Iさんにお願いしたのは今日で2回目でしたが、半年前に初めて切っていただいたところ、どこから見ても止まってても動いてても綺麗なカットに感動し、以来必ずこの方にお願いすることにしました。

どうも私の髪を見ると美容師の皆さんは食指が動くらしく、アーティスト気取りの美容師さんにやらせると妙ちきりんなカットにされることも多々ありました。
うんざりして真っ直ぐブツ切りカットしかしなくなった私でしたが、Iさんだけは別です。
この方は私の要望を尊重してくれた上で、きれいなカットを施してくれるんですね。有り難いことです。これこそ本当の「プロ」ですなあ。

最初Iさんが私の髪をちょっと取ってふわぁーと持ち上げてパラパラ切り落とすさまを見たときは「え、やっぱり私、前衛的カットになっちゃうのかしらん...!?」と不安にかられましたが、それは杞憂に終わりました。
ストレートのままでもよし、巻いてもカールが綺麗に出る、非の打ち所のないカットになったのでした。

「動いてても綺麗」というのは重要なことです。
私の踊りにとって髪は小道具の一部で、指先を繊細に動かすのと全く同じように、髪も一緒に踊るのです。
以前trfの女性ダンサーが「髪も爪もちょっとでも長過ぎたり短過ぎたりすると踊りに支障が出る」とおっしゃってましたが、まったくそのとおりです。
髪の長さが5センチ違うと、回転のスピードもかきあげ方もまるっきり変わってくるのです。

ベリーダンスで髪が重要なのはもちろんですが、フラでもまとめて飾りをつけるとはいえ髪は重要です。
よく「髪には神聖な力が宿るから切っちゃダメ」なんて言われることもありますね。尤も、長いばかりで汚い髪には神様も寄りつかないと思うので(笑)、やはり伸ばすからには手入れが大切ですし、みっともなくなる前に切ることも必要です。

だから私の髪は、20年もやってるわりに長年(それこそ10年以上)踊ってるフラダンサーとしては、けっして長くない方だと思います。
私も若気の至りで長い方がよいと思い込んでいた時期もありましたし、今でもズボラ故にしばらくイベントがなかったりするとうっかり放っといてお尻の下の長さになってしまったりするのですが(笑)、今では「長さより美しさ」だと悟ったのでした。

というわけで、フラやベリーダンスをやっていても、髪質や生活習慣の都合で背中やウェストまでなんてとても伸ばせないわという人は、無理しなくていいと思います。
それより、艶やかな美しい髪を保つ方が大切ですね。

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