米作り奮闘記 高齢舎(田中ファーム)

還暦を迎え、ラストチャレンジは米作りです。孤軍奮闘、手探りの米作りは、どうなるでしょうか。

新武岡トンネル 29日開通

2013年09月28日 | 風景
鹿児島市街地と伊集院方面を結ぶ『新武岡トンネル』が、29日に開通します。

全長1500メートルで、郊外向け2車線の自動車専用道路となります。

大幅な渋滞緩和は期待できないが、競技施設や研修旅行でドタバタしている鹿児島県にとって、トンネル開通はグッドニュースです。

住吉の田んぼ

2013年09月27日 | 稲作
姶良平野の田んぼは、あちらこちらでウンカの被害が見られます。

坪枯れした田んぼを目にすると、心が痛みます。

そのため、時期を待たないで早めの刈り取りを済ませた田んぼも有りました。

住吉の田んぼには被害が無いようですが、もう少しの間目が離せません。

桜島・無風時の噴煙

2013年09月26日 | 風景
24日に桜島・錦江湾(広さ320平方キロ)が、日本ジオパークに認定されました。

桜島は24日、測史上3番目の4千メートル、26日午前には観測史上2番目の4千5百メートルもの噴煙を上げたました。

25日の噴煙は風に流されて、遠く種子島でも降灰が有りました。

26日午後、無風状態で上がった噴煙は上空で留まって、桜島が逆さまになったように見えました。

ジオパーク
(1)地域の地史や地質現象がよくわかる地質遺産を多数含み、考古学的・生態学的もしくは文化的な価値のある明瞭に境界を定められた地域。
(2)公的機関・地域社会ならびに民間団体による運営組織と運営・財政計画をもつ。
(3)ジオツーリズムなどを通じて、地域の持続可能な社会・経済発展を育成する。博物館、自然観察路、ガイド付きツアーなどにより、地球科学や環境問題に関する教育・普及活動を行なう。
(4)地域の伝統と法に基づき地質遺産を確実に保護する。
(5)世界的ネットワークの一員として、情報交換を積極的に行う。

西郷隆盛の命日

2013年09月24日 | 風景
9月24日は、西郷隆盛の命日。

後ろに見える山は、西郷隆盛が西南戦争(1877年)で戦死した城山です。

鹿児島の観光地の一つで、ちょうどまち巡りバス『あっちゃん号・せごどん号』が銅像の前で信号待ちしていました。

鹿児島では、西郷隆盛を『せごどん』と呼んでいます。

天日干しの準備

2013年09月21日 | 稲作
台風20号が、発生しました。影響を受けそうな時期は25日前後、出来るなら遠くを通り過ぎてもらいたいものです。

米作りは、刈り取りが間近になってきました。

掛け干しに使う、太い竹を切り出しに行きました。

快く竹を譲ってくれたのは、地域で用水の管理をしている方です。

場所は住吉の田んぼに近く、長い竹の運搬も心配なく出来ます。

お住まいの家の裏山なので、気を利かせてお昼時を避けて出かけたのですが留守でした。

庭先を通り抜け急斜面に足を捕られながら登って行くと、鬱蒼と茂った杉林と竹林が混在しています。

直ぐ下に家が見えているのに、独りでは心細くなります。

持参した携帯ラジオのボリュームを最大にして、気を紛らわすことにします。

切り出す孟宗竹は20m近くに育っていて、独りで出来るのか不安になってきました。

先日、替え刃を新調したばかりの折り畳み式のノコギリを使います。

恐る恐る目星をつけた孟宗竹を切ってみると、以外にもスパッと切ることができました。

倒れる方向も気遣ったのですが、真竹はドーンと立っていました。

さすがに、15㎝近い太さなのでかなりの重量です。

よろよろとよろけながら重い孟宗竹を斜面まで下ろし、先端部の笹をナタの背中で落としました。

一本丸ごと使いたかったけど、運び出す不便さを考えて7mぐらいに揃えて切りました。

汗をビッショリかきながら目標の15本を目指しましたが、10本切り出した所で体力と気力の限界です。

田んぼから近いので、足りなくなったら切り出す事にしました。

田んぼまで孟宗竹を運び終わったら夕暮れ時、孫と船津温泉で疲れを癒やしました。


中秋の名月 姶良地方

2013年09月19日 | 風景
お供え物をして団子を食べながら、お月見をしたのは子供の頃のいい思い出です。

9月16日は、中秋の名月。十五夜でした。

姶良地方は少し薄雲があるものの、まん丸の大きなお月様が見えました。

日没後、別府川には月明かりが綺麗に映っていました。

日が落ちる直前のお月様

よその田んぼ

2013年09月16日 | 稲作
手探り状態で取り組んだ初めての『稲作』は、田植えから丁度3ヶ月が経ちました。

農薬や化学肥料の使用を控えて、人と地球に優しいお米を作ろうと心掛けて来ました。

何も出来ないけど、毎日のように田んぼに出かけました。

上手に管理されているよその田んぼを見て、なにかと試行錯誤の日々を過ごしています。

住吉までの道すがら、ちょっと気になる田んぼが何カ所か見られます。

収穫量や品質にどんな影響が有るのか、それとも、あまり変わらないのか判りませんが、これからの米作りで参考にしたいと思います。『有機農産物生産ほ場』の立て札が有ります。雑草に隠れて稲が見えません。半分以上が雑草に覆われています。減反でしょうか、稲を植えていないところが有ります。まばらに稲が植えてあります。飼料米の田んぼでしょうか。畦道の雑草がずっと続いています。たわわに実った田んぼ、遠くに桜島が見えます。畦の綺麗な彼岸花と対照的な荒れた田んぼ。黄金色に輝いて収穫時を待つ田んぼ。耕作されなかった田んぼがたくさん有ります。掛け干しの竹を綺麗に収納してありました。一つの田んぼにうるち米ともち米が植えられています。筋状に色がついていました。品種が違うのでしょうか。畦道は草を払って有るけど、田んぼは雑草だらけです。田植えの時期が遅かったからか、隣の田んぼとの生育差がくっきり出ています。ウンカの被害が有った田んぼ、収穫直前の悲劇です。


ウンカの被害が…

2013年09月16日 | 稲作
姶良平野の永瀬地区で、『ウンカ』の被害が有りました。

坪枯れした面積は5×10m位で、稲が白く変色して倒れていました。

農薬散布を済ませた農家さんは「秋虫にやられた」と、ガッカリした様子で肩を落としていました。

住吉の田んぼから近いので心配ですが、駆除薬の散布は様子を観ることにします。

収穫まで後わずか、残留農薬の可能性が有るので出来れば避けたいものです。

台風17号 別府川の水深は3m以上になっていた

2013年09月16日 | 風景
台風18号が過ぎ去って、姶良は秋晴れになりました。

別府川に架かる『船津橋』を通ったので、17号の時と同じ場所から見比べて見ました。

川面を見ると、溢れかえっていた濁流は穏やかな流れになっていました。

護岸から水面まで270センチ、河床までは310センチでした。

17号の時は橋近くの護岸を越えて泥水が溢れていたので、350センチ位の水かさになっていたと考えられます。

台風18号北上中

2013年09月15日 | 稲作
台風18号(アジア名:マンニイ)は、四国沖を北上中です。

姶良は雨も降らずお天気でしたが、時々強風が吹いていました。

稲への被害も無く通り過ぎて行きました。

今度の台風には2007年7月14日、大隅半島に上陸し た台風4号と同じアジア名がついているのに気付きました。

名前の使い回しが気になったので、機会があれば調べてみようと思いました。

その後の台風18号は、16日午前8時頃愛知県豊橋市付近に上陸、本州を縦断して太平洋に抜け北海道沖で温帯低気圧に変わった。

8月30日に運用開始された大雨特別警報が発令され、広い範囲で猛威を振るった。

収穫間近の田んぼが泥水に浸かるなど、農作物への被害も甚大だった。






稲穂のサンプル

2013年09月13日 | 稲作
住吉と豊留の田んぼから、稲穂のサンプルを採取しました。

住吉は2本、豊留は3本です。

住吉の田んぼは、長い間休耕地だったので地力が強く、一本の籾の数が120粒ありました。

原因は判らないけど、所々に枯れたような稲穂が有ります。

豊留の田んぼは、分けつは多いのですが、籾の粒は100粒位でした。

スズメの被害で、マダラに籾殻になっている稲穂も有ります。

ここにも、所々に枯れたような稲穂が有りました。

住吉の田んぼの方が、1アール辺りの収量が多いかも知れません。

いずれも、収穫までは数週間かかりそうです。


稲刈りの心配事が解消されました

2013年09月11日 | 稲作
自分で育てた稲から、お米を収穫する日が近づいてきました。

キラキラの新米を炊いて、口に頬ばる瞬間が正直待ちきれないくらいです。

いっぱい収穫出来るに越したことは有りませんが、初めての稲作だから収穫出来れば最低の目標達成になります。

先日、スズメの被害で減収を余儀なくされましたが、まだまだ収穫まではウンカなどの害虫や、台風などの自然災害と予断が出来ません。

今日、収穫時のもう一つの心配事が解消しました。

当初の予定では、30アールの田んぼは全てバインダーで稲刈りし、掛け干しの後脱穀して収穫するつもりでした。

ところが、豊留の15アールの田んぼは10月中旬に貸し主さんに返さなければならないことが判りました。

掛け干しすると日程的にきついので、コンバインで収穫するしか有りません。

肥料などを購入した業者さんに「何でも、相談してください。」と言われていたので、問い合わせてみたら、近くの農家さんを紹介してくれました。

見ず知らずの方でしたが、背に腹は代えられません。直接伺って事情を話したところ、快く承諾していただきました。

なかなか、独りで米作りとはいかない『田中ファーム』の弱点、予定外の経費も掛かる事になりました。

自然乾燥のお米を作る予定を変更したけど、両方のお米を味わうチャンスなので食べ比べしようと思います。

秋の味覚 栗

2013年09月11日 | 風景
9月も半ばになって、かなり秋らしくなりました。

秋の味覚、栗を貰ったので早速茹でました。

二つに割ってみると、ホクホクの中身が食欲を誘います。

虫食いもなくて、美味しくいただきました。