米作り奮闘記 高齢舎(田中ファーム)

還暦を迎え、ラストチャレンジは米作りです。孤軍奮闘、手探りの米作りは、どうなるでしょうか。

ブロッコリーの花に蜜蜂がブンブン

2013年03月31日 | 畑仕事
 春野菜の準備をしようとしばらくぶりに畑に出かけました。収穫の終わったブロッコリーに薄い黄色の花がいっぱい咲いていました。少なくなったと言われている蜜蜂がブンブン飛び回っていました。隣の長ネギにはネギ坊主が出てきてしまいました。どちらも処分するしかありません。
 ブロッコリーの茎は5-6センチの太さに育っているので刈り取るのは大変です。根っこの茶色の部分の少し上を、足で踏みつけるとパキッと音がして割合簡単に刈れます。刈り取ったブロッコリーを一輪車に積み上げたら、まるで花屋さんのワゴンみたいに綺麗でした。蜜蜂はここでもブンブン飛び回っていました。
 マルチを丁寧に剥がして、長ネギに取りかかりました。はじめは引っこ抜いていたのですが、しっかり地面に根を下ろした長ネギは骨が折れました。途中で止めてトラクターで鋤くことにしました。雑草も一緒に鋤いてしまったので、3回通ってもゴロゴロしたままでした。やっぱり全部引っこ抜いてから耕せば良かったなぁとちょっぴり後悔しました。
 トラクターを転がして帰り道で、養蜂箱が沢山置いてある場所を見つけました。あのブロッコリーの花から蜜を集めていた蜂たちは、ここから飛んで来ていたようです。写真ではよく見えないけど、数え切れない蜜蜂が養蜂箱の周りを飛び回っていました。

K邸の剪定とビワの袋かけをしました

2013年03月30日 | 風景
 叔父が庭師を営んでいます。職人さんを使ったりしていますが、人手が足りない時に駆り出される事があります。そのため、松の剪定以外はひと通りの作業が出来るようになりました。数件だけど家の近くの依頼は、独りで剪定作業をこなしています。
 K邸は近くに建つ住宅ですが、高齢の持ち主さんは鹿児島市に住んでいて、家の管理を頼まれています。ご自分も掃除などで時々訪れていますが、剪定まで手が回らないそうです。高い樹木も無くて本数も少ないので、半日あれば終わります
 今回はビワの袋かけも頼まれました。鹿児島市の家から移したビワの木が3㍍位に育っています。ビワは傷つきやすいので、丁寧に袋かけをしたところ全部で88袋になりました。収穫は梅雨前でしょうか、種が大きくて独特の香りがビワの特徴です。
 袋かけも済んだ頃、お隣の家から一ツ葉の剪定を頼まれました。バッサリ刈って欲しいとのことだったので、注文通りに仕上げると、とても喜んでいました。一本だけでしたが、ご主人との思い出が有るので、手が掛かるけど切り倒すのは忍びないと話してくれました。
 剪定は樹木の床屋さん?K邸もかなりサッパリとなりました。ビワの木は、かけた袋が花が咲いているように見えました。

芝桜が咲き始めました

2013年03月29日 | 風景
 4年くらいまえに庭先に植えた芝桜が、今年も咲き始めました。最初は小さなポット苗でしたが、冬の寒さにも負けないで年々育っています。花が咲いていない芝桜は、深緑の絨毯のようで、そっと押さえると弾力があります。でも、小さなピンクの花が咲き始めると、かよわい乙女のように美しくなります。
 埼玉県の秩父にある羊山公園は、芝桜の丘として有名です。40代のころに初めて訪れた私は、見事に彩られた一面の芝桜を見て感動しました。また、八王子の山あいの民家で見た芝桜も、心に残っています。
 故郷で暮らすようになったら、絶対育てようと思っていましたが、叶えることができました。株分けして、花壇を芝桜でいっぱいにしたいと思っています。

裏の畑を耕しました

2013年03月29日 | 畑仕事
 ブロッコリーや、キャベツを収穫した裏の畑を耕しました。村の目抜き道路沿いなので、雑草が生い茂っているのがずっと気になっていました。8畝くらいの広くはない畑ですが、伸び盛りの雑草は刈払機にまとわりついてきます。かなりてこずってしまいました。刈り取った草を、軽トラの荷台いっぱいに積み込んで山まで捨てに行きました。これまでは、畑で燃やしていましたが、畑の周りに人家が増えたり、地球環境の悪化が心配なので止めました。帰ってから、トラクターで耕してすっかりきれいになりました。
 この畑にはニラを植え付ける予定です。耕した畑に一畝残っているのが、数年植えっぱなしだったニラです。一株が4,50センチになってしまいました。これを株分けして植え付けるのです。肥料を施しマルチを張って、3株ずつ15センチ間隔に植えます。ニラは、年に3回くらい収穫できます。キュッとしっかりしたニラが育ちますように!!◇トラックに草を積みました。手前は自作の無人販売所、今は竹ノ子がすぐに売り切れになります

八重桜が満開です

2013年03月28日 | 風景
 17日に、八重桜が開花したのですが、ついに満開になりました。二階のベランダから観てみると、ピンク色の桜の花が迫ってきます。ソメイヨシノは少し弱々しい感じがするけど、八重桜には重厚感が有ります。春霞の向こうに、うっすらと桜島が見えていました。

トマトの苗を植え替えました

2013年03月27日 | 畑仕事
 3月も残り僅かになって、寒さが和らいできました。霜の心配もしないでよくなりそうです。友人のハウスから、トマトのポット苗が届いたので植え替えをしました。苗は全部で16本、黄色い花が咲いて6・70センチくらいの大きさになっていました。義母が支柱にくくりつけてくれました。収穫まで追肥などの手入れをして、育てていこうと思っています。

Tポイントレディースゴルフトーナメント最終日なのに

2013年03月24日 | ゴルフ
 我が家から車で、約10分たらずの近さに鹿児島高牧CCがある。何度もプレイしているコースだが、24日は女子ゴルフツァーの第3戦・Tポイントレディースゴルフトーナメントの最終日。唯一県内で開催されるプロのトーナメントで、横峯さくら選手や、アマチュアの勝みなみちゃんのプレイを見られる絶好のチャンスなのだ。
 6:30頃、タボスケはそっとベッドから抜け出した。最近は加齢のせいか、起きるのに目覚ましは要らない。ごそごそと身支度をして、あっという間に出かける準備を整えた。待望の同級生同士が集うヘッポコゴルフの日、準備万端の出で立ちで向かうのは、高牧CCとは反対の遥か南の最果ていぶすきゴルフクラブ開聞コースだ。
 姶良から指宿までは車で約2時間、地元でよく行くゴルフコースと比べるとかなり遠く思える。ホームコースの鹿児島国際や、溝辺、高牧、蒲生、ゴールデンパームなどは30分もかからない。かって東京で暮らしていたころは4:00頃に出掛けたこともあったのに、近場のコースにすっかり馴染んでしまっている。
 薩摩地方の降雨確率は60%、マイペースのゴルフライフだから「雨だったら、体調を崩してしまうといけないから」と取り止めるケースが有りそうだ。集合場所のメテオゴルフ練習場で、時間まで打ちっ放しをしながら決めることにする。
 案の定、出発間際になってO氏から首を痛めたので行けないとメールが入った。ここは男の付き合い、余計な詮索はしないで早く直しなさいよと返しのメールを送っておいた。外はまだ小雨が降っているが、練習も十分に出来たのでボチボチ3人でコースへ向かった。
 女3人よれば姦しいと言うけれど、長い道中とあって男3人も負けていない。それぞれの近況報告から始まり、妻には内緒の話し、終いにはTPP問題などで話は尽きなかった。
 コースも近付いて開聞岳が見える頃になると、雨が止んできた。外気温を見ると18゜、最近の車にはこんな便利機能がついている。「曇っているけど、年をとるとこのぐらいの天気がちょう度いいよな」「そうだねぇ」と言いながら、少しづつ気分が高ぶるのが心地よかった。
 クラブハウスの車寄せには、支配人が待っていた。実は来れなかったO氏がコースの予約をしてくれたのだが、丁寧に出迎えて頂いたのはそのせいらしい。
 いぶすきゴルフクラブは、2004年までJGTOのトーナメントが開催されていた。クラブハウス内には、歴代優勝者の写真やカシオワールドオープンのポスターなどが飾られていて、当時の華やかな様子が伝わってくる。あのタイガーウッズも1999年にプレイしている。コースの1,3,8,10,13,18番には、フルバックティーからタイガーが放ったティーショットの到達点に、飛距離を書いた黄色いタイガーポストが立っている。
 日曜日にもかかわらず、30組くらいしかエントリーしていなかった。前後のパーティーを気にしないで、ゆったりとゴルフができそうだ。スタートはアウトの1番から、かって見たトーナメントのプロ達のように最終18番のグリーンでフィニッシュするのだ。
 本土最南端に位置するゴルフ場は、春の訪れも格段に早い。フェアウェイの芝は既に青草が芽吹いていて、冬場の枯れ草は目立たなくなっている。勿論、グリーンのベント芝はきれいに生え揃い整備されていた。フェアウェイサイドの桜並木は満開で、綺麗な花々が彩りをそえている。
 開聞岳の傾斜を生かし、フラットなフェアウェイは少なくて、斜面を利用したアンジュレーション、ドッグレッグ、ブラインドのホールが、縦に横に無理なくレイアウトされている。鹿児島県屈指の広いフェアウェイだが、チャンピオンコースらしい距離の長さと、幾つかの極端に深いバンカーが悩みの種だ。
 ヘッポコゴルファーの面々は、所々でなかなかのプレイを見せてはいたが、お誂え向きにほとんどのコーストラップにはまってしまい散々なゴルフ。
 後半の13番ティーに向かう時、突然、遊びにかけては天才的な冴えを見せるY氏が「バックティーからやろう」と悪魔の誘惑をしてきた。 ここまで生きてきて嫁以外に怖いものは無し。ヘッポコゴルファーたちは、タイガーの驚異的な飛距離に対し、無謀にも果敢に挑んでいったのです。 タイガーの1打目到達地点から、3打目を打つM氏、ピンまでは約80ヤード、渾身のショットの行方は話せない。タイガーの凄さに打ちのめされながらも、どうにか最終18番ホールにたどり着いた。やっとのことでグリーンオンして、かってのトッププロのように手を振ってギャラリーに応えてみたが、前のパーティーのカードが走り去って行くのが見えるだけだった。
 ゴルフのスコアはさておいて、プレイの思い出は計り知れない。「また来よう」リベンジを誓い、ヘッポコゴルファーたちはコースを後にした。疲れた~
 車中、タブレットでTポイントレディースゴルフの結果を知った。勝みなみちゃんは、スコアを伸ばして27位フィニッシュ。並み居るプロに屈せず頑張っていたんだね。 馬の親子が見送ってくれました。
 
 
 

孫と一緒にトマト栽培にチャレンジ

2013年03月20日 | 畑仕事
 いよいよ、トマトのポット苗が大きく育ってきました。姶良は朝から小雨が降っていたのですが、お昼頃には止んでくれたので、トマトハウスの土づくりをする事にします。石灰、888、油粕、鶏糞、牛ふんを準備して作業に取りかかりました。今日は春分の日、管理機で固くなった土を起こし始めると、学校が休みの小学校1年生の孫が興味を持ったらしく何かと手伝おうとします。管理機を押したがるので、やらしてみたらそこそこの出来映えでした。目が離せないのが難です。おだてて肥料も巻いてもらいました。身長120センチ、体重26キロ、まだ体力は期待できませんが、ヨィショヨィショと頑張ってくれました。もしかしたら、農業の後継者になってくれるかもしれないと一瞬思っていました。土をかき混ぜ、今度は支柱を立てます。孫がメジャーで計って40センチ間隔で長い竹に印しを付けてくれました。任せて見ていると、4タス4ハとか、12ニ4ヲタストとか独り事を言いながら、たっぷり時間をかけて出来上がりました。古いマルチで周りを覆って乾燥を防ぎます。あっという間に5時のチャイムが鳴っていました。トマトのポット苗も今日は届かないことが判ったので作業終了です。

八重桜開花宣言

2013年03月19日 | 風景

 鹿児島地方気象台が、3月17日に桜(ソメイヨシノ)の開花宣言をしました。ポカポカ陽気のの中、あちらこちらの桜が淡いピンク色の花を付けています。我が家の庭先にある桜の木は八重桜です。2階の屋根まである樹齢30年以上の大きな木です。今朝、見上げるとパンパンになった蕾をいっぱい付けていました。もうすぐだなと思いながら出かけたのですが、お昼時に見てみたらついに桜の花が咲いていました。このままお天気が良ければ、満開になるのも近そうです。


培土器で畝たては楽ですね

2013年03月16日 | 畑仕事
 里芋を植えます。いよいよ、ヤフオクで買ったニューイエロー培土器の出番 です。まず、トラクターで雑草を鋤き込みました。これまでは、76歳になる義母が鍬を使って畝上げをしていました。約100mの距離を休み休みしながら、傍目にも大変な作業でした。
 自分で畝たてをするのが当たり前だった義母は、クボタの管理機に取り付けた培土器をけげんそうに見ています。実は、この培土器を買ってはみたものの、取り付け方も操作方法もアバウトでした。人目を気にしながら、内心大丈夫だろうかとドキドキです。管理機を押して畝たてに取りかかりました。ハンドルにぐっと土の重さが感じられます。構わず前進あるのみ。少し進んで後ろを振り返るとなんということでしょう、きれいに土が分かれて畝が出来ていました。往復して一休み、見れば義母もびっくりの出来映えでした。
 そんなに高い買い物じゃないし、上手く使えなくてもしょうがないと諦めるつもりでしたが、一発合格!義母が喜んでくれたので2重に嬉しい買い物でした。

山田のかかし

2013年03月15日 | 風景
 トラクターで山田の畑に向かう途中、山田地区の街道沿いには、何体かの「かかし」が置いてあります。題名は忘れてしまったけど、童謡に「山田の中の一本足のかかし~」というのがありますが、正に山田のかかしです。畑のそばには、自転車を押すオジサンのかかしがあります。なかなか良くできています。
 普段は軽トラや、乗用車で通り過ぎるだけですが、スピードの出ないトラクターの車上からは色んな風景が見えました。

西郷隆盛の腰掛け石

2013年03月15日 | 風景
 トラクターで山田の畑に向かう途中、山田の凱旋門そばに「西郷さんの座った石」があります。なんと鹿児島の偉人のひとり西郷隆盛にまつわる話です。なんでも旅の途中に立ち寄った西郷さんが、民家の庭先にあるその石にどっかと座ったそうです。一体どんな会話をしたのか、ちょっと気になりますね。
 普段は軽トラや、乗用車で通り過ぎるだけですが、スピードの出ないトラクターの車上からは色んな風景が見えました。

山田の凱旋門

2013年03月15日 | 風景
 トラクターで山田の畑に向かう途中には、「山田の凱旋門」という史跡があります。日露戦争から凱旋した兵士達を迎えるために建設したそうです。さほど大きな門ではありませんが、石造りのアーチがおしゃれです。史実など詳しいことはウェブで閲覧できるので省きますが、そのイベントを明治時代の人々はどんな風に盛り上げたのでしょうか。
 普段は軽トラや、乗用車で通り過ぎるだけですが、スピードの出ないトラクターの車上からは色んな風景が見えました。