米作り奮闘記 高齢舎(田中ファーム)

還暦を迎え、ラストチャレンジは米作りです。孤軍奮闘、手探りの米作りは、どうなるでしょうか。

【九州新幹線でいく!】ズバッと宮島・厳島神社と錦帯橋・津和野・広島2日間

2013年04月05日 | 旅行
 とても長いタイトルのツアーだけど、参加を決めたキーワードは『九州新幹線』でした。もうすぐ小学校2年生に進級する孫は、これまで一度も新幹線に乗ったことが無かったのです。身内びいきですが、1年生の時に1日も休まないで学校へ通ったとても感心な孫なので、ご褒美として新幹線の旅をプレゼントしました。

 2日間のツアーは、TV番組「ズバッと!鹿児島」でも紹介されたりしたので人気があります。博多まで新幹線で行き、そこからはバスで山口県、広島県の観光地と名産地巡りをして、リーガロイヤルホテル広島に宿泊。折り返しもバスで各地を巡り、博多から新幹線で中央駅まで帰るツアープランです。

 新幹線、ハイクラスのホテル、森英恵さんがデザインした可愛いピンク色の観光バス、旅行代金もかなり押さえられていて魅力いっぱいでしたが、700kmを越える長距離を、バスで移動するのは体力的にかなりのハードスケジュールです。それでも、孫が「綺麗」と言っていたバスガイドさんが精一杯盛り上げて案内してくれたし、添乗員さんには感心するくらい細かく気配りしてもらい、丁寧なドライブをする運転手さんだったので、ストレス無く旅行が出来ました。

 旅行のメンバーはいつもと同じで、父母、孫、妻、私の5人です。お天気は曇り、気温は8゜で少し肌寒さを感じます。6:30過ぎに姶良を出発、集合場所の鹿児島中央駅には7:00くらいに到着しました。7:40の集合時間まではたっぷり余裕がありました。お茶などを買い揃えて待っていると、初めて出会うツアーの参加者が少しずつ集まってきました。

 今回のツアー参加者総勢47名は、観光バスの定員ギリギリの大所帯です。全員そろったところで、旅行社の若い添乗員さんが丁寧に挨拶して、旅行の説明や手続きを済ませました。だんだんと出発時刻が迫ってきたので、添乗員さんに促されて皆で改札口へ向かいました。孫は少し緊張しているのでしょうか、改札で子供が通過するときに”ピピピ“と鳴る音に驚いていました。

 鹿児島中央駅8:07発「さくら544号」が、孫が生まれて初めて乗る新幹線です。JR九州全線開通2周年で導入された新型車両の700系は、淡いブルーのカラーリングでロングノーズのお洒落なデザインです。出発間際のあわただしさの中で、先頭車両まで行って写真に納めたのですが、孫はここでも少し照れた様子を見せていました。

 孫が初めて乗った新幹線は、幾つもあるトンネルを通過していつの間にか博多駅に到着。新大阪までの便なので、添乗員さんは汗だくで点呼を取りますが、なぜか人数が揃いません。何となく降りているとは思うのですが、どこにいるのでしょうか?添乗員さんは改札の方を見に行きました。やっと全員が揃い、改札を出てゾロゾロと駅のコンコースを進みました。通行人が多い時間なので周りの目が気になるけど団体旅行の宿命、知らない顔をして流れに身を任せました。

 ここからはバスツアーになるのですが、ターミナルには観光バスがいっぱいです。鹿児島中央駅とは規模が違うなと感じました。孫が「ねぇねぇ、どれに乗るの」と聞いてきました。せっかくだから大きなリムジンバスだったらいいなと思ったのですが、案内されたのはよく見かけるような観光バスでした。でもこのバスはサプライズ、なんと森英恵さんがデザインしたバスでした。小さくてもがんばって走る可愛いバスが気に入ったらしく、孫は「ピンク色に塗った機関車トーマスみたいだね」と言いました。孫は、何度もバスを乗り降りしながら観光地巡りをしているうちに、だんだんと旅行の雰囲気にも慣れてきた様子で、ガイドさんのツアーフラッグを持つと、高く掲げて大人たちの先頭を歩いたり、お喋りをしながら集団行動を楽しんでいました。

 今夜泊まるのは広島の中心地にある、リーガロイヤルホテル広島です。ここも鹿児島には見られない地上35階建で、高さは150m、客室数486室という大きなホテルでした。夕朝食バイキングでしたが、上品な味付けでとても美味しくいただきました。大浴場が無いと知らされて、父母がガッカリしていました。慣れないホテルスタイルのルームバスで悪戦苦闘していたので、年寄りには温泉旅行が一番かなと思いました。

 2日目は、汗ばむくらいの快晴に恵まれました。明日からは天気が崩れる予報ですが、旅行はお天気が良ければほぼ成功です。バスは、7:50出発です。朝食も食べなきゃいけないので大急ぎで身支度をしてエレベーターから降りようとしたら、ジミー大西さんとバッタリです。とっさに「ジミーちゃん」と声をかけたら、「ハイッ」と、返答していただきました。もちろん初対面でしたが、まるでTVの中のようなシーンです。朝食のレストランでも彼を見かけたという話が聞こえてきました。

 バスのシートに長い時間座ったままでいると、膝や腰が悲鳴をあげて来ます。車中ではガイドさんが、おもしろおかしく語って気を紛らわしてくれました。18歳と自己紹介したのに、焼酎に詳しくお酒の話もするので気になっていましたが、降りる間際に?歳だと暴露しました。全員が大爆笑です。女子の嘘は憎めないなと思いました。

 孫は、立ち寄った先々ではしゃぎ過ぎてしまい若干疲れ気味の様子でしたが、 JR博多駅20:07発「さくら571号」がホームに入ると、 満足げに新幹線に乗り込んでいました。 親切に孫に付き合ってくださったツアーの皆さん、本当にありがとうございます。

【九州新幹線で行く!】ズバッと宮島・厳島神社と錦帯橋・津和野・広島2日間のフォト

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2 コメント

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Unknown (あっちゃん)
2013-04-10 22:55:04
編集ありがとう!詳しく聞けたから、なんとなく5人を想像しちゃいました(笑)いい思い出になった事でしょう\(^_^)(^_^)/
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膝が固まった (Unknown)
2013-04-10 23:59:12
 シートの間隔が狭くて、膝が固まって痛かった事が一番かなぁ?
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