むらすずめのおやど

毎日の暮らしの中で気づいたこと,感じたこと,読んだ本や見た映画の感想など何でもおしゃべりします。

ラジオの「偉人と食で旅する世界史」の続き

2024-02-22 22:14:50 | Weblog

NHK第二のカルチャーラジオの「偉人と食で旅する世界史」は第9回の「ベートーベン」まで紹介しましたが、

第10回は「ヴィクトル・ユゴー」でした。ユゴーは「レ・ミゼラブル」でパンを盗んだため牢獄に入れられたジャン・バルジャンを描きました。第11回は「リンカーン」でした。彼が感謝祭を祝日にして以来、七面鳥料理とパンプキンパイを食べるようになったそうです。第12回は「宰相ビスマルク」で、彼の時代にジャガイモ料理が広まったそうです。

第13回が「コナン・ドイル」で「シャーロックホームズシリーズ」をとりあげ、物語に出てくる砂糖入り紅茶や国民食のカレーの話を聞きました。

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シャーロック・ホームズ大好き。①

2024-02-22 22:02:11 | Weblog

子供のころからコナン・ドイル作の「シャーロック・ホームズ」は大好きでした。

私のイメージでは私立探偵というとシャーロック・ホームズです。アガサ・クリスティーが作り出したポアロもミス・マープルも私の探偵のイメージではないので好きではありません。

コナン・ドイルの著作には「シャーロック・ホームズの冒険」や「シャーロック・ホームズの回想」など色々あるそうですがどれを読んだことがあるのかないのかわかりません。読んでも忘れてしまっています。

今回、BBCテレビが1984年に放送した動画を見ました。シャーロック・ホームズはジェレミー・ブレット、ワトソンはデイビッド・バークが演じています。全部で41話ありました。どのくらいの期間放送したのかわかりませんが今から40年も前の作品です。制作年によってホームズが意外に若かったり年取ったりしていると思います。

ジェレミー・ブレット氏はホームズのイメージにぴったりの俳優さんです。

挿絵にあるようなポーズをよくとっています。つまりパイプをくわえた横顔や暖炉の前で頬杖をついている姿、バイオリンをひいているところなど、絵のイメージそのままです。

私はまだ最初の3編しか見ていません。① ボヘミアの醜聞  ② 踊る人形  ③ 海軍条約事件

① では、ホームズ氏はアイリーン・アドラーという女性に翻弄され、出し抜かれます。

この話がホームズシリーズの中では一番面白いと思いますし、私は一番好きです。これでホームズ氏は今まで女性を少し軽蔑していたのに女性を見直して、尊敬するようになったそうですから。

ボヘミアの王がアイリーン・アドラーと一緒に撮った写真を取り返したいといってホームズのところにやってくるのです。王はどこかの国の王女と結婚することになったので、過去のその写真を暴露されたら困るからです。

ホームズ氏は変装してアイリーンの家に入り込み、写真の場所を探しますが・・・

②は、踊る人形のような文字の意味を解く事件です。その文字の列を見てアメリカ出身の女性は震えるのです。

③は海軍条約という重要な書類をコピーしていたとき、ふと油断して部屋をあけた間に大事な書類を盗まれた若い男性がいました。彼は半狂乱になっていましたが、少し落ち着いたときにホームズにその書類を探してほしいと頼んできます。今ならコピー機があるけれど、当時は手書きで一字一字書き写していたものでした。その盗まれた書類は意外なところにありました。

というわけでどれも面白い物語です。映画になるとイギリスの田園風景や大邸宅の素晴らしい庭園や花壇、家の中の調度品が立派なのに圧倒されます。ホームズの依頼人はお金持ちが多いのです。ホームズ自身も依頼人が来るとさっと上着を着てきちんとした格好でお客を出迎えています。

③では、確かにホームズの食卓にはカレー味のチキンが出ていました。ラジオの「偉人と食で旅する世界史」のコナン・ドイルの回で聞いたことがありました。カレーと紅茶をよく食べたり飲んだそうです。

有名な「まだらのひも」や「パスカヴィル家の犬」や「赤毛連盟」はまだ見ていないのでこれから見るのが楽しみです。

 

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HIMARIさんは素晴らしい。

2024-02-01 14:00:49 | Weblog

12歳のバイオリニストHIMARIさんの演奏をうっとりしてずっと聞いています。

HIMARIさんは吉村妃鞠という、3歳からバイオリンを始めて6歳でプロのオーケストラと共演、国内外のコンクールですべて1位またはグランプリを獲得という日本の少女です。現在は慶応義塾幼稚舎の6年で、2022年にアメリカの難関で名門の音楽大学 カーティス音楽院に最年少で合格して、日本とアメリカを行き来しているそうです。

私は、今まではラジオやCDなどでバイオリンの演奏は聞くだけで、コンサートにも行ったことがないので見たことはなかったのです。ところが、最近は動画でコンサートの様子を見ることができるようになり、かわいい少女がオーケストラの指揮者の下で素晴らしい演奏をするのを見て、すっかり虜になりました。動画では、バイオリニストの弓の動かし方や指の動きまでアップで見せてくれるのです。HIMARIさんの演奏を見ていると、こんなに早く指を動かすのか、すごい!とバイオリンのことはあまり知らなくてもつい見とれてしまいます。

HIMARIさんがオーケストラと共演するパガニーニの「バイオリン協奏曲第1番」やブルッフの「バイオリン協奏曲」は曲も素晴らしいのでつい聞きほれてしまいます。かわいい少女が大勢の楽団員と一緒に演奏し、時にはすばらしい独奏を聞かせるのですから、画面から目が離せません。今でもこんなにすごいのに、これからどんなにすばらしい演奏家になるのか楽しみです。彼女を教えている先生は「大人バージョンのHIMARIを見たい」そうです。

HIMARIさんがインタビューで答えているところによると、5時間練習してそのあと先生と練習するそうです。できないところは100回も1000回も練習するそうです。「バイオリンって自分のためだけに弾いているものではないでしょう。人のために音楽を届けているのです。人を幸せにできる、感動させられるバイオリニストになりたい。」と言っています。もう十分そうなっていますが、さらに進化してほしいです。

HIMARIさんの夢は世界中の人に音楽を届けることだそうです。「音楽は苦しいときに人に寄り添ってくれるものです。

私の演奏でみなさんが元気になったり、勇気をもらったりしてほしい。」と言っています。

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