むらすずめのおやど

毎日の暮らしの中で気づいたこと,感じたこと,読んだ本や見た映画の感想など何でもおしゃべりします。

シャーロック・ホームズ大好き②

2024-03-07 15:09:57 | Weblog

④美しき自転車乗り ⑤ 曲がった男 を見ました。

④では、若い女性が仕事先の邸宅から駅まで自転車で週一回行くとき、後ろから怪しい男性に自転車で付けられるという話です。途中の道は森の中だったり、寂しい土地なので若い女性にとっては危険な道なのです。この女性は音楽を教えていて魅力的なのでホームズ氏は依頼を断らずに事件を探っていきます。その邸宅の近くの酒場でホームズは荒くれ男と拳闘をして相手を倒すシーンがありました。

⑤では、背中の曲がった哀れな男性が出てきます。この人が実は…という話です。

今まで2回ずつ見てきました。1回見ただけではよくわからない謎もあるからです。どれも見ごたえがありました。

 ⑫ の「赤毛連盟」を見ました。これは有名な話で内容はよく知っています。百科事典の最初のAの項目から次々にノートに書き写すという仕事は今では通用しないでしょう。でも、 ホームズの宿敵のモリアーティ教授が事件の背後にいたというのでびっくりしました。ホームズは当時人気のバイオリニスト、サラサーテのコンサートを聞きに行ってとても幸せそうでした。サラサーテの「チゴイネルワイゼン」は今でもよく演奏されるのでおなじみです。男性ばかり登場して女性は通行人かコンサートの観客だけだったのも珍しいです。

⑥ まだらの紐 ⑦ 青い紅玉 ⑧ ブナ屋敷の怪 ⑨ ギリシャ語通訳も見ました。

⑥では、ロイロット博士は暖炉の火かき棒をねじ曲げる力をみせましたが、ホームズにもそれをもとに戻す力がありました。お屋敷で恐ろしい出来事が起こりそうだと推測して、ホームズはワトソンと一緒に近くの小屋で張り込みをしていましたが、ワトソンに「実は君の同伴をためらっている。危険は確実だ」といいます。ワトソンは「役に立てば」といいます。そこでホームズはワトソンに「ありがとう」といいました。ほかではこんな会話はありませんでした。ワトソンに感謝の言葉を伝えるのは初めてかもしれません。

⑦では伯爵夫人の青い紅玉が盗まれたのですが、ガチョウの胃の中から見つかったのです。どうしてそうなったかをホームズはたどっていきます。ちょうどクリスマスの日だったのでガチョウはごちそうになって食べられたわけです。

ホームズは宝石を盗んでガチョウの口に入れて隠した犯人を自分の事務所に連れてきて 事実をしゃべらせますが、警察に知らせず、彼を逃がしました。犯人だと疑われてつかまっていたホーナーという男性は釈放してあげました。宝石は返さず、自分の机の引き出しにしまいました。

⑧では、ブナ屋敷という家に住み込み家庭教師に雇われた女性が奇怪な出来事ばかりあるので、ホームズに相談に来ます。その屋敷では猛犬を飼っていて、その犬を夜は放つのです。屋敷の奥には謎の部屋があって近づくなと屋敷の主人の脅されたそうです。その部屋には実は…という少し怖い話でした。

⑨ では、ホームズの兄が出てきました。ワトソンもびっくりしていました。ホームズは家族のことは一切話さなかったし、人間関係に興味はなさそうだったので、ホームズは天涯孤独の身かとワトソンは思っていたそうです。それが「自分の才能は祖母譲りだ。」といったのですからワトソンがびっくりしたのも無理はありません。祖母はフランス人画家の妹で、芸術家肌だったそうです。さて ホームズのお兄さんはマイクロフトと言って、会計検査官でホームズより10歳以上年上に見え、体形はホームズに全然似ていませんが、二人で二階の窓から下の通行人を見下ろしていろんな推理をするところは似ていると思いました。もちろんお兄さんは意外なところで活躍します。

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