むらすずめのおやど

毎日の暮らしの中で気づいたこと,感じたこと,読んだ本や見た映画の感想など何でもおしゃべりします。

八重桜と多肉植物

2021-05-25 16:28:32 | Weblog

最初は4月10日ごろ見た近所の大安寺の八重桜の写真です。

ほかのソメイヨシノは咲きおわっていたのにこの桜はちょうど満開でとてもきれいでした。

次は 昨年9月18日に植え替えをしたハオルチアのエイラちゃんです。こちらには4株だけ連れてきました。冬の間は赤茶色になって枯れたかと思ったのですが、春になると再び緑色が復活して元気になりました。日当たりがいいと元気になるようです。

小さな株4個に分けてありますがそれぞれ大きくなってほしいです。

最後は日曜日に道の駅で買ってきた多肉植物のアドルフィーコッパーです。札の名前の上の部分のアドルフしか読んでいなかったのですが、名前を付けるのなら、アドルフよりアルフィーにします。

エイラちゃんよりがっしりしていて丈夫そうです。まだビニールのポットに入ったままです。

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梅雨の晴れ間

2021-05-22 15:04:19 | Weblog

5月15日に九州北部と中国・四国地方が梅雨入りしてからずっと雨模様の日が続きました。

1週間経った22日にやっと梅雨の晴れ間になり、久しぶりに青空が見えました。

今までの洗濯物が乾いていくのがうれしいです。

鶯の声はまだ聞こえますが、「ホーホケキョ」ではなくて「ホーポテト」と聞こえます。

今鳴いている鶯はまだうまく歌えないので相手にしてもらえないのかもしれません。

今日はホトトギスの声が聞こえました。夏が来たのです。

「トットトテト」や「トットポテト」や「トットポケカ」のように聞こえました。

 

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「青い花」というカエルの詩

2021-05-20 16:30:27 | Weblog

草野心平さんのカエルの詩「青イ花」がありました。全部の詩を読んだことがなかったのでここにのせてみます。

「青イ花」

トテモキレイナ花。
イッパイデス。
イイニホヒ。イッパイ。
オモイクラヰ。
オ母サン。
ボク。
カヘリマセン。
沼ノ水口ノ。
アスコノオモダカノネモトカラ。
ボク。トンダラ。
ヘビノ眼ヒカッタ。
ボクソレカラ。
忘レチャッタ。
オ母サン。
サヨナラ。

大キナ青イ花モエテマス。

 

 

あちらの世界はきれいな花が咲いていい匂いがしていいのでしょうね。

こちらの世界では悲しまなくてもいいのです。

文学の世界では、ほかにも「ばあさんがえる いぬみのあいさつ」も紹介されていました。

「ばあさんがえるいぬみのあいさつ」

地球さま、長いことお世話さまでした。

(ここで2行あくそうです)

 

さようならでございます。

(ここで1行あくそうです)

ありがとうございました。

さようならでございます。

(1行あく)

さようなら。

 

このかえるのように 死ぬときはいろいろ感謝して死にたいと思いました。

昨日のラジオの深夜便、「私じまいのごくい」で、死ぬ前の夫が「自分と結婚してくれてありがとう」と言うと「私を選んでくれてありがとう」と妻が返したという夫妻の話に感動しました。お互いに感謝しながら夫は亡くなったというのです。このように家族でありがとうと言える環境づくりがたいせつだそうです。

 

 

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平和公園に雀のお宿が

2021-05-17 16:46:19 | Weblog

広島市中区の平和記念公園にある「原爆の子の像」の鐘の中に雀が巣を作っているのを

ヒロシマピースボランティアの男性が見つけたと中国新聞に載っていました。

その男性はガイドをした観光客が鐘を鳴らしたとき、固い音ではなく鈍い音がしたので気が付いたそうです。

雀はカラスなどに襲われるのを恐れて人間が出入りする場所の近くに隙間を見つけて巣を作るそうです。

鐘の中は巣作りに適していたのでしょう。動画では一羽の雀が鐘の下から入って巣に潜り、やがて出ていくのがわかります。下の折鶴の像の上に留まっていたりします。

(我が家でもマンションの給湯器の中に作っていたことがありました)

原爆の子の像とは折鶴を千羽を折れば病気が治ると信じて千羽鶴を折って亡くなった佐々木禎子さんがモデルの像です。

像の下には鐘と折鶴の像があり、修学旅行生たちが持ってきた折鶴をささげて鐘を鳴らすのです。

コロナウィルス禍で訪れる人が少なくなり、鐘を鳴らす人も減ったから雀は気づかれずに巣を作ることができたのでしょう。

せっかくの雀のお宿なので市は撤去せずにしばらく見守るそうです。

ちょうど緊急事態宣言が出たので当分観光客も来ないでしょうから雀にとっては幸いです。

 

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これがラジオで読書

2021-05-07 23:13:50 | Weblog

ラジオ第2で、朗読の時間があります。月曜日から金曜日まで午前9時45分から10時までです。

今は有吉佐和子著「紀の川」を藤田三保子さんの朗読で聞くことができます。

全部で50回あるそうですが、今は30回目を聞きました。

聞きのがしたら、後で「らじる★らじる」の「聞き逃しサービス」で好きな時に何度でも聞くことができます。

私は最初の1回目から聞きました。これが「ラジオで読書」ということです。

「紀の川」は明治・大正・昭和の母系3代にわたる物語で、花という女性とその娘の一人の文緒が主人公です。

もう一人の孫娘は華子で作者の分身のようです。

 

 

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ラジオで読書

2021-05-05 22:40:40 | Weblog

NHK第2で月曜日から土曜日までの午後8時半から「カルチャーラジオ」があります。

月曜日は「ラジオアーカイブズ 声でつづる昭和人物史」で5月からは黒澤明監督の肉声が聞けます。

火曜日は「歴史再発見」で4月からは「渋沢栄一に学ぶ生き方と知恵」です。

水曜日は「芸術その魅力」で4月からは「モーツアルトと18世紀」です。

木曜日は「文学の世界」で4月から「荒川洋治の新しい読書の世界」です。

金曜日は、「科学と人間」で4月から「老化を防ぐ最新医学」です。

土曜日は「漢詩」です。

今回木曜日の「文学の世界」を聞いてとてもためになりました。

①「序論・詩と散文」②「明治・大正の詩」③「現代の詩」④ 「短歌・俳句」⑤「明治・大正の小説」

まで聞いていますが、この中で①と③が特に印象に残りました。

①では、詩と散文の違いを述べ、散文には物語や小説があり、小説の始まりはジャン・ジャック・ルソーの「告白」だそうです。自分のことを書くのが小説でルソーは自分の生涯を振り返り、等身大の自分の姿を文章で表現したそうです。

ルソーは「ツルニチニチソウ」の文で山を友人と歩いていたら、青い花をつけるツルニチニチソウが目に留まって、

ヴァラン夫人のことを思い出したそうです。

ヴァラン夫人は母を早く亡くしたルソーをかわいがって育ててくれた女性で

彼女がその花の名前を教えてくれたのだそうです。

一緒に歩いていた友人はこのことをひとつも知らないのでルソーが何に感激しているのかわからなかったそうです。

このように人間は記憶で成り立っていて 記憶の集積が人生なのだそうです。

それでルソーは近代小説の母と言われるそうです。

確かに同じ物を見ても(花でも動物でもなんでも)人の記憶はそれぞれ違うので感じ方が全然違います。

でも、家族として一緒に暮らせば、できれば同じ経験をして同じ記憶を共有したいと思います。

ツルニチニチソウで、思いだしましたが、以前は我が家でも咲いていました。

白い縁取りのある緑の葉に青の花が咲いてかわいかったです。今はなくなってしまったのですが。

③では草野心平の「青い花」の紹介がありました。これは心平氏のよく知られているカエルの詩の一つですが、カエルの子供が蛇に飲み込まれて、「オカアサン、ボク、カエリマセン」というのだそうです。

死んでいる子供が母親に呼び掛けているのです。亡くなった人の立場から書いていて、残された人に対する思いが表れているそうです。「こちらの世界は青い花が咲いていてきれいだから、ぼくは帰りません。悲しまないでください。心配しないでください」と。

 

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