この前4月になったばかりだと思っていたらもう4月が終わりそうです。
5月になると広島市では19日から21日までG7サミットが開かれます。外国から大勢の要人がやってくるため警護の県警は県外の警察から応援を受けて市内各所で警戒を強化しているそうです。
そのため18日から22日まで市内の学校は臨時休業だそうです。普通の人は市内や宮島方面には行かない方がいいようです。
4月25日には広島駅ビルで不審物が発見されたと大騒ぎがありました。
実は落とし物だったそうですが、山陽新幹線は運転を見合わせたり、買い物客たちは施設から避難したそうです。
広島駅周辺では大勢の警察官がいてものものしい雰囲気だそうです。
要人警護は本当に大変です。何事もなしに無事にサミットがおわってほしいものです。
それで、クリント・イーストウッド主演の「シークレット・サービス」を見ました。
1993年製作ですから今から30年も前の映画です。でも、何度見ても最後はハラハラドキドキします。
イーストウッド扮する年配のシークレットサービスのフランク・ホリガンは ケネディー大統領の警備を担当していましたが、大統領の暗殺を阻止できなかったのでずっと罪の意識にさいなまれ続けていました。銃声を聞いてもとっさに体が動かなかったそうです。
彼の過去に気づいた謎の男リアリーが現職の大統領を暗殺するという予告の電話をホリガンにかけて来ます。
それから二人の電話での駆け引きが始まります。大統領は選挙のキャンペーンで全国を回りますがどこにその暗殺犯人リアリーが潜んでいるかわかりません。シークレットサービスは大勢いますがみんな必死で大統領を守っているように見えました。
ホリガンはかなりの年配(60歳に近いと思います。ケネディー暗殺事件から30年経っています。)になっていて、大統領の車について走ったりするのはきつくなっていました。ある時は風船を壊す音を銃声と間違うへまをしたので警護陣から降ろされますが、執念でリアリーの手がかりを探します。リアリーはあらかじめ大統領の政党へ政治資金の献金をしていてあるホテルで行われる大統領の感謝パーティーに入り込んでいたのです。ものものしい警戒をしているのですが変装しているリアリーには誰も気が付かないのです。
そこで大統領が席をまわって近づいてきたときに…というはらはら場面があります。
リアリーは持ち物検査は受けていて、銃はその時はもっていませんでしたが、あとでテーブルの下で気づかれないように銃を組み立てていました。