むらすずめのおやど

毎日の暮らしの中で気づいたこと,感じたこと,読んだ本や見た映画の感想など何でもおしゃべりします。

11月がおわります。

2022-11-25 15:54:52 | Weblog

11月があと6日で終わります。

お店にはクリスマスの飾りつけやお正月を迎える準備の品が登場し、にぎやかになってきました。

今年は欠礼のはがきを出したので年賀状の準備をすることもなくゆっくり過ごすことができます。

私が年賀状をさしあげる知人・友人たちには高齢の方が多いのです。

何十年も前に祖父の弟のお嫁さん(大叔母でしょうか)に年賀状を出したところ、「高齢になって返事を書くのがつらくなったから年賀状はださないでほしい」と返事の年賀状に書いてありました。「返事はいりませんから」といっても返事を書かなくてはならないと思い込んでいたようです。その時大叔母は80歳は過ぎていました。会ったことはありませんが、何度か返事がきましたが最後は自分の息子のお嫁さんの代筆でした。年賀状が負担になっていたのかもしれないと反省しました。

私が年賀状を差し上げていた恩師には亡くなった方が多いです。お元気でも年賀状を書くことがが負担になっているかもしれません。

でも、年賀状は1年に1回だけのおたより、元気でいることの証(あかし)なのです。だから、私としてはプリンターに頼らず、できるだけ手書きで近況報告のようなものを送りたいと思っています。お返事はくださっても下さらなくてもどちらでも構いません。

 

 

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カルチャーラジオは面白い

2022-11-21 14:32:05 | Weblog

今年の9月から12月までの ラジオNHKR2での「カルチャーラジオ」は私の好きなトピックが中心の番組ですから、

欠かさず聞いています。もっともリアルタイムの放送ではなく「聞き逃しサービス」を利用して録音したものを聞いています。

月曜日は「ラジオアーカイブ、昭和人物史」で最近ではプロ野球の「広島」の元監督の古葉竹識氏、「南海」や「ヤクルト」などの野村克也氏、「南海」の鶴岡一人氏が取り上げられました。古葉元監督の低くいい声は懐かしく、野村元監督のぼやきも面白く、鶴岡元監督の独特の渋い声もよかったです。本人の声を聞くだけで、当時が思い出されるから録音は貴重だと思いました。喜劇役者兼落語家の柳家金語楼氏の話も聞いて面白かったです。

火曜日は歴史再発見「食の流行から見る暮らしの近現代史」で阿古真理さんが担当しています。

①幕末と獣肉食ブーム ②明治のあんぱんブーム ③三大洋食ブーム ④戦後の台所革命 ⑤キッチンが変える料理

⑥70年代外食ブーム ⑦80年代「エスニック」料理 ⑧デパ地下の誕生

「昔の台所は現代のように便利なものではありませんでした。電気や水道、ガスがなければそれぞれ、水を汲みに行ったり、かまどで、ご飯をたいたり、七輪で炭を起こして煮炊きをしました。まな板の上で野菜や魚を切るのも洗い物も全部床にしゃがんでする動作でした」と聞いて当時の女性たちはつらかっただろうと思いました。祖母や母たちの苦労がわかります。

その台所が変わってきて作る料理も変わってきたのです。

水曜日は芸術その魅力「19世紀パリ音楽サロンへの旅」で、ピアニスト・作曲家の中山博之氏が担当しています。

①サロン音楽の誕生 ②社交界はピアノが似合う ③音楽家はエンターテナー ④サロン界にスター誕生 ⑤新奏法ノクターンの秘話 ⑥ショパンのノクターン⑦ショパンの音楽的変革

ショパンとリストを取り上げていて、ショパンのノクターンの一部をピアノで弾いてメロディー、伴奏の和音などわかりやすく説明してくれます。ショパンのノクターンが好かれる理由はまずメロディーが覚えやすいこと、短調で始まって長調で終わると最後は救われるなどいろいろあります。

木曜日は文学の世界 「生きていくための現代短歌」で歌人の東直子さんが担当しています。

「命を読む 植物をみつめて」「命を読む 動物とともに」「食を味わう 菓子と果物」などがありました。

金曜日は科学と人間「植物と人類の歩み」で船山信次氏が担当しています。

人類にとって植物は食べ物としてだけでなく衣類や住居などに使われていますが、薬や毒としても使われています。

ボタンやキク、アサガオは薬用植物として中国から入り、ヨーロッパの中世の暗黒時代には植物の毒が横行し、

世界4大スパイスであるコショウ、ナツメグ、クローブ、シナモンはアジア原産なので、それらを求めて大航海時代が起こったそうです。

 

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孫は9歳!

2022-11-11 15:33:15 | Weblog

孫が先日9歳になりました。

小学校3年生ですが、将棋とポケットモンスターカードゲームに夢中です。

どちらも相手と対戦するものですが私には難しすぎて孫の相手はできません。

もっぱら母親(私の娘)が相手をしていますが、母親には勝ち目がなかなかないのでつまらないそうです。

孫は誕生日には色々プレゼントをもらっていましたが、ポケモンカードに関するものが多かったようです。

私は本を買ってあげましたが、将棋の本と防災サバイバルのマンガでした。

孫は将棋の本をたくさん買ってもらっています。

全部で30冊もあり半分はマンガですが、私の買った本はマンガではなく孫が欲しいといった大人用の将棋の本です。

たくさんある「手」を覚えるのだそうです。

本屋さんに行くとたくさんの学習マンガの本があり、大人の私でもワクワクします。

歴史や科学のマンガの本は勉強になります。孫が借りてきた「歴史探偵コナン1~12」はとても面白かったです。

最近は歴史の教材が増えているので覚えるのが大変です。新しい事実もあるし、知らないことがいっぱいありました。

伝記のマンガも私は大好きなので「津田梅子」や「宮沢賢治」、「手塚治虫」、「杉原千畝」、「野口英世」「坂本龍馬」など孫が借りてきた本を読ませてもらいました。

本屋さんには「グレース・ケリー」や「オードリー・ヘプバーン」など美しい伝記のマンガがありました。

これも読みたかったです。

 

 

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11月になって

2022-11-08 15:55:18 | Weblog

11月になって早くも8日経ってしまいました。

最近は道路もお店も人出が多くなっていますがコロナ感染者は一時は減っていたのに、また少し増えたようです。

お祭りやイベントが3年ぶりで開催されてコロナ以前の状態に戻りつつあるせいでしょうか。

孫の運動会や遠足もありました。これで早くコロナが収束してくれればいいのですが。

上橋菜穂子さんの「狐笛のかなた」を読みました。

ずっと前に読んだことがあるものの、ストーリーを覚えていませんでした。

やっと読み終えて、主人公の小夜と、霊狐の野火のけなげで一途な思いに感動しました。

「小夜は12歳。人の心が聞こえる〈聞き耳〉の力を母から受け継いだ。

ある日の夕暮れ、犬に追われる子狐を助けたが、狐はこの世と神の世の〈あわい〉に棲む霊狐・野火だった。

隣り合う国の争いに巻き込まれ、呪いを避けて森陰屋敷に閉じ込められている少年をめぐり、小夜と野火の、

孤独でけなげな愛が燃え上がる・・・・ひたすらに、まっすぐに、呪いの彼方へと駆けていく、二つの魂の物語」

と本の裏表紙に書いてありました。

はじめはバスの中で読んでいて、何度も中断しては続きを読んでいたのですが、ついに結末が気になって続きを読んでしまいました。

小夜には不思議な力があるので、何度も命を狙われますが、霊狐の野火は少年の姿になって何度か小夜を助けます。

しかし、なかなか真意を理解してもらえず思いが通じません。周りの人々も霊狐を疑い恐れています。

それでも、野火はひたすら小夜を思い、ついに小夜は野火の思いに気づきます。

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