12歳のバイオリニストHIMARIさんの演奏をうっとりしてずっと聞いています。
HIMARIさんは吉村妃鞠という、3歳からバイオリンを始めて6歳でプロのオーケストラと共演、国内外のコンクールですべて1位またはグランプリを獲得という日本の少女です。現在は慶応義塾幼稚舎の6年で、2022年にアメリカの難関で名門の音楽大学 カーティス音楽院に最年少で合格して、日本とアメリカを行き来しているそうです。
私は、今まではラジオやCDなどでバイオリンの演奏は聞くだけで、コンサートにも行ったことがないので見たことはなかったのです。ところが、最近は動画でコンサートの様子を見ることができるようになり、かわいい少女がオーケストラの指揮者の下で素晴らしい演奏をするのを見て、すっかり虜になりました。動画では、バイオリニストの弓の動かし方や指の動きまでアップで見せてくれるのです。HIMARIさんの演奏を見ていると、こんなに早く指を動かすのか、すごい!とバイオリンのことはあまり知らなくてもつい見とれてしまいます。
HIMARIさんがオーケストラと共演するパガニーニの「バイオリン協奏曲第1番」やブルッフの「バイオリン協奏曲」は曲も素晴らしいのでつい聞きほれてしまいます。かわいい少女が大勢の楽団員と一緒に演奏し、時にはすばらしい独奏を聞かせるのですから、画面から目が離せません。今でもこんなにすごいのに、これからどんなにすばらしい演奏家になるのか楽しみです。彼女を教えている先生は「大人バージョンのHIMARIを見たい」そうです。
HIMARIさんがインタビューで答えているところによると、5時間練習してそのあと先生と練習するそうです。できないところは100回も1000回も練習するそうです。「バイオリンって自分のためだけに弾いているものではないでしょう。人のために音楽を届けているのです。人を幸せにできる、感動させられるバイオリニストになりたい。」と言っています。もう十分そうなっていますが、さらに進化してほしいです。
HIMARIさんの夢は世界中の人に音楽を届けることだそうです。「音楽は苦しいときに人に寄り添ってくれるものです。
私の演奏でみなさんが元気になったり、勇気をもらったりしてほしい。」と言っています。