体配が出来ていないと指摘を受けました。そう言えば離れや会をどうすべきか考えてきました。体配は以前は勉強していましたので知っていると思っていましたが、知っていることとやれることは違うのです。また、やれても射品・射格の向上は別問題なのです。射品・射格の向上はどうしたら図れるかを勉強し直しています。
すわり方、教本
(イ)正座
立った姿勢から吸う息にて足を約半足後方に真っ直ぐに引き息を吐く。
ついで上体がくずれないよう、また腰が曲がらないように「胴造り」を保ちつつ、吸う息で腰を沈め、後方に引いた足の膝頭を床につけつつ、他方の足の膝頭をつけ、両膝を頭をそろえ(腰で送りこむ)腰を決め、片足ずつ両足の爪先を伏せ、両拇指を重ね(またはつける)、静かに尻を両踵の上におき、息を吐く。このとき上体を真っ直ぐに伸ばすことを忘れてはならない。
(ロ)跪坐
前述の通り坐って両膝頭をそろえ、踵をつけ爪立った姿勢となり、物を持ったときは主たるものを持った方の膝を生かす。
窪田先生
「5,跪坐の仕方(四巻237頁)
①跪坐は吸う息で右足を半足引くが、この引き足の踵は床に着いたままで浮かせてはいけない。
②引くときは踵が内に入りやすいので、やや踵を外に出すつもりで引けば3センチの間隔は保てる。
③半足引いて息を吐き、それが吸う息に変わったその息合いにつれて、伸び立った姿勢を崩さず腰を下ろして行く。
④吸いはじめた息の流れにつれて腰を下ろす動作にすれば、動作は一本の流れとなって生きる。
⑤右膝が床に着き、屈した爪先から足を前に送って両膝を揃え、弓を持つ左膝を掌が入る程度に腰で吊るようにして生かし、残身の伸びをとる。
⑥跪坐の足は両踵を合わせる。踵が開いていると腰が抜ける。
⑦体配、射行のすべて楽をすると崩れるものである。」
Hさんのまとめ
定めの座の正座
「吸う息で 右足を半足引き息を吐く、吸う息で上体が崩れないように腰が曲がらないように胴造りを保ちつつ両膝を曲げ腰を落とし、後方に引いた右膝を床に着けつつ腰を送って右膝を左膝に合わせ、足先を片方ずつ伸ばし、両足の親指を重ね膝は拳一つ開いて、静かに尻を両踵の上に紙一枚空ける気持で置き正座し息を吐く。」
「15.本座で跪坐する。
(1)吸う息で右足を半足後方に真っ直ぐ引き、息を吐く
(2)吸う息で上体が崩れないように腰が曲がらないように胴造りを保ちつつ両膝を曲げ腰を落とし、後方に引いた右膝を床に着け左膝を着け
(3)腰を送って右膝を左膝に合わせ(両膝頭は本座の線)両踵を着け跪坐し、膝は拳一つ開いて、静かに尻を両踵の上に紙一枚空ける気持で置き爪立った姿勢となり息を吐き、左膝を生かす。
注:①腰を落とすとき後ろに反り勝ちになるので、両肩を真っ直ぐ爪先の上に落とす気持ちで跪坐する。
②膝を生かすのは腰をつり上げるように、つり上げた後下げる人がいるが下げてはいけない。
③膝を生かすとき上体を真っ直ぐ伸ばすことが大切である。常に縦線を伸ばすことを心がけておくと良い。
④弓の方向に合わせ矢の方向を変える。
⑤跪坐の両足は踵をつけた八の字
⑥姿勢は後ろに反り勝ちなので、肩を落とし、膝の前に重心を置く」
教本と窪田先生、Hさんのまとめを照合して今後良いものにまとめる。
すわり方、教本
(イ)正座
立った姿勢から吸う息にて足を約半足後方に真っ直ぐに引き息を吐く。
ついで上体がくずれないよう、また腰が曲がらないように「胴造り」を保ちつつ、吸う息で腰を沈め、後方に引いた足の膝頭を床につけつつ、他方の足の膝頭をつけ、両膝を頭をそろえ(腰で送りこむ)腰を決め、片足ずつ両足の爪先を伏せ、両拇指を重ね(またはつける)、静かに尻を両踵の上におき、息を吐く。このとき上体を真っ直ぐに伸ばすことを忘れてはならない。
(ロ)跪坐
前述の通り坐って両膝頭をそろえ、踵をつけ爪立った姿勢となり、物を持ったときは主たるものを持った方の膝を生かす。
窪田先生
「5,跪坐の仕方(四巻237頁)
①跪坐は吸う息で右足を半足引くが、この引き足の踵は床に着いたままで浮かせてはいけない。
②引くときは踵が内に入りやすいので、やや踵を外に出すつもりで引けば3センチの間隔は保てる。
③半足引いて息を吐き、それが吸う息に変わったその息合いにつれて、伸び立った姿勢を崩さず腰を下ろして行く。
④吸いはじめた息の流れにつれて腰を下ろす動作にすれば、動作は一本の流れとなって生きる。
⑤右膝が床に着き、屈した爪先から足を前に送って両膝を揃え、弓を持つ左膝を掌が入る程度に腰で吊るようにして生かし、残身の伸びをとる。
⑥跪坐の足は両踵を合わせる。踵が開いていると腰が抜ける。
⑦体配、射行のすべて楽をすると崩れるものである。」
Hさんのまとめ
定めの座の正座
「吸う息で 右足を半足引き息を吐く、吸う息で上体が崩れないように腰が曲がらないように胴造りを保ちつつ両膝を曲げ腰を落とし、後方に引いた右膝を床に着けつつ腰を送って右膝を左膝に合わせ、足先を片方ずつ伸ばし、両足の親指を重ね膝は拳一つ開いて、静かに尻を両踵の上に紙一枚空ける気持で置き正座し息を吐く。」
「15.本座で跪坐する。
(1)吸う息で右足を半足後方に真っ直ぐ引き、息を吐く
(2)吸う息で上体が崩れないように腰が曲がらないように胴造りを保ちつつ両膝を曲げ腰を落とし、後方に引いた右膝を床に着け左膝を着け
(3)腰を送って右膝を左膝に合わせ(両膝頭は本座の線)両踵を着け跪坐し、膝は拳一つ開いて、静かに尻を両踵の上に紙一枚空ける気持で置き爪立った姿勢となり息を吐き、左膝を生かす。
注:①腰を落とすとき後ろに反り勝ちになるので、両肩を真っ直ぐ爪先の上に落とす気持ちで跪坐する。
②膝を生かすのは腰をつり上げるように、つり上げた後下げる人がいるが下げてはいけない。
③膝を生かすとき上体を真っ直ぐ伸ばすことが大切である。常に縦線を伸ばすことを心がけておくと良い。
④弓の方向に合わせ矢の方向を変える。
⑤跪坐の両足は踵をつけた八の字
⑥姿勢は後ろに反り勝ちなので、肩を落とし、膝の前に重心を置く」
教本と窪田先生、Hさんのまとめを照合して今後良いものにまとめる。