弓道修行日記

このブログに、弓道修行する中で、学んだこと、考えたこと、試行したこと等を書き残し弓道修行の友とする。

手の内についてーコメントに答えます

2017-11-11 | 意見発表

記事を見ていませんので回答が遅れました。

手の内の練習ー弓を持たないでする練習法―離れについて追記しましたー星野流一文字の大離れ

 コメント-1

はじめまして。私は、ついこの間高校から弓道を始めたものです。
先日弓道の大会があり、初心者なのに人数の関係で出させていただいたのですが、結果は残念。悔しくて、上手になりたいと思っていたところちょうどこのHPを発見しました。
特に、私はこの手の内についての記事はとても感心しました。いつも先生の手の内を見てもいまいち感覚がつかめなかったのですが、之を見ながらやったら、すごくわかりやすかったです。
ところで、質問があるのですが、離れの後皆さんの弓手を見ると、手首が少し左にそれているような気がします。之は角見が利いていて、弓返りするからそうなるのですか?私は今弓返りしなくつるが腕に当たってしまうのですけど、原因は手の内でしょうか?
またご参考にさせていただきます。
ありがとうございました!

回答

だだしいい残身は教本の残身でしょう。

私は月刊「弓道」誌の表紙の本多政和先生の写真を部屋に貼っています。

【弓道】2003 9 21天皇盃 本多政和先生 (Honda Sensei) - YouTube

を見られても、先生の左手はまっすぐ伸びていると思います。

角見はまっすぐ押すだけです。

捻ってはいけません。

手の中で弓が捻られているのです。

矢を持たずに引いて、ゆっくり弦を30センチほご引いて戻して見て下さい。

どうなりますか。

(1)弦は腕と平行になるーこれでは、手の内が出来ていません。

(2)弓は弦が正面(審査員席)を向くー正しい手の内と言えます。

上記(2)は・・・弓を持って手の内の練習をする段階に進むことになります。

取りかけで、正しい手の内で弓を握って、そのまま弓だけを打ち起こし(弓と弦は正面と平行)、引き分け大三に、ここで、弓と弦は正面に平行ですが、大三に向かうにつれて、弓手は取りかけの時の手の平向きは体と直角ですが、大三に向かうにつれて、掌が正面を向くようになります。(弦は常に体に平行)

大三に行くに従って、掌が正面に(審査員の方向)に向くと言うことは、90度向きが変わることになります。ここがとっても大切なところです。

※※修正の要

弓が、タオルを絞るように絞られているのです。

順序を変えて、弓構えの弓を打ち起こし大三とすると弓の弦は正面を向きます、ここで弦だけを引くと、弓は弦に引かれて、回ってきます。

しかし、手の中では弓が回ってきますが、本当には回してはいけないのです。手の中では一見弓は回りますが、引いている弦をゆっくり戻すと弓はほとんど元の向きに戻る・・・と言う事でなければならないのです。ここが手の内と言われるところです。

引いた弦をポンと放せば、弾みで弓が回転するのです。その回転が完璧に行くと360度近く回転するのです。

  ただ、左拳は離れた後10㎝ほど後ろに開きます。

 

 


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