ラジオ話をまさか再び、と言う形でやってみたが、意外に長続きしたなと思いつつ、自己満足を噛み締めつつ、と言う感じである。
ラジオと言えば10代の初めの頃にテレビの代わりに手を伸ばしてしまったのだが、結果的にはマニアックさが深まるばかりで、何もならなかった事は否めない。ただ本当に誰にも測れような宝物が出来ただけで。それで良いのか?と思いつつ、作り上げて埃を被った箱を見つめる私が居る。
色々面倒になったから、と言う訳ではなくて、単純に語る時間がなくなってしまったから、と、語れる程に話のネタもなく、また探そうともせずであって、すっかり、オリジナルキャラ達の語りが目立ってしまったけれど、それはそれでありかなと自画自賛する反面、感じたことを感じたままに書くと言うスタンスはどこへ言ってしまったんだろう?と自分自身に問いかけるもうひとりの私が居る。そう書くと何だかどこかで聞いたような話になってしまうのだが、そんな文体が結構好きで。
長話をしても所詮、右から左へ流されるだけで誰の胸にも心にも届きはしないのなら、あえて語らずもありか、とも思う。気持ちを書いた所で支離滅裂と矛盾さが双方向から押し寄せて来るのなら余計に書く手は動かなくなる。けれど、このブログを始めてしまった以上、なにも語らぬ訳にもいかずで、何でも良い、語れるだけ想ったままに、そこに嘘詐りなければそれでいい、と啖呵をきっても裏腹に自信を持てないもうひとりの私が、やめておけ、やめておけ、失敗するから、と歩みを止めさせている現実もある。
押すか退くか、その駆け引きを葛藤と読んでも過言ではないがその狭間の感情は、双方向から押し寄せるが為に矛盾を孕む事は致し方がない。総てが一筋の道で行くはずもない、と言う論理を人は崩したくなるようで。そんな事して何が楽しい?そこまでして負けたくないのかお前は?と言う台詞が常に自分にも回ってくるのもまた口惜しい。負けたくないのは他ならない私自身だろうよ、と言う声すら聞こえてくるのもまた耳が痛い。結局、強くでようとすればするほどに打ち砕かれるこの想い。出る杭はうたれるにしてもそれは納得行かない話で。
そんな話ばかりが続く私をさらしても何もなりやしないが、そのさらしたことこそが伝えたい、届けたい事なんだと思う。
涼風鈴子「はい、おはよお゛ー。涼風鈴子だよー“Morning on Saturday”だよー。そんで、今日はおーみそかなんだっよぉーっ(エコー)」
雀宮朝輝「涼風さんテンション高いすね。おはようございます、Expressの雀宮朝輝です。そして、本日のお客様です」
塚村尚人「おはようございます、Expressの塚村尚人です」
涼風「何しにきたんですかあ゛ーっ」
塚村「えっ、遊びにです」
雀宮「私が連れてきました。今年の終わりの日なんで、手軽に」
シーバス32世「ドレミファソラシドレ」
涼風「歌歌いは呼んでないぜ」
シー「やかましいんだインチキDJ。出番が少ないんだ、こんな日くらい出たってバチは当たらないんだドレミファソラシドレ」
塚村「シーバス32世さん、お会いできて光栄です」
シー「お前が準急の塚村かドレミファソラシドレ。途中から各駅に止まるならとっとと帰るんだドレミファソラシドレ。急行は雀宮だけで充分なんだドレミファソラシドレ」
雀宮「あの、塚村さんも急行なんですが」
シー「だまれ、急行雀宮。私の判断に間違いはないんだドレミファソラシドレ」
涼風「偉そうに言うんじゃねーっ(ハリセンがとぶ)」
シー「何しやがるインチキDJ」
涼風「虹色輝台に帰れ、イ為ヴォーカロイド歌謡がっ(シーバス32世を殴り飛ばす)」
塚村「すげーテンション。これでは特急なら快特涼風ですね」
雀宮「どうせなら急行特急で」
涼風「あんなのと一緒にすんな゛ぁ゛ーっ(火炎を吐く)」
塚村「まま、落ち着いて下さい。番組中ですので」
涼風「関係ないね。あ゛だしの番組なんだ、文句は言わせねーんだよっ(ガラス粉砕)」
イ為屋お金令「嫌だねえ、年の瀬だからって妙にもりあがっちまって。ありえないねえ」
涼風「かえ゛れーーっ」
Express「落ち着いて下さい、落ち着いて下さい」
お金令「なんなのさ、いつも叫んでばっかりで芸がない。あんたなんかDJ失格よ」
涼風「だまれ、イ為屋。八丁畷の城下町へかえりやがれ゛ーっ」
Express「落ち着いて下さい、落ち着いて下さい」
八丁畷同心海芝浦偽左衛門「これは涼風様、失礼致しました。八丁畷同心海芝浦偽左衛門です。ささ師匠――耳打ち中――。こちらへ」
お金令「しょうがないね、旦那がそこまで言うのなら引き下がりましょうかね」
八「――(スタジオのライトが落ちる。ある有名キャラクターのテーマ曲挿入)――大晦日だからってあんまり調子に乗るなよ、インチキDJ(こてつを抜く)」
涼風「だから早く帰れってんだろうがっ!!(落雷)」
Express「お止めくださいまし、お止めくださいまし、本番中です。本番中です」
涼風「ったく、しょうがねーな、どいつもこいつも」
木田麻衣子「おはようございます、“Morning on Saturday”の今、木田麻衣子です」
塚村「をや、木田さんだ」
涼風「ネタギレだからってレギュラー全員出してきたな」
木田「大晦日時の“Morning on”、盛り上がりましたがエンディングです。どうぞ来年も1日1日が素晴らしい日でありますように。“Morning on”をどうぞ宜しく」
涼風「また、来年も聴いてよね。ここに居て暴走してやるからね」
全「さよなら」
塚村尚人「こんばんはーExpressの塚村尚人です。この時期特有の臨時番組です。今日は、相方の雀宮朝輝さんはおらずで、私、塚村尚人がひとりでお届け致します。何故にいきなり?ですが、そこはいつもの気まぐれと言う事で許して下さいなでございます。ひとりで番組やるのどれくらいぶりか?と考えても思い出せないんですが、“Morning on”をそう言えばいつかにやったような気がしますが、忘れました。更新前のExpress時代は、割と簡単にひとりで番組やってましたね。私がやってみたいってのが大きかったんですけどね。ひとりでマイクの前でこうしてしゃべると言う何気ない事がいいなんてあの頃は強く思ってましたけれど、相方はどこ行ったよ、ですよね。たまにWeekend with Azure skyで、LNPと言う今では出来ない番組名を出してますが、あの時も私だけでて相方は居ないと言う何してんの?でしたね。柿島孟子さんとは一応コンビは組んでましたけれど、でもExpressじゃなかったんですよね。そして今日もまたひとりで出てきて、雀宮さんをほったらかしてますが。あんまりティームプレイが得意でなかったりするんで、こうやって単独でまーやっときゃいーか、で駆り出されると言う安易な企画に便乗するお前は有り得ない、そう言われてしまいますね、はい。でも、やってみませんか?と言われると、良いですねえ、とホイホイのってしまう安易な面がありまして、また後先考えないでお前は…となります。あんまり後先考えますと、何か先行きなんかないんだろどーせ、とつい悲観してしまったりするんですが、そこは許しておくんなましでございます」
雀宮朝輝「いや、ゆるさないんですが」
塚村「あれ、雀宮さんいつの間に」
雀宮「いつの間にじゃありませんよ、何、こんな良い時に一人で番組やってんですよ。またExpressを潰す気ですか?」
塚村「点点点汗」
雀宮「それは、エクスプレスのあとにリミデッドエクスプレスがつく人の台詞ですので、台本にも書いてないんですが」
塚村「台本?そんなんありましたっけ?臨時番組なんで、んなものはありません」
雀宮「と言う漫才撃はこのあたりにしまして。12月30日でイヤーエンドフェスタ2011ですよ。ひとりでらぢおやってないで私を呼びなさい、私も」
塚村「いっ、いつもの雀宮さんじゃない」
雀宮「――放送自粛――。なんて事、言わすんですか」
塚村「勝手に御一人で言われても…汗。といった所で、臨時番組1230でした。なんだったんでしょうねえ」
雀宮「こうだったんですねえ(塚村に生クリームたっぷり皿を食らわす)」
涼風鈴子「はい、はよーざいますぅ~涼風鈴子だっすー。さっ今年はあと2日。あそーれあと2日。だから何だってんだよ、ですが」
雀宮朝輝「おはようございます、Expressの雀宮朝輝です。終わり間際は盛り上がって参りましたですね」
涼風「“Morning on”も盛り上がれば良いんですが」
雀宮「盛り上がってますよ、何てったってインチキDJ涼風鈴子さんですから」
涼風「いぇ~い(チョキ)」
雀宮「ほら盛り上がった、盛り上がった。それで良いんですよ。それで。これで明るい“Morning on”だった、と印象づけられますよ」
涼風「そんなに簡単にいきますかね」
雀宮「いきます。終わりよければ全てよしになりますから」
涼風「終わりよければねえ。終わるたって次の日はありますから本当は終わらないんですよね」
雀宮「現実話は、【楽屋裏】でお願いします」
涼風「現実話をそこでやっても意味がないとおもいやすよ」
雀宮「細かいことは気にしない、気にしない」
涼風「都合良い話ですな、そりゃ。以上、“Morning on”でした」
涼風鈴子「はい、はよーざいますぅ。インチキDJが出てきて“Morning on”。今更なんなのか?なんでもねーよ、単なる番組なんだよ、この野郎…と何だか何処かで聞いたような台詞が出ていますが」
雀宮朝輝「おはようございます、Expressの雀宮朝輝です」
涼風「ついでに、インチキDJの婿です、って言わないとダメでしょ」
雀宮「確かに。でもまー、やはりExpressなんで」
涼風「夫婦で番組やる時が来たか“Morning on”ですけどねえ。あり得ますね、あり得ますねですよ。マジで」
雀宮「有り得るんですか?」
涼風「有り得るんですよ。何しろ--暴言吐きます、インチキDJは涼風鈴子どすう--」
雀宮「なるほど。まーなんともうしましょうか。さながら点点点汗ですね、はい。」
涼風「そのリアクションがつまらないんですか゛ぁーと言う迷惑ファックスが来てますが」
雀宮「そんな話は台本に書いてありませんよ」
涼風「書いてなくて当たり前。あ゛だしが今思いついたんだから」
雀宮「思いつき台本ですか。色々あるんですねえ」
涼風「所詮は2色鉛筆でしかないですけどね」
雀宮「赤か紺ですか?」
涼風「まーそんな所ですね。と言った所で以上、“Morning on”でした」
涼風鈴子「はい、はよーざいますぅ~。涼風鈴子どすぅ~。“Morning on”どすぅ~」
雀宮朝輝「おはようございます、Expressの雀宮朝輝です」
涼風「さて、ニューイヤーまでのカウントダウンが続いてますが、これがなかなかなかですね」
雀宮「来るまで一歩一歩ですからねえ。簡単にはいかないですね」
涼風「この番組もなかなか終わらないと言う引き延ばし、引き延ばしがありますが」
雀宮「それは言い過ぎです。放禁です」
涼風「あれ?何、今の放送されちゃったの?マジで?」
雀宮「みたいですね。涼風さんヤバイです」
涼風「今更でしょう。多分」
雀宮「だから何だ、でどうなる?どうする?“Morning on”」
涼風「こうなる“Morning on”(雀宮にハリセンを食らわす)」
雀宮「私を叩いても何にもなりませんぜ、姉御」
涼風「ネタよ、ネタ。気にしない、気にしない、気にしない」
雀宮「んな事言われても気になりますよ」
涼風「あとは、【楽屋裏】で」
雀宮「常套手段に出ましたね」
涼風「はい。そうなりましたね。以上、“Morning on”でした」
涼風鈴子「はい、はよーざいますぅ~、涼風鈴子どすぅ~、“Morning on”どすぅ。さぁ゛~て皆さん、今日は何曜日ですかぁ?」
効果音「(凹んだ声)月曜日」
涼風鈴子「そーげつよーびー。と言うことは?」
効果音「(更に凹んだ声)ブルーマンデー」
涼風「嫌ですね、嫌ですねっ、嫌ですねっ!」
雀宮朝輝「本当嫌ですよね。おはようございます、Expressの雀宮朝輝です」
涼風「2011年最後のブルーマンデーですが、この憂鬱な月曜日は来年も再来年も続きますので、これで終わらないんですよねえ。厄介でございますよ」
雀宮「毎週月曜の朝はブルーマンデー的“Morning on”で勘弁して下さいですね。いやいや、今朝もさみーのてこんな日の朝は何もしたくないですね」
涼風「本当ですよね。んでまー今週はあと4日ありますので決して短くない事をお忘れなく。と言った所で“Morning on”、今朝はここまでとします」