博士兎「はよーだ兎ひゃー。モーニングオンだ兎ひゃー」
涼風鈴子「涼風鈴子だうがあ。モーニングオンだうがあ。日曜日は快晴だうがあ」
博士兎「所でりんりんこっこ、りんりんこっこは、いつ――」
涼風鈴子「あー、聞こえない、聞こえない、そんな話は台本には書いてない」
海芝浦偽左衛門「これは、これは、涼風様」
博士兎「どやあ♪」
涼風鈴子「何しに来たんだ侍。13号地でいつもの必ずなんとかじゃねーのか?」
海芝浦偽左衛門「13号地?ああ、あの怨みを晴らしてなんたらですか、世迷い言を。お戯れを」
涼風鈴子「わざとらしい。さあ、その前に腰のものを預かろうか?」
海芝浦偽左衛門「どうぞ、どうぞ」
涼風鈴子「なんだ?やけに軽いじゃねーか。これホントに腰のものをか?」
――スタジオのライトが落ち、有名時代劇キャラのテーマ曲が流れる――
海芝浦偽左衛門「そいつは、偽物で、本物はこっちだぜ」
悲鳴
――スタジオのライトがつく――
博士兎「もふもふもふ」
冥王星猫「にやあ」
博士兎「灯りがついてしまった兎ひゃー」
冥王星猫з-|あらま|
涼風鈴子「またお前らか。猫は冥王星、兎は月に」
博士兎「猫と一緒に冥王星行くからあとは頼んだ兎ひゃー」→消える
涼風鈴子「はい。今日もやまなしおちなしいみなしかちなしろくでなし、のモーニングオンでした」