オーストラリア ヒロシのリタイヤ日記

1994年からメルボルン在住のヒロシです。留学後に現地で就職、国際結婚、2020年、55歳からリタイヤ生活。

スカートを履く男性

2023年10月28日 19時05分45秒 | ドラゴンボート

今朝は暗い内から目が覚めて、2度寝は出来ませんでした。というのも、今日はドラゴンボートクラブに行く日だったからです。ドラゴンボートというのは、長細い船を20人程の人が櫂(パドル)で漕ぐというスポーツです。スポーツですから大会があり、ビクトリア州にいくつもあるクラブで競ったり、他州と試合をしたりするようです。

今朝はいつもより少し多めの朝食(オーツ麦)を食べてから、8時20分には出発。初心者の集合時間は9時でしたが、その15分前には着いて、クラブハウスの前で待っていました。

そして、次々に初心者の人達とコーチが到着。今回も大部分が僕の様な中年で、前回と同様に女性が多かったです。9時20分ごろに準備体操を始め、安全の為の注意事項を聞いた後、ドラゴンボートの決められた位置に一人ずつ呼ばれて、座っていき、練習が始まりました。風が強かったので、海には出ず、パタソン川を行ったり来たりしました。この川は、運河の様になっていて、川べりに豪邸が立ち並んでいて、お金持ちが庭先にボートを浮かべたり、庭先からカヌーをしたり出来る高級住宅地なのです。

ボートに座る位置ですが、、、前回は左側だったので、今回は右側を予約しておきました。その理由は、左右、どちらでもパドルが出来る様にした方が良いと思ったからです。それに、左右均等に筋肉が付いた方が良いからです。

練習ですが、、、今回もやはり疲れました。兎に角、コーチに「やめー。」と言われるまで漕ぎ続けるのが大変なんです。普通の作業は、疲れたら止めることができます。例えば、ジョギング。自分で止めたくなったら、止まったり、歩いたり出来ます。止めるか続けるかは自分が決められ、自分次第です。でも、このドラゴンボートは、コーチが「やめー。」って言う迄、苦しくても、疲れても、必死に全力で漕ぎ続けなければなりません。

それが、非常に苦痛です。初めは、良いのですが、段々疲れてくると、苦しくなってきます。あまりの苦痛に涙が出てくる位です。心の中で、「早く、止めたい。早く休みたい。これ、いつまで続くの?早く、止めさせて!コーチ、お願い、もう、出来ない。これ以上は無理、、、。」と考えながら、喘ぎながら、漕ぐのです。肉体の苦しみが、何分も続くのです。

今回、2回目ですから、、、まだまだ、体も筋肉も出来ておらず、疲れ易いのは当然ですが、、、これから徐々に筋肉も付いて来て、疲れが少なくなるのかも知れませんが、筋肉が付いたら、もっと早く漕ごうとするから、疲れの度合いは変わらないのかもしれません。

練習の後は、皆でボートを洗って、その後はクラブハウスでコーヒーや紅茶を飲みながら、雑談。今日は、スキー友達のジョーはいませんでしたが、、、僕と同じ初心者のケリーとリンダ、それに、キャメロンと雑談しました。驚いたことに、キャメロン(男性)は、着替えた後、何と、スカートを履いていました。日本では、男性がスカートを履くなんて、考えられないですよね?実はオーストラリアでも聞いたこと、見たことがありませんでした。キャメロンは電気のエンジニアで、普通の男性だと思ったのですが、、、ちょっと変わった男性ですよね? でも、クラブでは、皆に無視されたり嫌われたりすることなく、皆も普通に接していました。 これを見ても分かるように、オーストラリアは色んな人がいて、違っていても寛容な社会だと思います。

来週の火曜日の夕方の練習はハロウィンの日なので、仮装をして練習に行くことになりました。仮装をしない人はボートに乗れないのだそうです。なので、僕も子供達にハロウィンの衣装(魔女の帽子と吸血鬼のマント)を借りて、練習に参加する予定です。

午後からは散歩に行ったので、今日は夕方、昼寝をしました。

それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。


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