オーストラリア ヒロシのリタイヤ日記

1994年からメルボルン在住のヒロシです。留学後に現地で就職、国際結婚、2020年、55歳からリタイヤ生活。

高齢者の海外旅行

2024年02月05日 18時58分57秒 | 海外移住

昨夜は搭乗手続きの受付が開く夜6時丁度に列に加わったのですが、、、既に長蛇の列が出来ていました。そこでは30分程で手続きが出来たのですが、何と携帯にあるチケットを見せずに、パスポートを手渡すだけで手続きが出来ました。

出発までは2時間半ありましたから、、、お腹も減ってきたので、まずコンビニでのり弁とお握り二つを購入し、お店の近くの椅子で夕食を食べて携帯のSIMを買ったお店でオーストラリアから持ってきたSIMを入れ替えて貰いました。

お腹も膨れて満足して、4階にある保安検査の列に加わったのですが、、、ここもまたさっきのところよりも、長蛇の列で、、、検査のゲートが4つあったのですが1つしか稼働していなかったのです。

結局、保安検査を通過するまで、1時間以上はかかってしまいました。気勢の荒い国民なら暴動が起こりかねない状況でしたが、、、流石にここは日本。誰も保安検査の係員に悪態をつく人はいませんでした。空港で働く職員の人達は、イラついた乗客から毎日大変なストレスにさらされていると思います。

そして、そこから空港内を移動する小さな電車にのって出発ゲートのある建物に移動して、飛行機の搭乗ゲートに着くと搭乗がほぼ終わりかけの頃で、多くの人が既に搭乗を終えていたのです。

夜9時の出発の便の3時間前に搭乗手続きの列に並んだ僕でさえ搭乗にギリギリだったので、、、僕より後に搭乗手続きを済ませた人達は、飛行機に乗れたのか心配なくらいです。実際に飛行機が出発したのは予定よりかなり遅れてしまいました。

ケアンズ空港についても保安検査の列が長くて、30分は列に並んだ気がします。メルボルン行きの飛行機は予定よりも1時間近く遅れての出発でした。搭乗手続きを済ませているので、手続きをした乗客を置いていくことはないとは思いますが、やはり搭乗予定時間を過ぎてしまうと気が気ではありませんよね。

保安検査に1時間もかかるのは、どう考えても異常ですよね。

飛行機では殆ど人はエコノミークラスで椅子に座って知らない人の直ぐ隣でジェットエンジンの音を聞きながら寝させられ、しかも多くの国へ行くと時差がありますから、、、海外旅行は言わば苦行に晒されるわけですから、、、保安検査くらいは素早く通れるようにしてもらいたいと思います。

乗客を見てみると、やはり若い人が殆どで、僕の様な中年の人はあまりいませんでした。70代や80代の高齢者は皆無でした。

高齢者が海外旅行に向いていない理由を列挙すると、、、

  • 飛行機の中では椅子に座って寝させられること。
  • 長時間座った姿勢でいると首や腰に負担がかかること。
  • 血液やリンパ液が脛に溜まってエコノミー症候群の原因になること。
  • 見知らぬ他人の直ぐ隣に寝させられること。
  • ジェットエンジン音や赤ん坊の泣き声で寝られないこと。
  • トイレに行ったり飲み物を飲んだりが簡単には出来ないこと。
  • 搭乗手続きや保安検査などに1時間も列に並ばなければならないこと。
  • 手荷物を持って階段を上り降りしなければならないこと。
  • 時差がある国へ行ったり、帰ったりした場合は時差ボケになること。
  • 機内食や現地での食べ物が違うので、慣れない物を食べなければならないこと。
  • 水や食べ物が非衛生的な国や地域があり、下痢などの原因になること。
  • 東南アジアや中南米などの国へ行く場合は、様々な病気の予防接種が必要なこと。
  • 外国は言葉が通じないですから、意思の疎通が出来ないのは心理的にストレスなこと。

この様に、海外旅行って苦行でしかありません。出来ればしないに越したことはないと思われます。海外に行くと、すべてが珍しく新しい発見があるとは思いますが、代償があまりにも大きいです。

特に高齢者には不向きで、無事に帰ってこれたとしても、寿命が縮んだと感じるのではないでしょうか。

僕だって、親や兄弟や友達が日本に居るから日本に行きますが、他の外国に行きたいとは全く思いません。海外旅行って苦行に他ならないです。

いつまで日本とオーストラリアの間を行ったり来たり出来るのか? いつかは出来なくなる日が来ると思われます。高齢になっても日本に遊びに行けるように、、、今の内から体を鍛えておこうと思います。

高齢者で数百万円の旅行代が払える富裕層の人達はクルーズ船で数ヶ月かけて海外を回る方法もあります。ただ、旅行の大部分は船の中で過ごすので、集団生活が嫌いな人には不向きかも知れません。

それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。

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高齢国際カップルのオーストラリア移住

2024年01月22日 19時27分50秒 | 海外移住
今日は元同僚のオーストラリア人にAさんの家に招待されたので行ってきました❗
25年程前に僕がメルボルンで仕事をしていた時に僕の職場に来たのがAさんでした。Aさんは3年くらい一緒に仕事をした後で退職され、20年前に来日されて、名古屋の私立の高校などで英語の助手を経て、最近ではフリーランスの個人の英語教師として、子供から大人まで、幅広い世代に英会話を教えていらっしゃいます。

Aさんは社交ダンスで出会った日本人男性と10年程前に結婚されました。ご主人は英語を話すのは苦手ですが、聞き取りは得意だそうで、ご家庭での言語は、Aさんは英語で話して旦那さんは日本語で話すそうです。

Aさんは常に英会話のレッスンの仕事の予約で一杯だそうで、リタイヤは未だ考えていないそうです。そして、いつかリタイヤするのなら、老後は日本ではなく、旦那さんとメルボルンで住みたいのだそうです。

実は、この計画を聞いて「それは、、ちょっと、、、。」と思わずにはいられませんでした。
というのは旦那さんは72歳で英語が話せないのです。
言葉が通じない所に住むことのストレスは並大抵ではなく、移住しても、いずれ鬱になって、オーストラリアに来た事を後悔し、今は円満な夫婦の関係にもヒビが入るのではないかと危惧しています。

70代になって、奥さんに言葉の通じない国に連れて行かれて、死ぬまで異国で生活しなければならないのは、大変過酷で孤独感を感じられるのではないでしょうか。もし旦那さんだけが異国で施設に入ることになれば、非常に困難な状況になってしまいます。

外国では、言葉が違うだけでなく、食べ物だって違います。日本食材店に行けばある程度、日本の食べ物は買えないことはありませんが、日本の価格の3倍くらいします。なので、食べたい物が、お店にあっても、買えないことが多いです。ご飯は普通のスーパーで買えますが、ハッキリ行って日本の米ほど美味しくはないです。

お風呂だって、湯船の代わりにシャワーしかない家が多いです。僕はお風呂のない家には住めませんし、殆んどの日本人は僕と同じ考えではないでしょうか。

トイレも日本で温水洗浄便座に慣れた人は、オーストラリアの旧式トイレでは我慢が出来ないと思います。僕の妻や子供達は、2年に1度、3週間、日本に来るだけですが、日本の快適な洗浄便座に慣れてしまったようで、オーストラリアの旧式便座には我慢が出来なくなり、洗浄便座に付け替えました。

この様に、高齢者の海外移住には非常に困難を伴うので、Aさんご夫妻のオーストラリア移住は失敗するのでは?と思うのです。

それでは、明日もこのブログでお会いしましょう。
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プールに行く前の文化の違い

2024年01月18日 20時38分12秒 | 海外移住
今日も一日中雨🌂の天気でした。午前中は図書館で借りた本を読んだりテレビを見たりゴロゴロしていましたが、午後からは父に送って貰って温水プールに行って来ました。

プールに行く前にオーストラリアから持ってきた赤い毛糸のニット帽を被っていたら、母も父も「そんな赤い色の帽子、被って行くなよ❗恥ずかしいに❗紺色の帽子、あったやろ❗」と、とても心配そうに懇願するんです。
「いや、探しんだんだけど、、、見つからんで。」

仕方なく、父のJA(農協)の帽子を被って車に乗りました。

これは日本とオーストラリアの文化の違いだと思います。オーストラリアでは、自分の好きな帽子を被ればよく、子供にどんな色の帽子を被るのか親は口出ししませんし子供の選択を尊重します。

ところが日本では、人と少し変わった色の帽子は被れない。もし被ると変わった人と見なされるので、恥ずかしい人になってしまい、親としても恥ずかしいことなのです。
日本では人と違うことは出来ないというか、難しいですよね。
常に他の人からどう見られるか、思われるかを気にしながら生活して、それが服などを選ぶ際の最重要項目ではないでしょうか。まあ、人と違ったものは売れませんから、それ程選択はありませんが。リクルートスーツなど、皆同じような色、スタイルですよね。会社側としても、個性のある人は困るということの表れでしょう。

それ故に、皆同じような色の帽子を被っているし、同じような服を来ています。

よく海外に支店のある日本の会社員が皆、同じような色の服を来ていて外国人の目には異様に映ります。

もう一つ、文化の違いの例ですが、、、今日は小雨が降っていたので、「傘をさしてプールに行ってくる。」と行ったら、両親とても心配そうな顔で、「濡れるであかん。車に乗せてったるで。」と言うのです。
僕としては歩いた方が運動になるし、好きな時間に帰れるし少し位濡れても直ぐに乾いてしまうと思うのです。
傘をさして歩くのはみっともない、恥ずかしいと考えるようです。

実はオーストラリアでは日本とは正反対で、少々の雨では傘をささないのです。子供達も学校へ行く時に雨が降っていても、傘をさす子供達は稀です。
僕もオーストラリアに住み始めた頃は少々の雨では傘をささないオーストラリア人を不思議に思ったものですが、利にかなっています。
多少雨に濡れた位、直ぐに乾きます。日本では、雨の中、傘を指さないと恥ずかしい、惨めだから、他人からあの人おかしい、変だと思われるのは嫌だから、という理由もあるのではないでしょうか。

例えば、夏の暑い日、夕立に濡れるのは気持ちがいいですから、傘は要らないのではないでしょうか。

今日、

僕はプールに入ったり出たりで3時間もずぶ濡れでしたけど、もちろん大丈夫でした。

みなさん、あんまり他人の目など気にせず生きて行きましょう。もっと、楽に生きられますよ。

それでは、明日もこのブログでお会いしましょう。
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図書館カード見つかる❗

2024年01月16日 21時08分21秒 | 海外移住
朝食はお餅4個のお雑煮と卵かけご飯)の後、石油ストーブのある居間で新聞を読んでいると電話がなりました。実家では迷惑電話が多いので、すぐに電話を取らず留守番電話に応答させると、、、図書館からでした。

急いで電話を取ると、期待した通り、昨日、ミニブラックホールに吸い込まれたと思っていた図書館カードが今朝、図書館の入り口付近に落ちていたと電話して下さったのでした。「はい、そうです。今日、取りに伺います。ありがとうございました。」と、一件落着となりました。

物を無くすのは嫌なものですが、母の物、しかも公共のカードですから、、、見つかって良かったです。

さて、その後、家の近くの橋を渡って堤防を散歩したり、ジョギングしたりして、2キロほどの所にある市民温水プールまで行きました。日本にいる間に、このプールにも行って水泳も練習したいです。
昼御飯の後、縁側で少し昼寝。今日は第一級の寒波が来ていて日本中が寒気に覆われ、今朝は庭に1センチほど雪が積もって白くなりましたが、午後には全て溶けてしまいました。

父の軽トラで図書館へ。無事に紛失したカードを受け取りました。
2時間程図書館で本や雑誌を読んで、登山の本2冊を借りて来ました。
それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。




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無事に関西空港に着きました❗

2024年01月14日 23時41分25秒 | 海外移住
昨日は、夜の10時頃、ケアンズ空港に着きました。そこからタクシーで市内へ移動。宿は予約してなかったので、タクシーの運転手さんに安くて泊れそうな宿に連れていってと頼んだら、12、3分ほどで、ケアンズ市内のバックパッカーズ ホテルに到着しました。バックパッカーズと言うの
相部屋の宿で、そこでは、8人部屋や4人部屋、そして日本では考えられない、男女混合の部屋もありました。宿泊客の殆どは若い世代の若者です。

僕が泊った部屋は4人部屋で、幸いこの部屋には僕の他に1人だけが寝ているようでした。
部屋にはトイレ、シャワーがあって、54ドルと、安かったです。

今朝9時頃、タクシーで空港に着いてジェットスタート航空の国際線の受付付近で受付が始まるのを待っていたら、出発時間が12時半なので9時半(3時間前)から受付け開始なのに、9時頃から列が出来始め、、、受け付けが始まる頃には長蛇の列が出来ていました。

7時間程で無事に関西空港に到着。今までは新大阪まで、関空特急はるかに乗っていたのですが、
今回初めて大阪駅までのバスを使ってみました。
電車よりも遥かに楽で、それに、、、お値段もずっと安くて(1600円)、時間も変わらなかった気がします。

宿はカプセルホテルを予約しました。建物はまだ出来たばかりなのか新しくて、内装もシンプル。誰もいない大浴場も広びろしていて、これで素泊まり3500円は、安い。ただ、カプセルではなく、カーテンの仕切りだけなので、、、いびきをかく人がいると、丸聞こえしそうです。幸い僕はスキーロッジで鍛えた耳なので、少々のいびきは、気にせず寝られます。
それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。



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ぎっくり腰、やらかしました!

2024年01月10日 18時03分12秒 | 海外移住

今日のお題のぎっくり腰、ここ1年以上やっていなかったのですが、、、久しぶりというか、、、やってしまいました!

重い物を持ったとか、そういうのは全くなくて、、、今日は10時のお茶にニールとペムが呼んでくれたので、行こうとして、車を出してから、門の前で車を停めて、門を閉めて車に乗ろうとしたところで、ピリっと、腰の筋肉が痛みだしました。アレっと思ったら、徐々に酷くなっていく感じで、、、歩き方が、お爺さんのようになってしまいました。

過去に何度か(5、6回?)経験したことがあるので、急に治るものではなく、日薬というか、、、徐々に良くなっていくのは分かっていますが、良くなるまで、多分一週間ぐらいはかかると思います。

明日と土曜日にはドラゴンボートのトレーニングに行くことになっていたのですが、この状態では無理。酷くなってしまっては、日本への飛行機の旅も辛くなるので、オンラインでキャンセルしました。

ドラゴンボートでSNSグループの3人の友達にもメッセージをして、練習に行けたくなったことを伝えると、直ぐに2人からお見舞いのメッセージを頂きました。

妻にも先程メッセージで伝えました。。まあ、筋肉の痙攣のようなものですから、それ程の大事でもありませんし。

さて、今朝は天気が良かったので、、、朝の散歩。

 

いつも散歩で通るゴルフ場にカンガルーがいたので、写真を撮りました。

散歩から帰ってきて、少し休憩してから、借りていたオーストラリアの地図帳を返しに、ニールとペムの家へ。ペムの弟さんのロッドと奥さんのバーニーもいたので、5人で楽しくお喋り。ヨロヨロと歩いていたのですが、腰痛のことは気付かれなかったようです。

5

今回も家庭菜園も見せて貰ったり、お茶を飲んだりして、2時間程お邪魔をしてきましたが、この家は屋外のテーブルの隣には水泳プールがあって、夏の暑い日にも快適に過ごせますが、やはり塩素を入れたり、掃除も大変らしく、、、市からフェンスの検閲もあるそうで、お金が飛んでいくそうです。

さて、帰宅してお昼を食べてから、、、いつもの昼寝。今日は腰痛の為、横になれる椅子で昼寝をしたので、、、2時間も寝てしまいました。起きてからボーっとしながらヤフーニュースをチェックしたりユーチューブを見たりしていると、晩ご飯の支度の時間でした。

今日は、鳥の胸肉とズッキーニの天ぷらを、腰痛をこらえながら、気合を入れて作りました。息子が喜んで食べてくれたのですが、、4人分くらい余分に作ったので、、、僕がいない間、息子が食べてくれると思います。

天ぷらは、一つ一つ衣をつけて揚げるので、作るのは面倒くさいですよね。でも、美味しいですから、、、たまに作ります。デザートは巨大なイチジク。これ一つでお腹が膨れる程の大きなイチジクでした。

それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。

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2023/12/18

2023年12月18日 06時17分09秒 | 海外移住
オーストラリアに移住したヒロシです。こちらでのリタイア生活を綴っています。主なトピックは、
海外移住
国際結婚
早期リタイア
スキー
ハイキング
ドラゴンボート
など。
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メルボルンのベトナム人街

2023年11月21日 19時08分50秒 | 海外移住

今日のメインイベントは家族でベトナム料理のフォーを食べに行ったことです。このブログを長らく読んでいる皆さんは、もうご承知だと思いますが、、、家族で外で食べに出かける時に一番よく行く場所は、、、ベトナム料理のフォーのレストランです。レストランというよりは、、、どちらかと言えば、ベトナム食堂に近いです。一年に少なくとも4、5回は、食べに行きます。本当は、月に1度くらい食べに行きたいのですが、、、飽きてしまうのが怖いので、、、適度に間をおいて、2,3か月に1度ぐらい行くのです。メルボルンにはベトナム人街というかアジア人街が4つ程あって、、、ここスプリングベールと街の中心部に近いフッツクレー、ボックスヒル、そして、メルボルンの中心街にある中国人街(チャイナタウン)です。

これらの街を歩くと、、、道行く人の半数以上はアジア人。オーストラリアには昔、中国人が金鉱の労働者として移民したようで、、、近年になると、アメリカの要請に応じてベトナム戦争に参戦したオーストラリアは、戦後、漁船などの小さなボートで難民になって海を漂流したベトナム難民の多くを受け入れることになり、オーストラリアのメルボルンやシドニーに移住しました。子供達は現地の学校に1年も行けば言葉には不自由しなくなりますが、大人、特に中年以降は、高齢になるほど言語の習得は困難になります。

これらの街では英語を話せないベトナム人も多く、、、ベトナム人だけで集まって住むようになり、ベトナム人の街が形成されます。今日、行ったベトナム料理のレストランも、、、ベトナム語と中国語で品書きが書いてありますが、英語では書いてありません。考えられる理由は3つで、、、殆どのお客さんはベトナム人か中国人だから、もう一つは、英語でのメニューの書き方が分からないから。それとも、異文化情緒を漂わせる為に、わざと英語で書いてないのかもしれません。ただ、ウエイトレスの女性も、大抵、英語はあまり得意そうではなく、僕らが英語で注文すると、多少緊張が顔に走るので、、、やはり、英語訳が分からないのかも知れません。

日本でもここ10年くらいでしょうか、技能実習生などとして多くの外国人が日本に住んでいるそうですよね。日本人の社会の中に入って、順応出来ればいいのですが、同じ場所に、同じ国の人達ばかりが集まって暮らすのは、、異様ですし、壁が出来てしまいます。なので、移民だけの社会は出来るだけ作らず、特に住む場所は分散した方が、良いのではないかと思うのは、僕だけではないと思います。

フォーの昼食の後は、、、直ぐ近くのKFLスーパーマーケットというアジア系の食料品店で、うどんや餃子の皮、豚肉、カレー粉、ふりかけ、キムチなどを購入。うどんは30食分を箱で購入しました。カレーも2キロ購入しました。

家に帰って休憩した後、服を着替えてドラゴンボートクラブでボート漕ぎに汗を流しました。ラッキーなことに僕の直ぐ後ろに座ったのは副コーチ。トレーニング中に後ろの席から色んなアドバイスを貰いました。漕ぐ時に、頭を振らないこと、漕ぎ始めは、もっと前に前屈すること、Aの形の様に、上の腕を真っすぐに伸ばすことなどです。最後に、タイミングは完璧で良かったと褒められましたが、、、一つでも褒められて良かったです。そのコーチは僕よりも20年程若い女性でしたが、、、こちらでは年齢は関係ないので、初心者の僕にビシビシとアドバイスをくれました。

それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。

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オーストラリアの混浴サウナ

2023年11月13日 12時17分31秒 | 海外移住

スキーロッジの奉仕作業から一夜明けた今日は、自宅でのんびりと過ごしています。今朝は散歩している途中に近所のジムとコレットに会ったので話した後、少しジョギングしたりして、10時半頃には家に戻りました。

さて、皆さん、お待ちかねの今日のお題はオーストラリアの混浴サウナ。実は、奉仕作業に行って来た僕のスキーロッジには何とサウナがあります。先週金曜日はイギリス出身のニックとサウナの話になって、興味深い話を聞いたので、皆さんとシェアしたいと思います。僕はヨーロッパの国を訪れたことはないのですが、イギリス人で30歳の時、オーストラリアに移民したニックは北欧の国々を訪れたことがあり、ヨーロッパのサウナについて教えてくれました。

ニックによれば、サウナ特にドイツ、オーストリアの国々では非常に人気があり、特に北欧のフィンランドでは、サウナの文化は生活の大きな一部になっているようなのです。人口が500万人のフィンランドには、何と2百30万個のサウナがあるのです!自宅にサウナがある家も多いし、公共のサウナ風呂もたくさんあるそうです。日本でいう自宅のお風呂、近所の銭湯、山間部の温泉や街のスーパー銭湯のお風呂ような感じなのだと思います。

日本のお風呂と違うのは、、、混浴なのです!夫婦でサウナに入るのなら、全裸でも不思議はないのですが、家族全員どころか、友達と一緒に、或いは、ご近所さんと一緒に、公共のサウナの場合は知らない人と一緒に、男女別ではなく、一緒に全裸で入るのだそうです。しかも、更衣室も男女別ではなくて、一緒。自分が服を脱いでいる時にすぐ前で知らない若い女性が素っ裸になるのは、、、刺激が強すぎますよね。

「えー?でも、流石に10代や20代の女性は、知らない男の人の前で拭くを脱ぐのは躊躇するんじゃないの?」とニックに聞いてみたのですが、、、あちらの人は人の前で全裸になるのは、人前で靴下を脱ぐとか、マスクをとるくらいの感覚で、まったく恥ずかしいことではないらしいのです。それに、裸になるのは、性的なことではないそうで、日本で育った僕にとって、全く理解不能な感覚です。

以前、アラスカに留学していた時に人生で最初で最後の全裸混浴サウナを体験したのですが、、、見ず知らずの全裸の女性と一緒にサウナに入って、お話出来たのは良い思い出です。

日本でも温泉や銭湯に全裸で入りますよね。下着や水着をつけて入る人はいないと思います。同性の前では、裸になることは、別に恥ずかしいことはないですよね。ヨーロッパのサウナでも同じで、水着や下着をつけて入ることはなく、全裸で入ることになっているのだそうです。バスタオルを持って入りますが、、、それは体の一部を隠す為ではなく、お尻の下に敷いて、汗が落ちるのを防ぐ為だそうです。

子供の頃から、混浴のサウナに入っていれば、別に恥ずかしがることもないし、異性の裸は見慣れてしまっているので、、、例えば、日本にあるストリップ小屋のようなところは、これらの国では流行らないのではないでしょうか。

さて、ロッジのサウナの話に戻ると、ここ数年、このサウナ室は物置きになってしまっていたので、先週末の奉仕作業では綺麗に片づけました。なので、来シーズンは、サウナ復活しそうです。

サウナで体を温めた後、隣にあるシャワー室で冷水のシャワーを浴びたり、サウナ室のドアを開けて、雪の中でもがいて体を冷やした後、また熱いサウナに入ることを何度も繰り返して楽しむようです。ただ、残念ながら、オーストラリアのサウナですから、水着を付けることが多いそうですが、、、出来れば、本場ヨーロッパのサウナの様に、全裸混浴で入るようにと、張り紙をしようと思うのは僕だけでしょうか。

それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。

 

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オーストラリアの花 2

2023年10月20日 18時49分17秒 | 海外移住

今日は昨日に続いて、オーストラリアの花シリーズの2です。

昨日、オーストラリアのユーカリの木の花は花弁がないか、凄く小さいと書いたのですが、、、その理由が分かりました。

今は何でもグーグルで検索したら、直ぐに分かりますよね。さて、その理由は、、、ユーカリの木は、受粉をミツバチなどの昆虫に頼るのではなく、風に頼るからだそうです。なので花弁で虫を誘う必要がないからなのだそうです。

つまり、花が綺麗なのは、、、虫に見つけてもらって、花の中に来て貰えるように、目立つ色、そして対照的な形、そして、香水にもな綺る匂いと、甘い密を用意して待っています。もちろん、昆虫だけでなく、小鳥や人も花には惹きつけられるようです。

さて、受粉を風に頼る種類の植物は、昆虫に頼る植物に比べると、大量の花粉を出す必要があるそうです。なので、この時期、花粉症に悩まされる人々は多いです。

グーグルで調べたのですが、花粉症の有病率はに対して、日本人は15パーセントに対して、オーストラリア人は20パーセントです。日本では地域によって差が激しく沖縄と北海道では少なく、中部地方や関東地方では多いようです。これは、杉などの花粉の原因になる植物が多い所では有病率が高いのでしょう。

さて、今日は、絶好のスノーケリング日和だったので、誰か、一緒に行けそうな人はいないものかと、平日、働いていない知り合いにメッセージを送ったのですが、、、皆、忙しいか都合が悪かったのです。その内の一人のジョーが、「今日は用事があって行けないけど、、、毎週、土曜日にドラゴンボート、しに来ない?」と誘ってくれました。

以前、地元のヨットクラブで、基礎のコースはしてみたのですが、レース(競争)する意味が分からず、止めてしまいましたが、ドラゴンボートなら、老若男女が、皆で一緒になって、ボートを漕ぐわけで、何だか楽しそうと思い始めました。もちろん、いずれは他のドラゴンボートクラブとのレースがある訳ですが、、、。

とにかく、リタイアした今、何かのクラブに入って、色んな人に会って話すのは非常に大切だと思ってはいたので、渡りに船というか、丁度いいタイミングだと思うのです。

ただ、普通のオーストラリア人と比べて体重が軽く、筋肉量も少ない僕がドラゴンボートのレースに参加しても役に立つか、甚だ疑問なのですが、、、。ヨットやモーターボートと違って、筋肉を使わなければ前に進まないのは、、、楽ではありません。

それで、教えて貰ったアプリでお試し入会の登録をしてみたら、、、何と、明日の朝、、そのドラゴンボートクラブに行って練習というか、基礎のトレーニングが出来るようです。初めの一か月(4回)はお試し期間ということで、会費は無料ですから、損することはないですし、、、

「人生は壮大な暇つぶし」とはフランスの哲学者のパスカルの言葉だそうですが、、、このドラゴンボートレースって、壮大な暇つぶしだと思うのは、僕だけでしょうか?

それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。

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