私は何がしたいのか・・・?
俺は何をすればいいのか・・・?
私たちはどうすればいいのか・・・?
生きる、生きていく上で、こういった自問自答や、社会への憤りや不満が無い人はいないのではないでしょうか?(最近はいないのかもしれませんが・・・)
見終わった後に、ちょっといい感じの印象になる作品です。
「キャッチボール屋」
会社のリストラに遭い、高校時代の仲間との飲み会で憧れの女の子の結婚を知り、ベロベロに酔った勢いで東京に出てきてしまった主人公:大山。
ベンチで寝ていると「キャッチボール屋」なる男性から、鍵を渡されキャッチボール屋を留守の間頼まれる。
特に何の感情も、東京に来た目的も忘れてしまった大山はキャッチボール屋をすることに・・・
公園でキャッチボール屋をする中で、様々な人生が交錯し絡み合い・・・
誰もがトンネルの先の光を見つけられたのか・・・?
という感じの映画です。
主役の大山を演じるのはハゲタカの大森南朋。
周りには最近の映画やテレビでよく見る面々・・・寺島進に松重聡に光石研などなど。
キャッチボールは相手が取りやすいように投げるのがポイントらしいです。
言葉のキャッチボールと言うほど、人間のコミュニケーションも同様なのでしょう。
希薄なように見える現代の人間関係。
現実にはありえないでしょうけど、絡み合う人間関係の果てに光を見つけるそれぞれの登場人物に自分を写してみるのもいいかもしれません。
あらすじ(goo映画より)
会社をリストラされて東京から故郷に戻ったタカシは、高校時代の野球部の仲間たちと飲んでいるうちに、酔った勢いで東京行の最終電車に乗せられてしまう。ところが、目覚めた場所は都会の公園。再び上京した理由をさっぱり思い出せないまま、スーツ姿の見知らぬ男から10分100円でキャッチボールの相手をするキャッチボール屋の店番を頼まれる。結局、男が戻ってくることはなく、タカシはその不思議な商売を引き継ぐのだが…。
主人公は自分がなぜそこにいるかも思い出せない頼りない男。意外なことに本作が初主演だという大森南朋が、ちょっとした他人の事情や成り行きでなんとなく人生のコマを進めてきたようなタカシをのほほんと演じている。たまたま出会った人々と築いて行く緩やかな絆は、都会の片隅で細々と、でも確実に引き継がれているらしいキャッチボール屋にいかにもふさわしい。ただし、キャッチボールはしっかり受け止めることも大事だが、投げ返さないと成り立たない。そこが肝心。懐かしい山口百恵の“夢先案内人”でも口ずさみながら、ぶらりと散歩に出たくなる。北野武作品などで助監督を務めてきた大崎章の長編デビュー作はそんな幸福感に満ちている。
俺は何をすればいいのか・・・?
私たちはどうすればいいのか・・・?
生きる、生きていく上で、こういった自問自答や、社会への憤りや不満が無い人はいないのではないでしょうか?(最近はいないのかもしれませんが・・・)
見終わった後に、ちょっといい感じの印象になる作品です。
「キャッチボール屋」
会社のリストラに遭い、高校時代の仲間との飲み会で憧れの女の子の結婚を知り、ベロベロに酔った勢いで東京に出てきてしまった主人公:大山。
ベンチで寝ていると「キャッチボール屋」なる男性から、鍵を渡されキャッチボール屋を留守の間頼まれる。
特に何の感情も、東京に来た目的も忘れてしまった大山はキャッチボール屋をすることに・・・
公園でキャッチボール屋をする中で、様々な人生が交錯し絡み合い・・・
誰もがトンネルの先の光を見つけられたのか・・・?
という感じの映画です。
主役の大山を演じるのはハゲタカの大森南朋。
周りには最近の映画やテレビでよく見る面々・・・寺島進に松重聡に光石研などなど。
キャッチボールは相手が取りやすいように投げるのがポイントらしいです。
言葉のキャッチボールと言うほど、人間のコミュニケーションも同様なのでしょう。
希薄なように見える現代の人間関係。
現実にはありえないでしょうけど、絡み合う人間関係の果てに光を見つけるそれぞれの登場人物に自分を写してみるのもいいかもしれません。
あらすじ(goo映画より)
会社をリストラされて東京から故郷に戻ったタカシは、高校時代の野球部の仲間たちと飲んでいるうちに、酔った勢いで東京行の最終電車に乗せられてしまう。ところが、目覚めた場所は都会の公園。再び上京した理由をさっぱり思い出せないまま、スーツ姿の見知らぬ男から10分100円でキャッチボールの相手をするキャッチボール屋の店番を頼まれる。結局、男が戻ってくることはなく、タカシはその不思議な商売を引き継ぐのだが…。
主人公は自分がなぜそこにいるかも思い出せない頼りない男。意外なことに本作が初主演だという大森南朋が、ちょっとした他人の事情や成り行きでなんとなく人生のコマを進めてきたようなタカシをのほほんと演じている。たまたま出会った人々と築いて行く緩やかな絆は、都会の片隅で細々と、でも確実に引き継がれているらしいキャッチボール屋にいかにもふさわしい。ただし、キャッチボールはしっかり受け止めることも大事だが、投げ返さないと成り立たない。そこが肝心。懐かしい山口百恵の“夢先案内人”でも口ずさみながら、ぶらりと散歩に出たくなる。北野武作品などで助監督を務めてきた大崎章の長編デビュー作はそんな幸福感に満ちている。