住宅街の中の空き地へバスが到着し、みなさんいそいそと用意を始めます。
Σ(・口・)!!!!
なんか私だけ荷物多い・・・
そう。
正確な情報、最近の情報が無い為に片っ端から用意したのです。
ま、まあ仕方ない。(´Д`;)
バス内で班分けを聞き、私は1班。
集まるように指示を受け、1箇所に集まります。
私たち「IGR銀河鉄道観光」からの参加者以外にもたくさんの方がいるのです。
「グットネーバーズ・ジャパン」の神谷さんがハンドマイクでお話と説明をしてくれました。
ともかく熱中症で倒れるな!
熱中症で運ぶのも皆さんの大変な足でまといとなるのです。
もし地震がきたら個人で勝手に高台へ避難!(集団じゃなくて良い)とのこと。
1秒が避難の勝負なのです。
今回の震災で誰もが学んだ教訓です。
それではいざ!
これは以前の河川敷清掃で撤去された物だそうです。
この撤去された物が土手に何百メートルも続きます。
それを業者の方が重機でダンプへのせ運ぶというピストン輸送をされていました。
私たちの仕事は取りきれなかった流出物を川から撤去する事なのです。
川にはまだまだたくさんのものが埋まっています。
大きいものはタイヤからドア?まで。
布団もあればプラスチックカゴも。
木材や紙は基本OK。微生物が分解してくれますからね~
ビニールやナイロンはもちろんダメ。
問題は木材に刺さっている釘。
けっこう頻繁に釘がでている木材があります。これらを丁寧に抜くのです。
釘は回収です。
作業が始まるとつい黙々と作業してしまいます。
腰痛のクセに腰を曲げていつまでも探してしまいます。
しかしメガネは不利!
ゴーグルが曇ってメガネも曇る。メガネを取ると何も見えない。
私はゴーグルを時々取って、メガネだけで作業しましたが、やはり木が茂るところ等はゴーグルをして突入しました。
時々
ハッ! Σ(・口・)
と気づき飲み物を飲みます。
強制的に午前中だけで500ミリは飲めと言われていたので。
開始時は曇っていて助かりましたが、時々晴れ間が出る事が多くなり汗もダラダラポタポタと垂れてくるようになりました。
休憩~!
お昼はお弁当を頼んでおきました。
手作り弁当です。
超うまい!
なんだか生き返るきがします。
しかも・・・
このお弁当・・・
復興弁当!
なんかお役に立てている気になって嬉しい。
私は福岡から来ているおじさんの横に座って話ながら食べました。
羽田まで飛行機。各駅停車で福島のボランティアしてこの日は岩手。
すごいな・・・
サッカーが好きで、各地のサッカー場を行かれているとの事。千葉にも来たことがあるそうです。ありがとうございます。
そんなこんなでお昼も終わり・・・
午後の作業も無事終了の声が。
じゃあこれを最後に・・・っと土に埋もれた布を発見して引っ張るも取れない。
(#`Д´) をりゃーっっ!!!!
・・・取れない。
応援を呼び大柄なあんちゃんにお願いすると・・・
それは大きな布団でした。
最後の最後でちょっと腰を痛めましたが無事終了。
バスへ帰る途中、土手の前に住んでらっしゃる方が声をかけてくれました。
この辺は1.8メートルの津波が来たとの事。
確かにおばさんのご近所のお宅は、家の中がからっぽのお宅ばかり。きっと中のものを撤去されてどこかへ移られたのでしょう。
おばさんだってそんな目にあっているのに私たちへ「ありがとう」と・・・。
帰る用意をして、バスは盛岡へ向かいました・・・。
こちらこそありがとうございます。
バスで隣だった横浜在住(濱っ子)のMさん。
お疲れの中楽しい時間をありがとうございました。
翌日の作業はお怪我無かったでしょうか?
もしご覧いただけたらメール下さいませ~(・∀・)ノ