(アルバム紹介)
陣内昭男の、在住するタイのパイから届いた6作目アルバムは、3.11の大震災を悼んで作られました。
パイの自然の音や虫たちの羽音とともに、彼の音宇宙で魂を解放してください。
(annyのコメント)
2011年3月11日。
その時、あなたはどこにいましたか?
海で、川で、山で、大地で、家で、ビルで、畑で、道で…
どこにいても、何をしていても、日々目にする生々しい現実に痛みと悲しみを覚えたあの時。
忘れてはいけない。
遠い異国の地から空を仰いだ人が大勢いることを。
タイのパイで自然の息遣いをしっかりと感じた彼は、いてもたってもいられなくなったのだろう。
祈りが音楽となって溢れ出してきたに違いない。
本作品は、奏でる音やメロディーが、水の流れる音、風が通り過ぎる音と溶け合っている。
1曲1曲と聞き進めていくうちに感じる地球の鼓動。
ゆっくりと広がりつづける音の波は、様々に形を変え、宇宙まで繋がっているようだ。
宇宙は刻一刻と変化している。
しかし、たとえどんなに形が変わってしまったとしても、人の、人を想う気持ちは変わらない。
近くても遠くても、国籍や人種、価値観が違ったとしても変わらないもの。
「変わるもの、変わらないものがあるからこそ、今この瞬間を大切にしよう」
とそっと教えてくれているような、そんな気がした。
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Sound of KYOTO -すきま- /Earth & Astral 2011 | |
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