吉村京花☆歌う門には福来る

Jazz, Bossa Nova, Sambaを愛するシンガー、吉村京花のブログです。

ブラジル大使館でボサノバ講演会

2008年05月14日 | Weblog
きのうはとっても濃い一日。
午後から取材2件、うち1件は藤沢へ。
都内に戻って、ブラジル大使館でのBossa Novaに関する
講演会を聞きに行きました。

講師はMONIQUE(モニッキ)さん。
MONIQUEさんは、
「ボサノバの風景」(国際語学社)
という本も出されている
ボサノバ通。


途中からの参加でしたが
情報が半端でなく豊富で
何よりも、MONIQUEさんの
ボサノバへの愛情が伝わってきて
とっても勉強になったのでした。

特に印象に残ったのは
ボサノバが生まれてきた背景。

ボサノバのミューズといわれる
ナラ・レオンのアパートに
いろいろな人が集まってきて
それぞれの音楽性を尊重しつつ
誰も排除せず、自由な空気の中で
自然発生的にボサノバのムーブメントが起こっていった
ていうこと、

そのあたりは昨年公開された映画
”This is Bossa Nova"
を見ていただけると納得すると思います。
ナラ・レオンのチャーミングさに加えて
ホベルト・メネスカウのおおらかさ
カルロス・リラの色気とか。
何と言ってもジョアン・ジルベルトの変人ぶりを
受け入れていた仲間たちの寛容さ。

そんな自由な気運がみなぎって
新しい音楽が生まれていったところ。

私が今ボサノバに妙にひかれている背景には
そんな空気感もあるんだな~って
改めて確認しました。

MONIQUEさんもときどきライブされているので
要チェックですね。

終了後、軽くご飯食べて
お話できて楽しかったです。

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